通常罠 「裁きの天秤」は1ターンに1枚しか発動できない。 (1):相手フィールドのカードの数が 自分の手札・フィールドのカードの合計数より多い場合に発動できる。 自分はその差の数だけデッキからドローする。
クラッシュ・オブ・リベリオンで登場した通常罠。
相手フィールドのカードの数が自分のフィールド及び手札のカードの合計数を超えている場合に、その差の枚数分だけカードをドローする効果を持つ。
相手とのカードの合計数の差が大きいほどカードをドローすることができるため、自分の手札とフィールドのカードを上手く調整できればこれ1枚で大量のハンド・アドバンテージを稼げる。
しかし、相手のカードはフィールドのみを参照するのに対し、こちらは手札も参照し且つ相手フィールドの方の枚数が多いことも要求している。
そのため漠然と採用してもドロー枚数が少なかったり、そもそも発動自体できない場面も決して少なくない。
《おジャマトリオ》・《ブラック・ガーデン》等で相手のカードを水増しさせる等の工夫をしたい。
特に手札・フィールド・墓地とあらゆる領域から自己再生用の除外コストを要求する《妖精伝姫−シラユキ》との相性は良く、大量ドローが見込めやすい。
このカードをフルに活用できるのは【フルバーン】のようなアドバンテージを度外視したカード消費の多いデッキ。
相手のカードを除去する事が少ないためドロー枚数は増えやすく、《おジャマトリオ》や《仕込みマシンガン》も併用するならば、相性は更に良い。
《ハンドレス・フェイク》を用いる【インフェルニティ】で使用する手もあるが、展開力が高いためあまりドローできない事もある。
―イラスト関連
Q:相手のフィールドのカードが合計5枚、自分の手札・フィールドのカードが4枚の時、このカードを発動しました。
それにチェーンして《活路への希望》を発動し、カードを3枚ドローしました。
《裁きの天秤》の効果処理時には自分の手札・フィールドのカードは7枚となりますが、差である2枚をドローできますか?
A:《裁きの天秤》は、処理時の"差の数"だけドローする効果となりますが、その後発動した自分の枚数が相手よりも増えてしまった場合、その効果は適用できなくなります。
したがって、ご質問のようにチェーンして発動し、《裁きの天秤》の効果処理を行う時点で、自分の方が2枚"多い"場合、ドローする事はできません。(15/04/28)