速攻魔法 フィールド上に表側表示で存在するモンスター1体を選択して発動できる。 エンドフェイズ時まで、選択したモンスターの攻撃力は 400ポイントアップし、効果は無効化される。
※エンドフェイズに適用終了となるカードに対するエラッタに伴い、テキスト内の「エンドフェイズ時」は「ターン終了時」と読み替えて使用する。
RAGING BATTLEで登場した速攻魔法。
モンスター1体の攻撃力を単体強化し、そのモンスターの効果を無効にする効果を持つ。
汎用性の高い速攻魔法であり、コンバットトリックにも、相手の展開の妨害にも、モンスター効果の無効化を利用したコンボにも利用できる。
対象にするモンスターによってはメリットにもデメリットにもなりうる面白いカードであり、使い道も多い。
《天罰》等とは違い、効果を無効にするだけで破壊までは行わないが、ここもコンボに転用しやすい理由である。
《スキルドレイン》等と違ってコストも必要なく、速攻魔法なので扱いやすく無効化もされにくい。
まず自分のモンスターに使用する場合、デメリットを持つモンスターや妥協召喚したモンスターのステータスリセットを行うことができる。
特に後述する《神獣王バルバロス》との相性は抜群で、妥協召喚したとしても攻撃力は3400まで引き上がり、効果が切れた後も攻撃力3000のモンスターが居座り続ける。
また無効するだけで破壊までは行わないため、《大天使クリスティア》等の全体に影響する効果をこのカードで自分のターンだけ無効にし、相手だけを拘束する使用方法もある。
相手モンスターに使用する場合は厄介な効果モンスターに対応でき、ダメージステップに対応することからリバース効果も無効にできるのは心強い。
ただし、効果を無効にしても破壊までは行わず追撃を許す点、次のターンに再びモンスター効果を発動される可能性がある点、わずかだが攻撃力を上昇させる点等には注意が必要である。
「対象モンスターの効果を一時的に無効にするカード」としては、相互互換が複数存在する(後述)。
妨害や予想のされにくさ、先攻1ターンキルへの対抗、自分ターンでの使用・自分モンスターへの使用の可不可など一長一短であり、自分のデッキで使う場面をよく考えて運用したい。
―名前関連
Q:効果モンスター以外のモンスターを対象に選択できますか?
A:はい、できます。(09/04/20)
Q:ライトロード等のエンドフェイズ時に発動する誘発効果を持つ効果モンスターの効果は発動されますか?
A:《禁じられた聖杯》のモンスターの効果を無効にする効果は、エンドフェイズ時の任意のタイミングまで適用される効果となります。
よって、例の場合、《禁じられた聖杯》の効果が適用されなくなる処理よりも前に、ライトロードの効果を発動した場合、その効果は無効化されます。(09/09/06)
Q:ダメージステップで発動できますか?
A:発動できます。このカードの対象となったモンスターの効果も無効となります。(09/02/14)
Q:自身の効果により攻撃力1900の《神獣王バルバロス》に発動した場合、数値はどうなりますか?
A:攻撃力3400になります。エンドフェイズを過ぎた後は3000になります。(09/02/14)
Q:《キラー・トマト》や《クリッター》等の、墓地で発動する効果を無効にすることはできますか?
A:いいえ、できません。(09/02/14)
Q:《禁じられた聖杯》で効果が無効になった状態の《ならず者傭兵部隊》が存在します。
その場合自身をリリースして効果を発動する事は可能ですか?
またその場合モンスターを破壊する効果は適用されますか?
A:《禁じられた聖杯》の効果によって無効化されている《ならず者傭兵部隊》の効果を、自身をリリースして発動する事はできますが、モンスターを破壊する効果は適用されません。(09/02/16)
Q:《墓守の番兵》の効果発動にチェーンして《禁じられた聖杯》を発動しました。
それにチェーンして相手が《死のデッキ破壊ウイルス》を発動し、効果解決時に《墓守の番兵》がフィールド上に表側表示で存在しなくなった場合、《墓守の番兵》の効果は無効になりますか?
A:《禁じられた聖杯》の効果解決時に、対象のモンスターがフィールド上に存在しない場合、攻撃力をアップし効果を無効化する効果は適用されません。(09/02/16)
Q:ダイレクトアタックが可能なモンスターで相手プレイヤーに攻撃しました。
ダメージステップにこのカードをそのモンスターに発動した場合、どうなりますか?
A:そのモンスターの攻撃力は400ポイントアップし、そのままダイレクトアタックが可能です。(09/09/06)
Q:自身の効果により攻撃力と守備力の下がった《光と闇の竜》に発動した場合、数値はどうなりますか?
A:攻撃力3200、守備力2400になります。エンドフェイズを過ぎた後は攻撃力2800、守備力2400になります。(09/02/20)
Q:自身の効果により攻撃力の下がった《バーサーク・デッド・ドラゴン》に発動した場合、数値はどうなりますか?
A:攻撃力3900になります。エンドフェイズを過ぎた後は3500になります。(09/02/20)
Q:このカードによって効果が無効になっている状態の《地縛神 Aslla piscu》・《E・HERO アブソルートZero》・《キング・もけもけ》がフィールドを離れた場合、効果は発動しますか?
A:効果は発動し、適用されます。(09/02/20)
Q:このカードをモンスタートークンに使用した場合、モンスタートークンの効果は無効になりますか?
A:いいえ、その場合効果は無効にならず、攻撃力が400アップする効果のみ適用されます。(09/03/24)
Q:このカードの効果が適用されているモンスターが効果を発動し、それにチェーンして《月の書》でそのモンスターを裏側守備表示にしました。
モンスターの効果は無効化されますか?
A:いいえ、無効化されません。(11/09/10)
Q:《禁じられた聖杯》の効果が適用された《ローンファイア・ブロッサム》の効果を綿毛トークンをコストに発動し、チェーンして以下のカードを《ローンファイア・ブロッサム》に対して発動しました。《ローンファイア・ブロッサム》の効果は無効になりますか?
A:《月の書》:いいえ。有効となり特殊召喚できます。(12/07/28)
《強制脱出装置》:はい、無効になります。(12/05/12)
《サンダー・ブレイク》:はい。無効になります。(12/02/13)
《亜空間物質転送装置》:はい。無効になります。(12/02/13)
《鳳翼の爆風》:はい、無効になります。(12/05/12)
《暴君の威圧》(コスト):はい。無効になります。 (12/02/13)
Q:以下のカードを相手に発動され、チェーンしてこのカードを発動し先に効果を無効にしました。
エンドフェイズ時にこのカードの効果の適用を終わらせるだけで、対象に選択したモンスターの効果は適用されるようになりますか。
A:《エフェクト・ヴェーラー》:はい、対象に選択したモンスターの効果は適用されます。(13/12/28)
《ブレイクスルー・スキル》:はい、対象に選択したモンスターの効果は適用されます。(13/12/28)
《禁じられた聖杯》:いいえ、チェーン1の《禁じられた聖杯》の効果もまだ適用されているため、それだけでは効果は無効のまま適用されません。(13/12/29)
《神竜騎士フェルグラント》:いいえ、《神竜騎士フェルグラント》の効果もまだ適用されているため、それだけでは効果は無効のまま適用されません。(13/12/28)