永続罠 フィールド上にセットされた魔法・罠カードを2枚選択して発動する。 このカードがフィールド上に存在する限り、 選択された魔法・罠カードは発動できない。
RISE OF DESTINYで登場した永続罠。
セットされた魔法・罠カードの発動を封印する。
魔法・罠カードを必ず2枚対象にとって発動する。
一時的なアドバンテージとはいえ数少ない1:2交換カードであり、使い方次第で一気にボード・アドバンテージで差を付けることができる。
魔法・罠カードを破壊することはできないが、伏せカード2枚をそのままロックするだけでも効果は大きい。
相手はこのカードを除去しなければ選択された魔法・罠カードの発動が出来ず、確実に手間を喰うことになる。
タイミング次第でカウンター罠さえ発動不可に追い込むことができる。
このカードの発動時に指定されたカードはチェーン発動することが可能。
フリーチェーンカードを狙った場合は空振りになる可能性が高いだろう。
このカードを発動するタイミングは相手がカードを伏せたターンのエンドフェイズが良い。
そのカードの発動を許すことなく、永続的に発動不可に追い込むことができるのである。
(エンドサイクと同じ原理)
なお、相手の魔法・罠カードの発動にチェーンして打ち消すことはできないので誤解なきよう。
伏せカードでも発動した時点で表側表示となるため「セットされた魔法・罠カード」の条件から外れてしまう。
さらに、既に発動しているカードにチェーンして発動を押さえ込んでも無意味である。
《神炎皇ウリア》《邪神イレイザー》を使うデッキや《宇宙の収縮》を用いた【コスモロック】で活用できる。
《魔封じの芳香》とコンボする事で、簡易ロックをかけることもできる。
また、相手の場に魔法・罠カードを溜めておく事で、《冥府の使者ゴーズ》、《黄泉ガエル》の特殊召喚を封じることもできる。
《ジェスター・ロード》とは特に相性が良く、上手く行けば相手の伏せカード2枚を封じつつ、最低でも攻撃力を3000ポイントもアップさせられる。
Q:このカードが発動してカードを選択された場合、その選択されたカードはチェーン発動できますか?
A:はい、発動できます。
Q:このカードを発動して選択した2枚のカードの内1枚が、効果解決時にフィールド上から存在しなくなった場合どうなりますか?
A:選択された残りの1枚だけが発動できなくなります。
Q:このカードの効果により選択されたカードがフィールド上から離れた場合、このカードは残り続けますか?
A:はい、残り続けます。
Q:《心鎮壷》の効果で発動ができない《和睦の使者》があります。この《和睦の使者》を《おとり人形》でめくった場合、《和睦の使者》の効果は適用されますか?
(発動できないだけなので、強制発動したなら発動タイミングは正しいか?)
A:《心鎮壷》の効果によって発動する事ができない状態の《和睦の使者》を強制発動させた場合、《和睦の使者》の効果を適用する事ができます。(08/09/24)