効果モンスター 星3/風属性/雷族/攻1100/守 700 フィールド上に表側表示で存在するこのカードが手札に戻った時、 このカードを自分フィールド上に特殊召喚する。 この効果で特殊召喚したターン、このカードは攻撃できない。
DUEL TERMINAL −シンクロ覚醒!!−で登場した風属性・雷族の下級モンスター。
「ミスト・バレー」の1体で、フィールド上から手札にバウンスした時、特殊召喚し、そのターン攻撃できなくなる誘発効果を持つ。
ステータスも中途半端で効果もコンボ前提であり、癖の強いカードである。
その点コンボの爆発力はそれなりであり、起点として優秀な働きをしてくれるだろう。
主な活用法として、《A・ジェネクス・バードマン》や《ミスト・コンドル》と併用することでボード・アドバンテージを損なわずに展開できる。
前者はレベル6のシンクロ召喚やランク3のエクシーズ召喚に繋げられるので相性が良い。
《霞の谷の神風》適用下では更にボード・アドバンテージを得ることも可能となる。
このカードはミスト・バレーと名の付く非チューナーなので、《霞の谷の戦士》や《デルタフライ》とで《霞の谷の雷神鬼》をシンクロ召喚できる。
なお、《ジェネクス・ブラスト》をリクルートした場合、サーチ効果はタイミングを逃してしまうので注意。
他には《モンスターレリーフ》とのコンボも一応成立するが、相手ターンでないと発動できない。
また、このカードは《霞の谷の巨神鳥》とのコンボによって、相手の行動を大きく制限することができる。
そのため、相手は何らかの効果を発動する前に、戦闘でこのカードを除去する必要が出てくる。
よって、このギミックを用いるならば魔法・罠カード等でこのカードを戦闘から守ってやりたい。
《オレイカルコスの結界》や《ガリトラップ−ピクシーの輪−》とは相性がよく、このカードを戦闘から守るだけでなく自身のデメリットも気にならない。
─英語名関連
Q:《スキルドレイン》の効果が適用されている場合に特殊召喚に成功したターン攻撃できますか?
A:いいえ、攻撃できません。
この「攻撃できない」効果は誘発効果に付随するものと考え、いかなる場合でも無効化されません。
もちろん、《神禽王アレクトール》・《禁じられた聖杯》など、いかなる手段をもってしてもこのカードは攻撃できません。(09/03/19)
Q:複数の《霞の谷の雷鳥》が自分フィールドから一度に手札に戻った場合、チェーンを組んで全ての《霞の谷の雷鳥》の効果を発動しますか?
A:はい、手札にて《霞の谷の雷鳥》の効果がそれぞれチェーンして発動します。(14/04/18)