効果モンスター(2022年1月1日から準制限カード) 星3/水属性/魔法使い族/攻1500/守1200 このカード名の(1)(2)(3)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。 (1):自分フィールドに「勇者トークン」が存在する場合に発動できる。 このカードを手札から特殊召喚する。 (2):手札・墓地のこのカードを除外して発動できる。 自分のデッキ・墓地から「アラメシアの儀」1枚を選んで手札に加える。 (3):自分フィールドに「勇者トークン」が存在する場合に発動できる。 デッキから「勇者トークン」のトークン名が記されたフィールド魔法カード1枚を選んで自分フィールドゾーンに表側表示で置く。
デッキビルドパック グランド・クリエイターズで登場した水属性・魔法使い族の下級モンスター。
勇者トークンが存在する場合に手札から特殊召喚できる起動効果、手札・墓地から除外する事で《アラメシアの儀》をサーチ・サルベージできる起動効果、勇者トークンが存在する場合に勇者トークンの関連フィールド魔法をデッキから表側表示で置く起動効果を持つ。
(1)は自身の手札からの特殊召喚。
他の勇者トークンの関連モンスターと同様の効果だが、このカードはそのステータスと(2)の効果の都合上、フィールドに出す意義はそこまで大きくない。
主に下記の《聖魔の乙女アルテミス》のリンク素材と(3)の効果の為に使用することになるか。
(2)は《アラメシアの儀》のサーチ・サルベージ。
勇者トークンを生成する《アラメシアの儀》は【勇者トークン】では必須カードであり、必然的にこの効果の重要性も非常に高い。
アドバンテージの面で言えば墓地から発動したいところであり、単体でも《聖魔の乙女アルテミス》のリンク素材として墓地へ送る事ができる。
召喚権が余った状況ではこのカードを召喚してこの方法で墓地へ送ればアドバンテージを確保できる。
ただ、《アラメシアの儀》が確実に欲しい状況では《墓穴の指名者》等で妨害される確率を少しでも減らすために手札から発動しても良いだろう。
サーチ先の重要性を考えればこの効果のために《おろかな埋葬》など墓地へ送る手段の採用も視野に入る。
しかし《アラメシアの儀》の誓約効果の関係上、《マスマティシャン》・《ジェネクス・ウンディーネ》など召喚に成功した時の効果や起動効果で墓地を肥やすモンスターとは相性が悪い点は注意。
《彼岸の黒天使 ケルビーニ》で墓地へ送るのも手であり、特殊召喚のみでレベル3が揃う《SRベイゴマックス》と《SRタケトンボーグ》などから繋がる。
勇者トークンの破壊がトリガーになる《楽天禍カルクラグラ》も視野に入る。
(3)はデッキから勇者トークンのサポートフィールド魔法を置く効果。
《迷い花の森》と《星空蝶》の併用によるコンボは勇者トークンの維持を手助けしてくれる。
【ウィッチクラフト】とは非常にシナジーが強く、サーチした《アラメシアの儀》をウィッチクラフトのコストにでき、除外されたこのカードは《ウィッチクラフト・パトローナス》で回収できる。
ウィッチクラフトが苦手とする《灰流うらら》に対する囮としても使えなくもない。
勇者トークン関連の装備魔法やフィールド魔法もウィッチクラフトのコストになるのも大きい。
【シュトロームベルクの金の城】では《シュトロームベルクの金の城》の処理に役立ち、あちらのデメリットを《アラメシアの儀》と共有できる。
―《聖殿の水遣い》の姿が見られるカード