通常魔法 自分または相手の墓地に存在する カードを合計2枚選択し、持ち主のデッキに戻す。 このカードは発動後、墓地へ送らずにゲームから除外する。 「無欲な壺」は1ターンに1枚しか発動できない。
ABSOLUTE POWERFORCEで登場した通常魔法。
お互いの墓地のカードを2枚までデッキに戻し、自身を除外する効果を持つ。
効果は《転生の予言》とほぼ同一であり、通常魔法なので即効性はあるが、逆に《転生の予言》では可能だった相手の蘇生カードへのチェーン妨害ができない。
そのため《転生の予言》とは違った使い方をすることになる。
デッキに戻すカードを限定していないので、利用法は色々考えられる。
【魔力カウンター】なら、《トゥーンのもくじ》や《魔力掌握》をデッキに戻しつつ魔力カウンターを稼ぐ事ができる。
【インフェルニティ】では、使用済みの《インフェルニティガン》等をデッキに戻すことで《インフェルニティ・デーモン》で再びサーチし再利用することを可能にする。
変わったところでは、自身を除外するおかげで、《転生の予言》と同様に《異次元の境界線》を再び発動・適用する事ができる。
また、チェーン出来ないため《転生の予言》には劣るが、一応相手の墓地アドバンテージを奪う目的で使用することも可能。
他にもアイデア・構築次第で利用法はあるだろう。
だが、相手の墓地除外による行動抑制を目的とするならば《魂の解放》などを採用した方が手札の消費枚数対比効率がいい。
そして、フリーチェーンである《転生の予言》なら相手の墓地利用等にチェーンする事で実質的な1:1交換と直接的な行動妨害が可能だが、その点での有用及び汎用性に劣る。
また、劣勢時の状況打開にも繋がりにくいため、この手の効果のカードはあまり積極的にデッキに入れたいものではない。
そのために残念ながらあまり採用される事のないカードである。
―《無欲な壺》が見られるカード
Q:カードを選択するのは発動時ですか?効果解決時ですか?
A:対象を取る効果ですので、発動時になります。(09/11/26)
Q:《王宮の鉄壁》がある場合、どのように処理しますか?
A:その場合、発動後墓地へ送られます。(09/11/17)
Q:《D−HERO ダイヤモンドガイ》の効果で《無欲な壺》の効果を発動した場合、同じターンに《無欲な壺》を発動する事はできますか?
A:はい、できます。(09/12/23)
Q:《無欲な壺》にチェーンして《非常食》を発動する際、《無欲な壺》をコストに選択できますか?
できる場合、《非常食》の処理に従って「墓地へ送る」のですか?
あるいは《無欲な壺》の処理に従って「除外する」のですか?
A:《非常食》をチェーンして発動した場合、そのコストとして《無欲な壺》を墓地へ送る事は可能です。(10/09/01)
Q:《無欲な壺》にチェーンして《サイクロン》を発動し、《無欲な壺》を破壊した場合、《無欲な壺》は除外されますか?
A:《サイクロン》の効果で破壊された《無欲な壺》は墓地へ送られます。(12/04/13)
Q:《D−HERO ダイヤモンドガイ》の効果で《無欲な壺》の効果を発動した場合、《無欲な壺》は除外されますか?
A:調整中(12/07/05)