速攻魔法 自分のフィールド上及び自分の墓地の 炎属性モンスターを1体ずつ選択して発動できる。 選択した自分フィールド上のモンスターを破壊し、 選択した墓地のモンスターを特殊召喚する。 「炎王炎環」は1ターンに1枚しか発動できない。
ストラクチャーデッキ−炎王の急襲−で登場する速攻魔法。
自分の場の炎属性を破壊し、墓地の炎属性を蘇生させる効果を持つ。
炎属性全般を完全蘇生できるフリーチェーンの速攻魔法。
フィールドで破壊する炎属性モンスターを必要とするので、フリーチェーンである点を生かしサクリファイス・エスケープでディスアドバンテージを抑えたい。
即効性がある点から《奈落の落とし穴》などの回避手段として特に有効と言える。
蘇生効果以外のポイントとして、炎属性モンスターをリリースするのではなく破壊する点が挙げられるだろう。
これにより破壊されてこそ意味のあるラヴァルや炎王・《ネフティスの鳳凰神》等といったモンスターとのコンボが狙える。
これらのモンスターが苦手とする除外やバウンスに対して破壊によるサクリファイス・エスケープが可能なのは小さくない利点である。
同じ目的で使用される《デストラクト・ポーション》のようにセットする必要がなく、ディスアドバンテージも抑えられる。
ただし、《陽炎獣 サーベラス》や《火口に潜む者》など、チェーン2以降ではタイミングを逃すものも多いため注意が必要である。
《ヴォルカニック・ロケット》を蘇生し効果の発動を狙う場合も同様である。
破壊されるモンスターは墓地へ行く必要もないため、トークンを破壊して単純な蘇生として使うこともできる。
これに該当するものは少ないが、これらを生成する《怨念の魂 業火》や《クレイジー・ファイヤー》は破壊効果を持つので構築次第では連携も狙える。
難点は《真炎の爆発》同様に墓地を肥やす必要がある点。
ディスアドバンテージの観点から、あちらよりも一層墓地へ送るものやフィールドに展開するものの質を要求される。
《炎王獣 キリン》や《紅炎の騎士》などを上手く併用していきたい所。