永続罠 このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、 フィールド上に表側表示で存在するレベル6以上の 特殊召喚したモンスターは攻撃宣言をする事ができず、 効果を発動する事もできない。
RAGING BATTLEで登場した永続罠。
レベル6以上のモンスターの行動を制限する効果を持つ。
《氷結界の龍 ブリューナク》等の強力な効果を持つモンスターを、ノーコストでモンスター効果と攻撃を抑止する事ができる。
最上級モンスターは蘇生やシンクロ召喚等の特殊召喚をメインに展開されるため、効果を適用しやすい。
逆に《氷帝メビウス》等のアドバンス召喚された上級モンスターには何の効果も及ぼさないため、油断はできない。
モンスター効果を発動する事ができなくなる効果は強力だが、既に発動している効果や効果の発動にチェーンしても、無効にする事はできない。
召喚時誘発を持つシンクロモンスターに対しては、シンクロ素材が揃った時点で発動すべきか考える必要がある。
永続効果に対しても無力であり、特に《人造人間−サイコ・ショッカー》には非常に弱い。
墓地で発動するモンスターの効果についても、無効化する事ができない。
現環境の多くのデッキのメタとして活躍する《王宮の弾圧》と比較した場合、コストが不要な点やダメージステップの特殊召喚にも対応する事ができる点では上回っている。
逆に、上級モンスターの特殊召喚自体を防ぐ事はできず、上級モンスターを壁にされてしまう点、このカードが除去されれば攻め込まれてしまう点では劣っている。
レベル5以下のモンスターには反応しない点も痛いが、逆に自分がレベル5以下のモンスターを特殊召喚する事ができるという利点もある。
特にこのカードを手札に戻して使いまわせる《宇宙砦ゴルガー》との相性が良い。
また、【伝説の都 アトランティス】においては、《伝説の都 アトランティス》の効果によって《氷結界の龍 ブリューナク》や《氷結界の虎王ドゥローレン》がレベル5となるので、相手の《ブラック・ローズ・ドラゴン》を封じつつ、自分だけシンクロのギミックを活用できる。
特に《氷結界の虎王ドゥローレン》は、自身の効果でこのカードと《伝説の都 アトランティス》を回収する事で攻撃力を永続的に上げられる。
ただし、相手の《氷結界の龍 ブリューナク》らにも同様の事が言えるので、それにはカウンター罠などで対応したい。
また、レベルの概念のないエクシーズモンスターも頼りになるだろう。
―イラスト関連
Q:特殊召喚されたモンスターの攻撃宣言時に《超古代生物の墓場》を発動した場合、攻撃は無効になりますか?
A:いいえ、攻撃はそのまま続行されます。(09/02/16)
Q:特殊召喚されたレベル6以上のモンスターが《月の書》などで裏側守備表示になり、その後反転召喚した場合攻撃宣言や効果を発動する事はできますか?
A:どちらもできません。(09/02/19)
Q:特殊召喚されたレベル6以上のモンスターが《亜空間物質転送装置》で除外され、その後フィールドに戻った場合攻撃宣言や効果を発動する事はできますか?
A:どちらもできません。(10/09/18)
Q:レベル6以上のデュアルモンスターを特殊召喚し、そのモンスターを再度召喚した場合攻撃宣言や効果を発動する事はできますか?
A:どちらもできません。(10/05/29)
Q:効果を受けるモンスターが効果を発動した時にこのカードをチェーンして発動した場合、どのように処理しますか?
A:既に発動している効果に対してこのカードをチェーンして発動してもその効果は無効にならず、そのまま処理を続けます。(09/02/20)
Q:このカードの効果はこのカードが発動する前のターンに特殊召喚されたレベル6以上のモンスターにも有効ですか?
A:有効です。それらのモンスターも攻撃宣言と効果を発動する事ができなくなります。(09/03/02)
Q:特殊召喚されたレベル6以上のモンスターがレベル5以下となったとき、このカードの効果を受けますか?
A:いいえ、レベル5以下となった場合は攻撃宣言と効果を発動する事ができるようになります。(09/03/02)
Q:このカードが表側表示で存在する時、特殊召喚されたレベル6以上のモンスターの永続効果は無効化されますか?
A:永続効果は効果の発動ではないため無効化されません。(09/08/27)
Q:このカードが表側表示で存在する時、相手が《サイクロン》を発動しこのカードを破壊しようとしました。
この時、自分フィールドの《スターダスト・ドラゴン》をリリースし、その効果で《サイクロン》の効果を無効化し破壊できますか?
A:《スターダスト・ドラゴン》の効果はフィールドで発動しているため、《超古代生物の墓場》が表側表示で存在する場合、効果は発動できません。
また、効果を発動できないためコストとしてリリースすることも出来ません。(09/08/29)