速攻魔法(制限カード) フィールド上に表側表示で存在するモンスター1体を選択し、裏側守備表示にする。
Pharaonic Guardian −王家の守護者−で登場した速攻魔法。
表側表示モンスター1体を裏側守備表示にする。
その名の通り、《太陽の書》と対を成す効果である。
速攻魔法であり、その利点を最大限に活かす事ができる。
加えて、自分のモンスターか相手のモンスターかを問わないため、利用法がとても多い。
大半の効果モンスターに有効であり、シンクロ召喚を未然に防ぐことができるのも評価が高い。
相手の攻撃宣言時に発動し、攻撃とモンスター効果を止めつつ戦闘補助を行うと、一石三鳥である。
しかし戦闘補助としては確実に戦闘破壊できる訳では無いため、《収縮》などの戦闘補助専門のカードには劣る。
《スキルドレイン》は「効果解決時に表側表示で存在する効果モンスター」の効果しか無効にできない。
よって《スキルドレイン》のもとで《邪帝ガイウス》等の効果を使いたい場合、チェーンして《月の書》を使用することで無効にされずに効果を適用できるのである。
《ゾンビ・マスター》等この方法が使えないモンスターも多いが、戦術の一つとして覚えておいて損はないだろう。
このように汎用性が高いものの、「対象をとる効果」であり「速攻魔法」である。
つまり、そのどちらかまたは両方に耐性を持つ《ホルスの黒炎竜 LV6》・《サイバー・フェニックス》等には無力。
《光と闇の竜》については、「そのチェーンに《光と闇の竜》が効果を発動していない+攻撃力を下げられる」状況ならば無効となるが、それ以外ならば有効となる。
―書物関連
Q:この効果で裏側守備表示にしたモンスターをそのターン内に反転召喚することはできますか?
A:そのモンスターがそのターンに召喚行為・表示形式の変更・攻撃宣言のいずれもしていなければ可能です。
Q:トークンに対して使った場合、そのトークンは破壊されるのでしょうか?
A:トークンには裏側表示がないため、「裏側表示にする効果」の対象にできません。
Q:《薔薇の刻印》でコントロール奪取したモンスターにこのカードを使用した場合、そのモンスターはどうなりますか?
A:そのモンスターのコントロールは、こちらが得たままになります。(08/10/08)
Q:《洗脳−ブレインコントロール》・《エネミーコントローラー》でコントロール奪取したモンスターにこのカードを使用した場合、どうなりますか?
A:そのモンスターのコントロールは、エンドフェイズに持ち主へと戻ります。
Q:フィールド上に表側表示で存在するエクシーズモンスターをこのカードで裏側表示にした場合、エクシーズ素材はどうなりますか?
A:この場合、エクシーズ素材はフィールド上に残り続けます。
なお、エクシーズ素材が裏側表示になる事はありません。(11/03/17)