《強欲な壺/Pot of Greed》 †
通常魔法(禁止カード)
デッキからカードを2枚ドローする。
Vol.3で登場した通常魔法。
デッキからカードを2枚ドローする効果を持つ。
発動条件もコストもなく、手札を1枚増やすことができる。
どれほど強力なカードでも、デッキの中に眠ったままでは意味がない。
それらを手札に引き込める可能性を増やすこのカードは、単純ながらトップクラスの性能を誇る魔法カードだと言える。
- 原作ではOCG初期のテキストが採用されたため、ドロー後に《強欲な壺》が破壊される事になっていた。
アニメでは新テキストのためか、この演出は「遊戯vsラフェール」(1戦目)で遊戯が使用した時以外されなかった。
またこのカードの壺が実体化したのは「舞vs闇マリク」戦で、闇マリクが使用した時のみで、その時には壺の中から手が出てくるという演出がなされた。
- アニメGXの「エドvsDD」戦で、エドが使用した通常罠《強欲協定》のイラストに描かれている。
- アニメZEXALIIの「IVvsナッシュ」戦においてIVが使用した通常罠《パニック・シャッフル》のイラストに描かれている。
- アニメ5D'sでは、このカードのライディングデュエル版と言える、《Sp−アクセル・ドロー》と《Sp−シフト・ダウン》が登場している。
前者は自分だけがスピードカウンターが12個という発動条件を持ち、後者はスピードカウンターを6個取り除くという条件のため気軽に使えないように調整されている。
- アニメARC-Vの「遊矢vs九庵堂」戦でフィールド魔法《クイズ・フロンティア−エクストラ・ステージ》にて、「イラストに描かれた歯は何本?」というクイズが出題された。
正解は20本で、九庵堂は見事に正解していた。
- アニメVRAINS第32話で島直樹が見ていたネットのハンドルネームの1つに「強欲な壺ニラ」という名前が確認できる。
他のハンドルネームが放送時の禁止カードの捩りであることを踏まえると、このカード名を捩ったものだろう。
また、第47話においてはPlaymakerが出現したことを知らせるバーチャル画面が表示された際、「強欲なニュース24」と表示されており、アイコンがこのカードのイラストの壺になっている。
- コナミのゲーム作品において―
ゲームでの初登場は、DM3であった。
「カードを2枚ドローした後、このカードを捨てる」という効果であった。
一見OCGのものと違いはないが、同ゲームでは手札を5枚以上持つことができず、またこのカードが効果処理時手札に残っているので、厳密には「(このカードを含めて手札が5枚を越えない限り)カードを2枚(まで)ドローした後、このカードを捨てる」という事になる。
つまり、このカードを含めて手札が3枚以下でないと、2枚ドローができない。
それどころか、手札が5枚の時に使うと、1枚も引けずにこのカードが消えるだけになってしまう。
また、DM4では何故か「城之内デッキ」でしか使用できなかったので、城之内デッキの圧倒的優位を助長していた。
(原作で使用していたのは遊戯のみだが、当時は原作漫画がそこまで進んでいなかったためだろう)
TAG FORCEでは、主人公の初期デッキと同じデッキを使う「初心守」というキャラ以外の全キャラがこのカードをデッキに入れており、その上全キャラが専用ボイスまで喋る。
- デュエルリンクスでは、《レスキューキャット》の代わりにカードラボエリアのゴミ箱に隠れている事があり、その場合少量のジェムが手に入る。
関連カード †
―カード名関連
―コストなしで2枚ドローする効果(手札交換を除く)
―《強欲な壺》関連カード
―《強欲な壺》の姿が見られるカード
このカードを使用する代表的なデッキ †
収録パック等 †
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