《逆転の女神/Gyakutenno Megami》 †
通常モンスター
星6/光属性/天使族/攻1800/守2000
聖なる力で弱き者を守り、逆転の力を与える女神。
EXで登場した光属性・天使族の上級モンスター。
レベル6天使族唯一の通常モンスターであるため、《神光の宣告者》を儀式召喚するにあたっての《高等儀式術》要員となる。
手札に来た場合も、《神光の宣告者》や他の宣告者のモンスター効果、あるいは《宣告者の預言》のコストに使える。
用途が多く、【神光の宣告者】で採用して損のないカードである。
- 原作でもカードでも描かれていなかった全身像が、第五期に入り《女神の加護》で突然明かされる。
《女神の加護》に描かれた女神が、このモンスターだと気づかなかった人も多かっただろう。
真DMシリーズでのポリゴンの全身像とは違うことに違和感をもった人もいると思われるが、これは元々全身のデザインがなかったからだと思われる。
- 遊戯王OCGの前身である、バンダイ版の遊戯王カードにも登場。
カラーリングは大きく異なるが、構図はほぼ同じである。
バンダイ版は、全体的に薄めの色遣いになっている。
- 海外版では、決して短くない日本語名がそのままローマ字で書かれている。
- 原作・アニメにおいて―
「決闘者の王国編」で、島に向かう海馬が所持していたカード。
ヘリで王国へ向かう途中、裏切った部下に銃を向けられるが、海馬はこのカードを拳銃の撃鉄に挟むことでピンチを切り抜けた。
これ1枚で発砲を阻止しているのだから、とてつもない強度のカードである。
この時の海馬の台詞「レアカードに傷がついたわ!」は、他の海馬の迷ゼリフと共にカルト的な人気を誇っている。
出番はこの時のみでデュエルで使われることはなかったが、まさに海馬を命の危機から「逆転」させることとなった。
ただし、文庫版「決闘者の王国編」の「遊戯vs海馬」(3戦目)では、辻褄あわせのためか《攻撃の無力化》の代わりにこのカードが海馬の手札にあるのが確認できるが、その場合でもこのカードで攻撃していれば海馬は勝利できていた。
- また「乃亜編」の回想シーンにて、海馬がモクバを突き飛ばした時に落ちていたカードの内の1枚であり、株の仕組みを計100枚のカードで説明する際に使用していた1枚。
- コナミのゲーム作品において―
DM3になってモンスター効果が実装され始めてからOCGでは通常モンスターのこのカードにも効果が付けられた。
だがそれは、自分の攻撃力500以下のモンスター全員の攻撃力・守備力を500ポイントアップさせるというお世辞にも使えるとは言い難いもの。
一応DM4では非常に優秀な能力値なので投入して損はない。
効果も逆転には使えずとも、強固な壁モンスターをさらに強化するという使い方は出来るだろう。
なお、低いデッキキャパシティ制限のデュエルでは、強化できる対象が多いので有用に見えるが、DM4あたりではこのカード自体のデッキキャパシティが馬鹿にならないためやはり有用な共存は難しい。
また、真DM2では攻撃力1000以下の全ての味方モンスターを1000強化と、パワーアップしている。
「フォルスバウンドキングダム」でも杏子の初期モンスターとして登場。
ステータスは標準ぐらいだが、レベルが上がる事で、相手が攻撃をミスしやすくなる「運が良い」、状態異常になるのを封じる「ステータス・ガード」、魔法のアイテムを使用できる「レベル3魔法」を使えるためなかなか強力。前述の「運が良い」は原作のエピソードに関連しているかもしれない。
攻撃名は「スターライト・ショット」、味方全員の攻撃力をアップさせる効果名は「リバーサル・ベネディクション」。
関連カード †
―色違いモンスター
―《逆転の女神》の姿が見られるカード
収録パック等 †