《ゴブリンのやりくり上手》と《非常食》によるターボギミックにより、圧倒的なハンド・アドバンテージを得るコンボデッキ。
当初はキーカードを手札に入れる困難さと、単体では役に立て辛いカードが主体であったため、低速のロックデッキで使われる程度であった。
しかし、次第にその有用さが認められ、多くのデッキで採用されるようになっている。
《ゴブリンのやりくり上手/Good Goblin Housekeeping》 通常罠 自分の墓地に存在する「ゴブリンのやりくり上手」の枚数+1枚を デッキからドローし、手札からカードを1枚選択してデッキの一番下に戻す。
《非常食/Emergency Provisions》 速攻魔法 このカード以外の自分フィールド上に存在する 魔法・罠カードを任意の枚数墓地へ送って発動する。 墓地へ送ったカード1枚につき、自分は1000ライフポイント回復する。
《悪夢の蜃気楼/Mirage of Nightmare》 永続魔法(禁止カード) 相手のスタンバイフェイズ時に、 自分の手札が4枚になるようにカードをドローする。 自分のスタンバイフェイズ時に、 その効果でドローした枚数分だけカードを手札からランダムに捨てる。
キーカード自体は少ないため、多くのデッキに無理なく組み込める。
以下には、このギミックと相性の良いカードを列挙する。
具体的なコンボの方法は《ゴブリンのやりくり上手》のページを参照のこと。
特に相性が良く、かつ無理なく組み込めるものを挙げる。
【ネフティス】や【バスター・モード】等が該当する。
これらのデッキではドローソースだけでなく、手札に来たキーカードを《ゴブリンのやりくり上手》でデッキに戻す目的でも採用される。
これには【死皇帝の陵墓】等が該当する。
ドローソースのみならず、《非常食》がライフコストを確保する手段としても使われる。
一時は大流行したため、05/03/01の制限改訂により、《悪夢の蜃気楼》が禁止カード、《ゴブリンのやりくり上手》・《非常食》が準制限カードに指定された。
後に後者2枚は制限解除されたものの、《悪夢の蜃気楼》は依然禁止カードなので、爆発力の低下は否めない。