【デッキ破壊】

デッキの概要

 デッキ破壊を用い、デッキ切れによる勝利を狙うデッキ

 アドバンテージを得にくく、逆に相手墓地アドバンテージを増やすことにも繋がるため、プレイングは難しい。
 リクルーター手札交換等のデッキ圧縮を行うデッキに対しては、より早くデッキ破壊を進めることができるだろう。
 またデッキ破壊により相手デッキが把握でき、特にマッチ戦では思わぬ情報アドバンテージに繋がる事もある。

 なお、1ターンキルを目指すデッキ破壊については、【デッキ破壊1キル】を参照の事。

デッキ構築に際して

 デッキ破壊には「ドローさせる」か「デッキから直接墓地へ送る」の二つがある。
 前者にはハンド・アドバンテージを、後者には墓地アドバンテージ相手に与えるデメリットがそれぞれある。
 このため、【デッキ破壊1キル】程ではないにせよ、速効性と効率が求められる。

 以下に、そうした戦術を満たせるカードを列挙する。

モンスターカードについて

魔法・罠カードについて

このデッキの弱点

 《スキルドレイン》《聖なる輝き》《停戦協定》等に、リバース時の効果を封じられると痛い。
 魔法・罠除去カウンター罠、時には《禁止令》等も駆使して対応したい。
 これらはメタカードとしての意味合いが強いので、サイドデッキに用意しておこう。

 また、リバースモンスターが根こそぎ除去される《抹殺の使徒》も天敵になるだろう。
 こちらはメインデッキからも投入できる《八式対魔法多重結界》《砂漠の光》チェーンで対処できる。

 さらに、恒常的に墓地カードデッキに回収できる、【ガスタ】【マドルチェ】なども苦手な相手となる。

 中でも《ジャックポット7》とは非常に分が悪く、自分カードのどのような効果でも墓地《ジャックポット7》を落としてしまうと相手特殊勝利に貢献してしまう。

このデッキの歴史

 第1期のBOOSTER5《ニードルワーム》《メタモルポット》が登場した事で、OCGデッキ破壊の戦術が加わった。
 第2期には《サイバーポッド》《現世と冥界の逆転》《処刑人−マキュラ》等のこの戦術による勝利を高速化させる強力なカードが多数登場。
 それらが禁止カード化されて以降は、《ネクロフェイス》《ヘル・テンペスト》といったカードが時折登場するに留まる。

代表的なカード

関連リンク