永続罠 手札を1枚捨てて発動できる。 自分の墓地の恐竜族モンスター1体を選択して特殊召喚する。 この効果で特殊召喚したモンスターの効果は無効化される。 このカードがフィールド上から離れた時、そのモンスターを破壊する。 そのモンスターが破壊された時このカードを破壊する。
POWER OF THE DUELISTで登場した永続罠。
恐竜族専用の蘇生カード。
手札コストに加え、効果無効化のデメリットが課せられる。
テキストからは解りづらいが、《リビングデッドの呼び声》などと同様に、発動時にモンスター1体を選択する対象をとる(指定する)効果である。
《究極恐獣》等、最上級モンスターを特殊召喚すればある程度の戦力にはなるため、弱いカードではない。
しかし、上位互換の《リビングデッドの呼び声》が無制限、《死者蘇生》が制限の現在、墓地肥やしが決して得意ではない恐竜族に4枚以上も蘇生カードを投入しても使い勝手は微妙。
手札コストも手札増強手段が極めて乏しい【恐竜族】には厳しい要求である。
だが、このカードのポイントは「手札コストとして捨てた恐竜族モンスターも蘇生できる」ところである。
つまり、状況によって手札から恐竜族モンスター1体を効果を無効にして特殊召喚するカードとしても使えるのである。
いきなり《超伝導恐獣》や《究極恐獣》を特殊召喚できれば、奇襲性も高い。
墓地よりも手札から特殊召喚した方が効率的な場合が多いので、【恐竜族】に投入する場合は、上級モンスターを多めにした方が持ち味を生かせる。
手札事故防止のために《トレード・イン》も一緒に入れるといいだろう。
なお、この効果で蘇生したモンスターが墓地で発動する効果は無効化されない。
よって、《暗黒プテラ》・《ベビケラサウルス》・《ジュラック・ヴェロー》を蘇生・破壊させれば、効果を発動できる。
特に《暗黒プテラ》は特殊召喚後リリースする事で手札に戻り、手札コスト分を埋めてくれる。
が、結局2枚の手札を消費することに変わりはないので、本当に上級モンスターを特殊召喚した場合よりも有効なのか考えて使いたい。
―イラスト関連
Q:このカードの手札コストで捨てた恐竜族モンスターを、このカードの対象にとり蘇生させることは出来ますか?
A:可能です。
Q:恐竜族が墓地に存在しない状態で恐竜族をコストとして発動し、コストにした恐竜族を蘇生する事は出来ますか?
A:自分の墓地に恐竜族モンスター存在しない場合、《化石発掘》を発動することはできません。(08/09/28)
Q:このカードの効果で蘇生された《ハイパーハンマーヘッド》が、《風帝ライザー》に戦闘破壊されました。
《ハイパーハンマーヘッド》の手札に戻す効果は発動しますか?
A:はい、《ハイパーハンマーヘッド》の相手モンスターを手札に戻す効果が発動し、《風帝ライザー》が手札に戻ります。(09/01/22)
Q:このカードの効果で特殊召喚された《超伝導恐獣》や《ジュラック・アウロ》の効果で、自身をリリースした場合、効果は無効になりますか?
A:いいえ、その場合このカードと対象をとり続ける関係がなくなりますので効果は無効になりません。(09/10/09)