融合・効果モンスター 星10/風属性/ドラゴン族/攻3200/守2000 ドラゴン族シンクロモンスター+戦士族モンスター このカードは融合召喚でのみエクストラデッキから特殊召喚する事ができる。 1ターンに1度、墓地に存在するドラゴン族のシンクロモンスター1体をゲームから除外し、 エンドフェイズ時までそのモンスターと同名カードとして扱い、同じ効果を得る事ができる。 また、このカードがフィールド上に表側攻撃表示で存在する限り、 相手のカードの効果によって発生する自分への効果ダメージは代わりに相手が受ける。
DUELIST REVOLUTIONで登場した風属性・ドラゴン族の融合モンスター。
墓地に存在するドラゴン族のシンクロモンスターを除外して効果をコピーする起動効果と、効果ダメージを相手にはね返す永続効果を持つ。
シンクロモンスターは必要だが、融合素材の縛りは比較的緩いモンスターである。
ドラゴン族シンクロモンスター・戦士族モンスターは共に採用率・存在率が高いため、どちらを中心としたデッキでも狙いやすい。
とは言え、シンクロ召喚を行ってから更に融合召喚を行うのは手札消費が激しいため、なるべく《ミラクルシンクロフュージョン》や《龍の鏡》・《超融合》等での融合召喚を狙いたい。
《超融合》を採用すれば、戦士族中心のデッキにシンクロ召喚ギミックへのメタ要素が備わる。
シンクロ召喚の性質から他の種族への切り替えで対策はできるが、15枚の中での選択肢を抑制するだけでも影響は大きく、【ドラグニティ】等には特に有効となる。
逆にシンクロ召喚ギミックを戦士族のメタにもできるが、そのためにシンクロ召喚と手札コストを払うのはよほどの相手でなければ割に合わず、工夫が求められる。
《正義の味方 カイバーマン》もドラゴン族と縁の深い戦士族であり、《伝説の白石》からシンクロ召喚したモンスターとの融合が可能。
《ユーフォロイド・ファイター》や《E・HERO ネオス・ナイト》はステータスを左右されるために素材の戦士族モンスターの取捨選択を迫られるが、固定値であるこのカードにその心配はない。
《超融合》を多用する【E・HERO】においては、融合召喚の選択肢が増えることだろう。
だが、指定の緩いE・HEROの融合モンスターと比較すると、こちらはドラゴン族シンクロモンスター以外には対応できないため、広い目で見ると前者を積むよりも対象の範囲が狭い。
基本的に【E・HERO】ならば属性融合モンスターは積み込まれるため、エクストラデッキに1枚だけ忍ばせておく程度が無難である。
《デブリ・ドラゴン》を採用するタイプならば、自らドラゴン族シンクロモンスターを展開するためうまく活用できるだろう。
また、相手のデッキによっては、相手のモンスターだけを融合素材にする事も可能。
ドラゴン族シンクロモンスターの効果をコピーすることができるが、《ミラクルシンクロフュージョン》や《龍の鏡》を用いる場合は融合素材が除外されてしまうため都合が悪い。
また、頻繁に使用されるシンクロモンスターである《スターダスト・ドラゴン》・《ブラック・ローズ・ドラゴン》はコピーしても恩恵が少ない。
なるべくなら除去効果を持つ《ダークエンド・ドラゴン》・《スクラップ・ドラゴン》・《レッド・デーモンズ・ドラゴン》・《インフェルニティ・デス・ドラゴン》のコピーを狙いたい。
相手の墓地に存在するドラゴン族シンクロモンスターを除外することも可能なので、狙えるなら相手の墓地を掃除しつつ使いたい。
ただし、相手がどのドラゴン族シンクロモンスターを使用するのかは不確定なため、効果はおまけと割り切るか、自分の墓地にも選択肢は用意しておくべきとなる。
自分の墓地からコピーする場合、除外したシンクロモンスターを《D・D・R》や《闇次元の解放》によって帰還させる戦術も有効である。
《ワンハンドレッド・アイ・ドラゴン》をコピーした場合は闇属性・レベル6以下のモンスター効果もコピー可能になる。
シンクロモンスター限定かつ1ターンしか持続しない効果のため、基本的に終盤になるほど1度の選択肢増加や毎ターンの使用など選択の幅が広がる。
ドラゴン族シンクロモンスターかつ相手のエクストラデッキを破壊する《ドラグニティナイト−トライデント》とは相性がいい。
《ゲール・ドグラ》で《シューティング・スター・ドラゴン》等を墓地へ落として効果をコピーすることも可能だが、大量のライフを消費してまで狙うほどではない。
効果ダメージへのメタ効果も持っているが、これは相手に依存する上、このカードの融合召喚の手間を考えるとおまけ程度に考えたほうが良い。
もっとも、ビートダウンメインのデッキに自然にバーンメタが組み込めるだけでも十分メリットのある効果である。
バーンデッキの対策カードとして運用する場合、自分のデッキにおけるシンクロ召喚のし易さと効果の相違点を考えて、同じくバーンメタ効果を持つシンクロモンスターである《ブラックフェザー・ドラゴン》とどちらをとるかはプレイヤー次第だろう。
―墓地のカードを除外して同じ効果を得る
※《E・HERO ゴッド・ネオス》以外は同名カード扱い
Q:墓地のドラゴン族シンクロモンスターを除外するのはコストですか?
A:効果です。(10/04/17)
Q:墓地のドラゴン族シンクロモンスターを対象にとりますか?
A:対象をとる(指定する)効果です。(10/04/17)
Q:相手の墓地のドラゴン族シンクロモンスターも除外できますか?
A:できます。(10/04/17)
Q:相手の《破壊指輪》などのお互いにダメージを与えるカードのダメージはどうなりますか?
A:その場合も自分が受けるダメージは相手が代わりに受けます。(10/05/07)
Q:相手の《破壊輪》や《インフェルニティ・デス・ドラゴン》などの破壊とダメージのタイミングが同じカードでこのカードが破壊対象になりました。そのダメージはどうなりますか?
A:その場合、このカードの効果は適用されず、自分がダメージを受けます。(10/05/07)
Q:お互いの場に《波動竜騎士 ドラゴエクィテス》が存在する状態で、相手がダメージを与える効果が発動し自分に効果ダメージが発生した場合、ダメージは誰が受けますか?
A:その場合、自分の《波動竜騎士 ドラゴエクィテス》の効果が適用されて相手が効果ダメージを受けます。また、その時に相手の《波動竜騎士 ドラゴエクィテス》の効果が適用されることはありません。(10/05/10)
Q:墓地のモンスターの効果を得る効果は相手ターンでも使用できますか?
A:起動効果であるため、相手ターンには使用できません。(10/04/20)
Q:墓地の《スターダスト・ドラゴン》の効果を得、その効果のためにリリースした場合、エンドフェイズに特殊召喚されますか?
A:特殊召喚されません。(10/04/20)
Q:《ダークエンド・ドラゴン》の効果を得、墓地へ送る効果を発動した場合、エンドフェイズ時にこのカードの攻撃力はどうなりますか?
A:元に戻ります。(10/04/27)
Q:墓地の《シューティング・クェーサー・ドラゴン》の効果を得た場合、「このカードはこのカードのシンクロ素材としたチューナー以外のモンスターの数まで1度のバトルフェイズ中に攻撃する事ができる」という効果の扱いはどうなりますか?
(自身は融合モンスターなのでシンクロ素材を持たず、攻撃が出来ない?)
A:調整中。(13/02/02)