速攻魔法 このターン、相手が発動した効果モンスターの効果によって、 自分の手札・フィールド上・墓地のカードがゲームから除外される度に、 以下の効果を適用する。 ●手札のカードが除外された場合、 相手の手札をランダムに2枚までゲームから除外する。 ●自分フィールド上に存在するカードが除外された場合、 相手フィールド上に存在するカードを2枚までゲームから除外する。 ●墓地に存在するカードが除外された場合、 相手の墓地に存在するカードを2枚までゲームから除外する。
STARSTRIKE BLASTで登場する速攻魔法。
自分のカードが相手のモンスター効果で除外される度に、相手の同じ場所からもカードを2枚まで除外させる。
除外メタとなるが、いかんせんモンスター効果にしか対応しないのは厳しい。
汎用性が高くよく使われる《奈落の落とし穴》や《次元幽閉》等に対応していないのは残念である。
比較的よく使われる除外効果を持つモンスターは《氷結界の龍 トリシューラ》、《邪帝ガイウス》、《D.D.クロウ》辺りだろうか。
相手の手札を除外するモンスターにいたっては《氷結界の龍 トリシューラ》しか存在しない。
また、除外を無効にするわけでなく、相手も除外するだけという点なのもマイナス点である。
例えば、相手の手札が0枚の状態で《氷結界の龍 トリシューラ》を出された場合、それにチェーンしてこのカードを発動したところでこちらの手札だけ除外され結局はこちらだけが損失を受けるのが関の山である。
《D.D.クロウ》に至ってはメタへのメタとなるため《D.D.クロウ》を相手が採用してくるかどうか非常に読みにくいため無駄になる可能性が高く、またそもそも自分のカードを守れていない。
そもそもサイドに《氷結界の龍 トリシューラ》や《邪帝ガイウス》へのメタとして投入するならば《神の警告》などのほうが多くの状況に対応でき、モンスターの除去もこなせる。
除外をメインギミックとしたデッキへのメタにしても色々な用途に使いようがある《王宮の鉄壁》の方がまだ使いやすく、相手への影響も大きいだろう。
総じてメタとしては中途半端であり、使いづらいカードとなってしまっている。
―イラスト関連