《ワイト/Skull Servant》 †
通常モンスター
星1/闇属性/アンデット族/攻 300/守 200
どこにでも出てくるガイコツのおばけ。
攻撃は弱いが集まると大変。
STARTER BOXで登場した闇属性・アンデット族の下級モンスター。
《アンデット・ウォーリアー》と《フレイム・ゴースト》の融合素材。
単体での戦闘能力は全モンスターの中でも最低クラスだが、多くのサポートカードによって真価を発揮する。
フレイバー・テキストで言及されている通り人海戦術が得意で、墓地に集まると《ワイトキング》の攻撃力を強化でき、フィールドに集まると《トライアングルパワー》で全体強化できる。
《ワイトプリンス》という専用の墓地肥やし手段を擁しており、デッキから高速で墓地へ送る事でデッキ圧縮兼《ワイトキング》の育成が可能。
手札に来てしまうと手札コスト位しか使い途がないので、できるだけ手早く墓地へ落としたい。
レベル1であり《ワイトキング》・《ワイトメア》・《ワイトプリンス》とともに《ワン・フォー・ワン》等を共有でき、通常モンスターであり《高等儀式術》等を共有できる。
他にも、アンデット族であり《ゴブリンゾンビ》でサーチでき、《ピラミッド・タートル》でリクルートできる等、サポートカードは豊富にある。
《トライアングルパワー》や《下克上の首飾り》等を使う事で飛躍的に攻撃力を強化できる。
《同姓同名同盟》や《トライワイトゾーン》で展開し、その上で《トライアングルパワー》で攻撃力を全体強化すれば、攻撃力2300のモンスターがフィールドに3体並ぶ。
《トライワイトゾーン》は墓地に対象のモンスターが3体揃っていなければならないが、上述の《ワイトプリンス》を使えば難しい発動条件ではない。
- 「ワイト(Wight)」は元々は古英語で「人間」を意味する言葉。
J.R.R.トールキンの名作ファンタジー小説「指輪物語」に登場する動く死体「塚人(Barrow-wight)」の影響で、アンデッドの名前として用いられるようになった。
劇中では古墳に埋葬された王・王妃の死体に悪霊が憑いたものであり、古墳に近づく人間を殺そうとする。
- OCGでは服の色は紫を基調としたカラーリングだが、バンダイ版及び東映版アニメのカラーリングは緑色である。
- 公式動画「カリスマ研究生がゆく!」のコーナーでは白咲が視聴者から寄せられたお薦めモンスターの1体として登場。
白咲は視聴者から寄せられた200枚以上のカードの中から"アンデット族"をヒントに見つけ出した。
このモンスターのフレイバー・テキストを読んだ白咲はスタッフの嘘のアドバイスやテキスト内容から”どこでも使える便利なモンスター”と誤解していた。
その為か白咲の発言にナレーターは呆れた様子であった。
- 原作・アニメにおいて―
原作最初のデュエル「闇遊戯vs海馬」(1戦目)において闇遊戯が使用。
守備表示で召喚されるが、《巨大化》を装備した《ミノタウルス》に斧すら使用されず素手で握りつぶされた。
この見事な瞬殺について、キャラクターズガイドブック『真理の福音』では「クビのもげ方が、いさぎよい。」と評されている。
また、原作では遊戯が海馬の家に招待された際に、コレクションルームに展示されているのが確認できる。
海馬のユーモアなのだろうか。
- 東映版アニメ「遊☆戯☆王」において双六が使用しているのが確認できる。
- アニメ5D'sの「龍亞vsミシェル」戦においてミシェルがドローしているのが確認できる。
召喚される事なく、永続魔法《サークル・オブ・テラー》により墓地へ送られた。
また、チーム太陽が考案したデッキの中に最低でも2枚投入されており、吉蔵のデッキにも入っている事が確認できる。
- アニメZEXALIIの「遊馬vs片桐大介」戦において遊馬が使用した罠カード《埋葬混乱−バリー・パニック》、「凌牙vs璃緒」戦で凌牙が使用した罠カード《ゴースト・フリート・サルベージ》のイラストに描かれている。
- アニメARC-V1話の看板に描かれている。
「最恐で最強を目指す!」というワイトスクールなる学校の看板のようである。
- コナミのゲーム作品において―
遊戯王の最初のゲーム化作品であるモンスターカプセルブリード&バトルから登場している。
モンスターZOOの説明によると、最近、頭がはずれやすくなってきたのが悩みで、《バンブーマン》というモンスターに相談している模様。
「デス・レイ」という特技を持つ。
- 《ワイト》でトドメを刺すと「ワイトボーナス」が入るゲーム作品がある。
装備魔法などで攻撃力を上げれば難しくないので、「火の粉ボーナス」に比べればかなり達成しやすい。
関連カード †
―サポートおよび強化版カード
―融合関連
―《ワイト》の姿が見られるカード
―色違いモンスター
このカードを使用する代表的なデッキ †
収録パック等 †