運によって得られるリターンが異なるカードを中心とするデッキ。
主にコイントス軸とサイコロ軸に分かれるが、それ以外の要素でギャンブルを行う事もある。
運が良ければ主流デッキをも秒殺する破壊力を持つが、運が悪ければものすごい速度で自滅する。
好調な時と不調な時の落差が激しいが、裏を返せばどのようなデッキにも勝利し得る予測のつかない点が魅力とも言える。
上記の通り運の要素が大きいデッキだが、その確率を少しでも自分に有利になる様に構築するのが基本となる。
ただし、ギャンブルサポートばかりが手札に固まり、肝心のギャンブルカードが用意できなければ意味がないので、そのバランスが鍵となる。
とりあえず、それぞれの構築で《セカンド・チャンス》と《出たら目》はフル投入しておき、それらをいち早く用意できるようにドローカードも何枚か採用しておきたい。
《セカンド・チャンス/Second Coin Toss》 永続魔法 このカード名の(1)の効果は1ターンに1度しか適用できない。 (1):自分がコイントスを行う効果を適用する際に、 コイントスを最初からやり直す事ができる。
《セカンド・チャンス》によるコイントスのやり直しが可能となる他、一部のモンスター効果をトリガーに《ラッキー・チャンス!》がドローエンジンとして機能する。
同名カードを含め《セカンド・チャンス》は1ターンに1度しか適用できないので、どのコイントスに対して使うのか見極めが重要となる。
―魔法・罠カードについて
《出たら目/That Six》 永続罠 (1):このカードが魔法&罠ゾーンに存在する限り、 自分または相手がサイコロを振った場合、 その内1つの目を以下の目として適用できる。 ●1・3・5が出た場合:6として扱う。 ●2・4・6が出た場合:1として扱う。
《出たら目》によりサイコロの出目を自分有利に操作するのが基本。
ただし《セカンド・チャンス》のようなやり直しではなく、サイコロの出目自体を弄るため、必ずしも全てのカードと相性が良いわけではない。
なお、《リバースダイス》でサイコロをやり直す事も可能だが、通常罠の遅さ故に安定したサポートとは言いにくい。
―魔法・罠カードについて
名前の由来でもある《一撃必殺侍》と《モンスターBOX》によって戦闘でのアドバンテージ確保を目的とした、成功率の高いコイントス系ギャンブルのコンボデッキ。
詳細は該当ページを参照。
コイントスで得られる効果が変化するアルカナフォースを使用したデッキ。
《光の結界》を筆頭にカテゴリサポートカードを駆使することで通常のギャンブルとは異なる戦術を取ることができる。
コイントスやサイコロではなくデッキの一番上のカードの種類を当てる珍しいカード、《大逆転クイズ》を利用した1ターンキルデッキ。
そのまま使えばギャンブルだが《魔導書整理》でデッキトップのカンニングやデッキに採用するカードの種類を偏らせることで正答率100%を目指す。
1ターンキルコンボの詳細は該当ページを参照。
《ダイス・ポット》や《運命の分かれ道》等、ギャンブルの結果次第で相手に効果ダメージを与えるカードを利用したバーンデッキ。
これらのカードは運の要素が絡むおかげで与える効果ダメージ量が大きめに設定されており、状況によっては【フルバーン】を超えるスピードでライフポイントが削られていく。
キーカードである《ダイス・ポット》の成功率を大幅に上げる《出たら目》はなるべく採用したい。
また、運に見放されると高速で削られるのは自分のライフポイントになるので、保険として《レインボー・ライフ》等もあると安心だろう。
コイントス成功時の破壊効果を持つ闇属性・機械族群である機械龍を主軸としたデッキ。
詳細は該当ページを参照。
キーカードの何枚かがサイコロを振る効果を持つため、ギャンブル要素が存在する。
詳細は該当ページを参照。
共通要素でサイコロを振る効果を持つため、ギャンブル要素がかなり強い【悪魔族】デッキ。
詳細はリンク先を参照。
特定のキーカードに依存した構築になりがちで、それらがドローできない・除去され尽くした場合にはジリ貧となる。
カウンター罠で防御するのもよいが、キーカードがない状況でも自分の運を信じて使う勇気もあるといいだろう。