効果モンスター(準制限カード) 星4/闇属性/魔法使い族/攻 800/守1600 (1):このカードが召喚・反転召喚に成功した場合に発動する。 このカードを守備表示にする。 (2):このカードがモンスターゾーンに存在する限り、 このカードはリリースできない。 (3):1ターンに1度、手札から魔法カード1枚を捨てて発動できる。 デッキからレベル4モンスター1体を特殊召喚する。 この効果で特殊召喚したモンスターはこのターン攻撃できない。
エターナルRパックで登場した闇属性・魔法使い族の下級モンスター。
自身をリリースできない永続効果、召喚・反転召喚成功時に守備表示となる誘発効果、魔法カードを手札コストにレベル4のモンスターをデッキから特殊召喚する起動効果を持つ。
レベル4モンスターがキーカードとなるデッキでは、自身を含めそれらを特殊召喚できる優秀なリクルーターと化す。
《聖鳥クレイン》や《終末の騎士》等で更なるデッキ圧縮に、《ライトロード・マジシャン ライラ》等で伏せカードの露払いに貢献できる。
《D−HERO ダイヤモンドガイ》にも対応しており、必然的にデッキの魔法カードの比重が大きくなりやすい点をフォローできる。
特殊召喚したターンは攻撃ができないデメリットも、このカードと共にシンクロ素材やエクシーズ素材に利用する事で無視できる。
リクルートした時点で即座にランク4のエクシーズ召喚の準備が整い、闇属性モンスターならば《No.66 覇鍵甲虫マスター・キー・ビートル》も視野に入る。
《E・HERO プリズマー》や上述の《終末の騎士》に対応する通常モンスターを墓地へ送り、そのまま《ダイガスタ・エメラル》に繋げるのも有効。
先攻1ターン目から墓地へ送った《青眼の白龍》や《ブラック・マジシャン》等をデメリットなしで容易に蘇生できる。
更にチューナーをリクルートする事でレベル8のシンクロ召喚とも使い分けられ、自身も《ダークエンド・ドラゴン》のシンクロ素材に利用できる。
また、レベル8は不可能となるが《ロード・シンクロン》をチューナーとする事でレベル6のシンクロモンスターがシンクロ召喚可能となる。
エクシーズ召喚等を考慮しない場合は、《ならず者傭兵部隊》や《王虎ワンフー》等をリクルートするのも選択肢の1つだろう。
変わった所では通常召喚の方法に制限がある《ジェノサイドキングデーモン》等もそのまま特殊召喚できる。
加えてリクルートしたモンスターが光属性ならば、墓地へ送った後もこのカードと共にカオスモンスターの布石となる。
コストは魔法カードに限定されるため再利用は難しい。
効果が十分強力なので、特に意識せずとも手札で腐っているカードをコストにすればそれで良いだろう。
もちろん、《おジャマジック》や《神剣−フェニックスブレード》等のカードをコストにできるならそれに越したことはない。
《ブレイズ・キャノン》なら《ヴォルカニック・ロケット》によって繰り返しサルベージできる上に、《ヴォルカニック・ロケット》自身がレベル4であるため相性抜群である。
この様に運用方法は多岐に渡る一方で、《エフェクト・ヴェーラー》や《神の警告》等で無効にされてしまうとコストの払い損となる面も存在する。
更に前者は手札誘発のため、現環境では伏せカードがなくとも気軽に使えない点は否めないだろう。
攻撃力は元より守備力も過信できる程の数値ではなく、妨害手段がなければ下級アタッカーにそのまま戦闘破壊されてしまう。
理由がない限りはフィールドに留めたりせず、効果使用後は速やかにエクシーズ素材等にしてしまいたい。
―召喚・反転召喚に成功した時に守備表示になるモンスターは《絶対防御将軍》を参照。
―手札の魔法カードを捨てる事で効果を発動するモンスターは《賢者ケイローン》を参照。
―《召喚僧サモンプリースト》の姿が見られるカード
Q:効果で特殊召喚するモンスターは、裏側守備表示で特殊召喚できますか?
A:いいえ、できません。
効果で特殊召喚するモンスターは、表側攻撃表示または表側守備表示で特殊召喚します。
Q:《召喚僧サモンプリースト》をシンクロ素材に使えますか?
A:はい、リリースではないため可能です。(08/03/22)
Q:このカードを手札からリリースすることはできますか?
A:1つ目の効果は永続効果となりますので、手札からリリースできます。(12/12/17)