速攻魔法 「魔力の泉」は1ターンに1枚しか発動できない。 (1):相手フィールドの表側表示の魔法・罠カードの数だけ 自分はデッキからドローする。 その後、自分フィールドの表側表示の魔法・罠カードの数だけ 自分の手札からカードを選んで捨てる。 このカードの発動後、次の相手ターンの終了時まで、 相手フィールドの魔法・罠カードは破壊されず、発動と効果を無効化されない。
ザ・デュエリスト・アドベントで登場した速攻魔法。
「魔法&罠ゾーンの魔法・罠カード」とは記されていないので、フィールド魔法やペンデュラムゾーンのペンデュラムモンスターも勘定に含まれる。
よって、最大で8枚という驚異的なドローになるが、相手フィールドの状態を参照するので、ドローできる枚数は相手のデッキタイプに依存し不安定である。
また、フィールド魔法やペンデュラムゾーンのペンデュラムモンスターも参照するのは、自分が捨てる手札の枚数を決定する時も同じである。
発動したこのカード自身も勘定に含まれる関係で少なくとも1枚は捨てることになるので、捨てる枚数をできるだけ減らすようなプレイングを心がけたい。
相手の表側表示魔法・罠カードが自分より1枚多ければ手札交換、2枚以上でアドバンテージとなる。
速攻魔法という点を利用し、相手の魔法・罠カードが発動した時にチェーンする形で発動するのが基本だろう。
効果で捨てるため、【暗黒界】や【魔轟神】での使用も検討できる。
相手の魔法・罠カードに除去と無効化への耐性がつくのは小さくないデメリットである。
次の相手ターンの終了時まで持続するため、相手ターンで使用するとその後2ターンの間は守られることになる。
ただし、アーティファクトや《安全地帯》・《鎖付き爆弾》のような「破壊することで真価を発揮する」カードに対しては、破壊耐性がメリットとして働く。
他にも、カードによっては「効果処理の途中で対象の破壊に失敗しても処理を続行するもの」「逆に処理が中断するもの」が存在するため、裁定や効果の確認は怠らないようにしたい。
あくまで発動と効果を無効にできなくなるだけなので、《人造人間−サイコ・ショッカー》で発動自体をできなくするのもいい。
耐性に関しては破壊のみなので、バウンスや除外・墓地へ送るといった手段で除去する事もできる。
ただし、永続系カードをバウンスする場合、再び発動される際に無効化できないことを念頭に置く必要がある。
また、《神竜騎士フェルグラント》や《禁じられた聖槍》で一時的に「効果を受けない」ようにするという手もある。
―イラスト関連
Q:《人造人間−サイコ・ショッカー》・《RUM−ヌメロン・フォース》等で効果を無効にされている魔法・罠カードは、このカードを発動した後はどうなりますか?
A:次の相手ターン終了時までの間だけ適用されるようになります。(14/04/26)
Q:相手フィールドに表側表示の魔法・罠カードが存在しない時、(自分の手札を捨てる目的で)発動できますか?
A:その場合、発動することができません。(14/06/25)
Q:このカードの効果が適用されている場合、相手の《銀幕の鏡壁》は維持コストを払わない場合でも破壊されませんか?
A:このカードの効果が適用されていても、ライフポイントを払わなければ《銀幕の鏡壁》は自壊します。(14/09/27)