効果モンスター(準制限カード、2014年4月1日から制限カード) 星7/水属性/ドラゴン族/攻2600/守2000 自分の手札・墓地からこのカード以外のドラゴン族 または水属性のモンスターを合計2体除外して発動できる。 このカードを手札・墓地から特殊召喚する。 特殊召喚したこのカードは相手のエンドフェイズ時に持ち主の手札に戻る。 また、このカードと水属性モンスター1体を手札から墓地へ捨てる事で、 デッキからモンスター1体を墓地へ送る。 このカードが除外された場合、 デッキからドラゴン族・水属性モンスター1体を手札に加える事ができる。 「瀑征竜−タイダル」の効果は1ターンに1度しか使用できない。
LORD OF THE TACHYON GALAXYで登場した水属性・ドラゴン族の最上級モンスター。
征竜の最上級モンスター共通の効果と、手札から自身と水属性モンスターを墓地に捨てる?事でデッキからモンスターを墓地へ送る起動効果を持つ。
墓地へ送る効果は、コストがある《おろかな埋葬》と言える効果。
《おろかな埋葬》より1枚多く手札を消費する上、直接アドバンテージを得られず、普通に使うだけでは大きなディスアドバンテージを負う。
水属性モンスターを墓地へ送れるので、自身を墓地から自己再生する準備が整うが、次のターンまで蘇生できない。
コストの関係上、このカードは水属性が多めのデッキで採用されることとなるため、墓地送りは《ジェネクス・ウンディーネ》や《鬼ガエル》等でも十分な場合が多い。
こちらを使うならば、コストとして海皇を墓地へ送ったり、水属性のドラゴン族を採用するなどの工夫が必要である。
大きなディスアドバンテージを伴うこの効果だが、《海皇の重装兵》等の効果を発動させるトリガーとしては非常に優秀である。
召喚や特殊召喚に関係せず海皇の効果を発動できるため、《神の警告》や《ヴェルズ・オピオン》のどちらを相手にしても問題ないのが特長。
《フィッシュボーグ−アーチャー》や《ドラゴン・アイス》を墓地へ送れば妨害されにくい海皇のトリガーをさらに用意できる。
除外された場合、水属性・ドラゴン族モンスターを手札に加える効果も持つ。
優秀な効果を持つ《青氷の白夜龍》・《ブリザード・ドラゴン》、特殊召喚のしやすい《ドラゴン・アイス》・《幻水龍》等が候補になるだろう。
能動的に除外する手段には、デッキからは《封印の黄金櫃》、フィールド上からは《レッドアイズ・ダークネスメタルドラゴン》、墓地からは《水の精霊 アクエリア》等が挙げられる。
自身の効果で水属性をコストに《焔征竜−ブラスター》を墓地へ置けば《氷炎の双竜》の除外コストが即座に揃い、《焔征竜−ブラスター》を除外すれば手札コストも賄える。
《封印の黄金櫃》を使えばこのカードと《氷炎の双竜》を揃えるのは容易。
《異次元海溝》とは非常に相性が良く、このカードを除外してアドバンテージを得られ、《ダブル・サイクロン》等で破壊すればこのカードの特殊召喚ができる。
他の征竜の効果で除外する手もあり、ドラゴン族をコストに征竜を墓地へ置いておけば次のターン、その征竜を蘇生させる時にこのカードを除外可能。
【海皇】や【水精鱗】では前述の通り効果のトリガーになることに加え、《水精鱗−ガイオアビス》を含めたランク7のエクシーズ素材として有用なことから必須カードとなっている。
―《瀑征竜−タイダル》の姿が見られるカード