通常魔法 自分フィールド上に存在するモンスター1体をリリースして発動する。 相手はモンスター1体をリリースしなければならない。
BOOSTER7で登場した通常魔法。
自分モンスターのリリースコストとし、相手にモンスターのリリースを強制する効果を持つ。
そのまま使用すると2:1交換になるため、他のカードを併用しディスアドバンテージを軽減したい。
《クロス・ソウル》や《闇黒世界−シャドウ・ディストピア−》とのコンボにより、相手モンスターをコストにすれば[[2:2交換が可能。
また、聖刻モンスターやトークン・ペンデュラムモンスター・《黄泉ガエル》などをリリースする事でも、ディスアドバンテージを軽減できる。
単なる除去目的なら他にコストが軽く使いやすいカードが多数あるが、このカードの特徴は特殊な効果処理にある。
このカードの効果はあくまで「相手プレイヤーにリリースを強制する」であるため、リリースそのものはこのカードの効果によるものではない。
(このカードの効果によるリリースなら「相手モンスター1体をリリースする」というテキストになる)
強要されるリリースは効果によるものとして扱われない(14/07/20)ため、《毒蛇神ヴェノミナーガ》や《神竜騎士フェルグラント》等の(魔法カードの)効果を受けない耐性に対しても後出しで除去することができる。
一方でリリースするモンスターの選択権が相手プレイヤーにあるのが難点であり、狙ったモンスターを除去できないことも少なくない。
類似効果の《強制転移》同様、《リビングデッドの呼び声》や《スケープ・ゴート》などをチェーン発動されれば簡単に回避されてしまう。
第9期以降は効果を受けないモンスターが多く登場するようになり、相対的には価値は上がっていると言える。
元から自分のモンスターをリリースすることに意味のある【聖刻】の様なデッキに投入するのも悪くないだろう。
ただし特殊召喚の手順により無効化効果を持つものでもほぼ確実に除去できる壊獣や《溶岩魔神ラヴァ・ゴーレム》等と比べると見劣りするのは否めない。
メタカードとして見た場合でも安定性は低いため、使いこなすには相応のプレイングが求められるだろう。
Q:リリースするのは、自分も相手も効果によるものですか?
A:自分のリリースはコストです。
相手のリリースは効果によるものとして扱いません。(14/07/20)
Q:このカードの効果で《ホルスの黒炎竜 LV6》など、魔法の効果を受けないモンスターをリリースする事ができますか?
A:はい、できます。
Q:相手フィールドにモンスター1体のみが存在し、自分フィールドにはモンスターが存在しません。
この状況で《クロス・ソウル》を発動した場合、相手モンスターをリリースして《痛み分け》を発動できますか?
また、《闇黒世界−シャドウ・ディストピア−》が存在する場合は相手モンスターをリリースして《痛み分け》を発動できますか?
(コストを払った時点で不発が確定する場合、使えますか?)
A:いずれの場合でも発動できません。(22/07/19)
Q:このカードの効果処理によって《トリック・デーモン》が墓地へ送られました。
《トリック・デーモン》の効果は発動しますか?
A:このカードによってモンスターを墓地へ送る処理は、効果による扱いとはなりません。
《トリック・デーモン》の効果は発動しません。(13/10/26)