効果モンスター 星1/水属性/悪魔族/攻 0/守 0 このカードは特殊召喚できない。 このカードの戦闘によって発生するお互いのプレイヤーへの戦闘ダメージは0になる。 このカードが戦闘によって破壊された場合、このカードを破壊したモンスターの レベルの数だけフォッグカウンターをフィールド上に表側表示で存在するモンスターに置く。
GLADIATOR'S ASSAULTで登場した水属性・悪魔族の下級モンスター。
雲魔物の一体であり、特殊召喚できない効果と戦闘ダメージを受けない効果、破壊された時にフォッグカウンターを置く効果を持つ。
戦闘能力や直接アドバンテージに繋がる効果は一切持たないが、戦闘破壊されることで大量のフォッグカウンターを置くことができる。
さらにフォッグカウンターを置くモンスターは自分・相手を問わず、後の利用法を考えて自由に選択が可能である。
戦闘ダメージを受けないため、少ないリスクで自爆特攻から効果を発動できる。
効果が戦闘破壊したモンスターに依存するため、受動的に戦闘破壊を待つより相手の上級モンスターを狙い積極的に自爆特攻させるべき場合が多いだろう。
レベルを参照するためエクシーズモンスターに弱いが、下級モンスターに戦闘破壊された場合でもある程度は役割をこなせる。
《雲魔物−キロスタス》にフォッグカウンターを乗せられるなら自爆特攻したモンスターを破壊してアドバンテージを稼げる。
相手モンスターに置いた場合は、《ダイヤモンドダスト・サイクロン》を単体除去として使用できる。
強力なモンスターに戦闘破壊されるほどフォッグカウンターが貯まり、除去の効果もドロー枚数も増えることになる。
ただし、自分のモンスターに置いた場合と比較するとカウンターを処理されやすく、活用方法も少ない。
自分のモンスターに置く場合、他のフォッグカウンターを使用する雲魔物モンスターのサポートとして使うことになる。
下級モンスターでは除去やハンデス効果を何度も使用でき、《雲魔物−ニンバスマン》は(置いたモンスターに関わらず)大量の攻撃力を得られる。
レベル4のアタッカーに破壊された場合でも2000、レベル8の最上級モンスターに破壊されれば4000という上昇値は凄まじく、劣勢の切り返しとして非常に有効である。
ただ、一切の特殊召喚ができないために使い回しが困難で、多くの雲魔物に対応する《召喚雲》や《リミット・リバース》が共有できない点が残念。
墓地に送られた時は《サルベージ》で手札に戻すか、《雲魔物−ストーム・ドラゴン》を特殊召喚するためのコストにするのが妥当だろう。
召喚して自身にフォッグカウンターを貯めるモンスターの多い【雲魔物】では、召喚権を使ってしまいモンスター展開が遅れてしまうという点も痛いところではある。