効果モンスター 星8/風属性/鳥獣族/攻2900/守2000 このカードが手札にある場合通常モンスターとして扱う。 このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、 風属性モンスターの生け贄召喚に必要な生け贄は1体少なくなる。 風属性モンスターのみを生け贄にしてこのカードの生け贄召喚に成功した場合、 相手フィールド上のカードを2枚まで持ち主の手札に戻す。
LIGHT OF DESTRUCTIONで登場した風属性・鳥獣族の最上級モンスター。
手札の中では通常モンスターとして扱うという、なかなか斬新な効果を持つ。
だが【通常モンスター】で活躍出来るかというと疑問が残る。
手札の中でしか通常モンスターとして扱われないため《正統なる血統》で蘇生できず、《絶対魔法禁止区域》で耐性を持たせることもできない。
さらに風属性の通常モンスターのうち【通常モンスター】に投入されるのは《サファイアドラゴン》と《サイバティック・ワイバーン》程度である。
手札の通常モンスターへのサポートカードはそれなりにあるが、《ウィンドフレーム》と《決戦の火蓋》以外はこのカードの生け贄召喚時の効果が活かせないうえ、この2枚は【通常モンスター】でも採用されづらい。(前者は特に。)
後半の効果を使えない状況でも、《古のルール》で特殊召喚し、他の風属性上級モンスターの召喚サポートとして使うことは可能である。
しかし風属性の最上級モンスターには《神鳥シムルグ》に始まり、《ハーピィズペット竜》や《ストーム・シューター》など、単体では不安が残るモンスターも多い。
風属性の上級モンスターの中で優秀な《風帝ライザー》《疾風鳥人ジョー》は生け贄召喚が前提。
逆に言えば相手にこれらのモンスターを生け贄召喚させずに効果を封じる事もできる。
しかしここに《神禽王アレクトール》が登場し、さらに活躍の場が広がったといえる。
やはり【風属性】や【鳥獣族】の切り札として使うことになるだろう。
高いステータスとこれらのデッキで発揮される除去能力は正にフィニッシャーと呼ぶにふさわしい。
Q:このカードの風属性の生け贄を減らす効果によって手札にあるレベル5・6の風属性モンスターを生け贄なしで通常召喚できますか?
A:はい、生け贄なしで通常召喚を行います。(08/02/23)
Q:通常モンスター扱いとなる効果の分類は何ですか?
A:特に分類はありません。(08/03/22)
→ルール効果
Q:《凡骨の意地》でドローしたとき、追加ドローできますか?
A:できます。(08/03/22)
Q:表側表示で存在するこのカード1体を生け贄にしてレベル7以上の風属性モンスターを召喚できますか?
A:できます。(08/04/12)
Q:《始祖神鳥シムルグ》がフィールドの上に2体以上存在する時、レベル7以上の風属性モンスターを生け贄なしに召喚することができますか?
A:《始祖神鳥シムルグ》が2体存在する場合でも、生け贄召喚を行う為に生け贄に捧げるモンスターは、1体のみ少なくなります。
よって、《始祖神鳥シムルグ》が2体存在する場合でも、レベル7以上の風属性モンスターを生け贄召喚する為には、モンスターを1体生け贄に捧げる必要があります。(08/10/03)
Q:《始祖神鳥シムルグ》がフィールド上に存在する時、《レベル変換実験室》でレベル5または6になった風属性モンスターを生け贄なしに召喚することができますか?
A:《始祖神鳥シムルグ》が存在する場合、《レベル変換実験室》の効果によって、レベル5または6になっている風属性モンスターを、生け贄なしで召喚する事ができます。(08/10/03)
Q:《始祖神鳥シムルグ》がフィールド上に存在する時、《死皇帝の陵墓》でレベル7以上の風属性モンスターを通常召喚する場合、払うライフポイントは1000ポイントですか、2000ポイントですか?
A:調整中。(09/01/08)