遊戯王カードWiki - 《氷結界の決起隊》のバックアップ(No.28)

《氷結界(ひょうけっかい)の決起隊(けっきたい)/Shock Troops of the Ice Barrier》 †

効果モンスター
星３/水属性/魔法使い族/攻1500/守 800
このカードをリリースして発動できる。
フィールド上の水属性モンスター１体を選択して破壊し、
デッキから「氷結界」と名のついたモンスター１体を手札に加える。

　DUEL TERMINAL －混沌の覇者！！－で登場した水属性・魔法使い族の下級モンスター。
　自身をリリースする事で、他の水属性モンスター１体を破壊し、デッキから氷結界をサーチできる起動効果を持つ。

　対象となるモンスターは自分フィールド上に限定されていないので、相手の水属性の破壊に成功すれば１枚のアドバンテージを得られる。
　しかし、水属性を採用していないデッキには無力であり、《ＤＮＡ移植手術》等の併用は必須。

　いざという時は自分のモンスターを破壊するのも１つの選択肢となる。
　自己再生できる《黄泉ガエル》や強力な破壊効果を持つ《Ｅ・ＨＥＲＯアブソルートＺｅｒｏ》等、ボード・アドバンテージを意識した組み合わせを考えたい。
　《ハンマー・シャーク》から特殊召喚し、《強制転移》で相手モンスターと入れ替えた後に効果を発動するコンボも面白い。
　《強制転移》が無くともサーチ効果自体は使える他、ランク３のエクシーズ召喚に繋げられるので無駄になりにくい。

　だが、氷結界には単体で活躍できるモンスターが少なく、サーチする必要性が薄いのは問題である。
　《氷結界の紋章》の存在により、このカードの優先順位が下がってしまっているのも厳しい。
　そうでなくとも効果の特性上自分のフィールドがガラ空きになる事もざらであり、そのまま相手にターンを渡すのはあまりにリスクが高いと言わざるをえない。

　このカードを最大限に活かすには、【氷結界】よりも、上記のように《ＤＮＡ移植手術》を中心としたデッキを構築するのがよい。
　サーチ対象として後続の同名カードを手札に加えれば、アドバンテージを確保できる除去を３回まで行う事ができる。
　ただ、採用する氷結界がこのモンスター３体のみだと、最後の１体の効果が使えなくなるため、《氷結界の番人ブリズド》等の単体でも使え、手札事故を回避できるカードを併せて採用するのがよい。
　事故率は上がるが、同じく水属性に関する効果を持つ《Ａ・ジェネクス・ソリッド》を投入すれば、更なるアドバンテージ獲得を期待できる。