二重魔法(ダブルマジック)/Double Spell》

通常魔法
手札から魔法カード1枚を捨て、
相手の墓地の魔法カード1枚を選択して発動できる。
選択した魔法カードを自分フィールド上の正しいカードゾーンに置き、使用する。

 黒魔導の覇者で登場した通常魔法
 相手墓地魔法カード対象に、そのカードコントロールを得て使用する効果を持つ。

 対象相手墓地になった代わりにコストが軽くなった《魔法再生》とでも言うべきカードである。

 手札コスト魔法カードに限定されているため、【魔力カウンター】のように魔法カード手札に溜まりやすいデッキに投入したい。
 【ダイヤモンドガイ】では、《D−HERO ダイヤモンドガイ》効果使用すると手札コストが不要となり、手札に来てもダブついた魔法カードコストにできる。
 《マジックブラスト》《ジェムナイト・フュージョン》などの自己サルベージ効果を持つ魔法カードが存在するデッキで使用する手もある。

 しかし問題は対象となる魔法カード相手に左右される点。
 汎用性の高い魔法カードが都合良く墓地に存在するとは限らず、属性種族カテゴリサポートカードの場合はミラーマッチでもなければ使用するメリットはない。
 また魔法カードがほぼ投入されていない【フルモンスター】などのデッキ相手では使用すらできない事もある。
 相性のいいデッキであってもサイドデッキから投入するのが基本となるだろう。

 狙い目は汎用性の高い《サンダー・ボルト》《ハーピィの羽根帚》《死者蘇生》辺りだろうか。
 《墓穴の指名者》《抹殺の指名者》は採用される可能性は高いが、チェーン発動が基本なのでこちらで発動するメリットが少ない。

関連カード

手札から魔法カード捨てる墓地へ送る)事で効果発動する魔法・罠カード
モンスターカードについては《賢者ケイローン》を参照のこと。

イラスト関連

収録パック等

FAQ

全般的なルールについて

Q:コストを必要とするカードを選択した場合、コストは払いますか?
A:コストは支払います。(13/12/18)

Q:コストを必要とするカードを選択した場合、そのコストはいつ払いますか?
A:このカード効果処理時コストを支払います。(13/12/18)

Q:このカードの効果対象をとる魔法カードを選択した場合、その対象を選択するタイミングはいつになりますか?
A:このカード効果処理時対象を選択します。(13/12/18)

Q:発動条件を満たす必要はありますか?
A:はい、発動条件が満たせなかったり、コストが払えない場合はこのカード発動できません。(13/12/18)

Q:通常魔法を選んだとき、チェーンして《ロスト》発動し選択したカード除外した場合どうなりますか?
A:対象が存在しなくなるため、不発になります。(08/06/23)

Q:相手墓地《死者への手向け》対象としてこのカード発動した場合、その効果処理で《死者への手向け》対象を選択する際に、《Kozmo−ダークシミター》を選択できますか?
A:いいえ、選択できません。(22/07/03)

Q:相手墓地《ライトニング・ボルテックス》対象としてこのカード発動した場合、その効果処理で《ライトニング・ボルテックス》コストを払う際に《暗黒界の術師 スノウ》を捨てた場合、《暗黒界の術師 スノウ》効果発動しますか?
A:いいえ、発動しません。(22/07/03)

Q:相手墓地《Battle Royal Mode−Joining》対象として自分はこのカード発動できますか?
A:フィールド対象にできるモンスターが存在する場合は発動できます。(22/07/04)

Q:相手墓地の《二重魔法》を対象として自分は《二重魔法》を発動できますか?
A:できません。(22/07/09)

特定のカードを対象にした場合について

Q:この効果《強欲で謙虚な壺》発動した場合、そのターン特殊召喚できますか?
A:できません。(12/02/11)

Q:このカードの効果《地砕き》発動された場合、《我が身を盾に》チェーンできますか?
A:いいえ、できません。
  あくまでも発動しているのは《二重魔法》の効果であり、このカードは「破壊する効果」を直接的に含むわけではないため、発動できません。(10/09/09)

Q:このカードの効果《ハリケーン》発動された場合、このカード手札に戻りますか?
A:いいえ、このカード手札に戻りません。

Q:《ダブル・サイクロン》を選択した場合、発動した《二重魔法》自身を対象にとれますか
A:はい、対象にできます。(13/12/20)

Q:自分《オレイカルコスの結界》発動しているデュエル中に、相手墓地《オレイカルコスの結界》対象として自分はこのカード発動できますか?
A:できません。(22/07/09)

Q:相手墓地《ピースの輪》対象として自分はこのカード発動できますか?
A:できません。(17/03/24)

Q:相手墓地《光の護封剣》対象として自分はこのカード発動できますか?
  できる場合、

  1. その《光の護封剣》フィールドに残り続けますか?
  2. 相手フィールド裏側表示モンスターを全て表側表示に変更しますか?

A:はい、発動できます。
  その場合、《光の護封剣》効果処理を通常通り行います。
  なお、相手ターンで数えて3ターン後の相手エンドフェイズ破壊されます。(22/07/09)

Q:相手墓地《ダーク・フュージョン》対象として自分がこのカード発動した場合、その効果処理で《ダーク・フュージョン》効果でしか特殊召喚できない《E−HERO ダーク・ガイア》融合召喚できますか?
A:できます。(22/07/09)

その他

Q:フィールド《王立魔法図書館》が存在しているとき、《二重魔法》を使用して相手墓地《死者蘇生》使用しました。
  この場合、《王立魔法図書館》に乗る魔力カウンターの数は何個ですか?
A:このカード効果発動時に選択した魔法カードは、《二重魔法》の効果処理時にその選択した魔法カード効果処理を行うため、魔法カード発動した扱いにはなりません。
  したがって、《王立魔法図書館》に乗せられる魔力カウンターは、発動したこのカードの1個のみとなります。(08/08/16)

Q:自分フィールド《魔力倹約術》が存在し、自分ライフポイントが500の状態で、相手墓地《簡易融合》対象としてこのカード発動できますか?
  できる場合、ライフポイントを払う必要はありますか?
A:挙げていただいた方法で発動できます。
  またその際、ライフポイントは払いません。(22/07/03)

Q:相手墓地《トゥーン・ワールド》対象として自分がこのカード発動し、その《トゥーン・ワールド》自分魔法&罠ゾーンに置かれました。
  《ハネクリボー LV9》が存在する状態で、その置いて使用した《トゥーン・ワールド》効果破壊された場合、その置いて使用した《トゥーン・ワールド》《ハネクリボー LV9》効果除外されますか?
A:はい、除外されます。(22/07/18)


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