通常罠 相手はデッキからカードを2枚ドローする。
TACTICAL EVOLUTIONで登場した、相手にドローさせるカード。
単純に使用すると自分は手札を1枚消費し、相手は2枚得ることになる。
これはまさに自殺行為であり、《大暴落》や《バブル・クラッシュ》等とのコンボを前提とした使用が必須となる。
《グリード》や《サイレント・マジシャン LV4》の補助の場合でも、やはり《攪乱作戦》が優先されるだろう。
《便乗》が存在していればお互いに2枚ドローとなり損失を補える。
その後《メタモルポット》をリバースできれば結果自分の方が得となる。
だが、それなら《悪魔の調理師》《電動刃虫》でもできるどころか、これらはそれに加えてアタッカーにもなる。
更に魔法・罠の違いこそあるが、《カップ・オブ・エース》ならば1/2の確率で自分だけがドロー、失敗してもこのカードと同等の効果が得られる。
しかし《悪魔の調理師》《電動刃虫》などで相手の手札を8枚以上に増やしてやれば…
あの【三原式】のギミック《手札抹殺》《連続魔法》にチェーンし《魔力の棘》を発動すれば一種の1ターンキルとなる。
ネタデッキとしてしか出番はないだろうと思われていたが、意外なデッキができそうである。
あるいは、《デステニー・ドロー》や《凡人の施し》を多用するデッキに対して、このカードを三枚積んだ【デッキ破壊】が抑止力となる日が来る可能性も皆無ではない。
もし、セットされている魔法・罠カードのコントロールを動かすカードが登場すれば、《おとり人形》と合わせて手札交換とすることもできるかもしれない。