リクルーターの自爆特攻を繰り返すコンボデッキ。
リクルーターを戦線維持やデッキ圧縮のためではなく、戦闘・戦闘破壊をトリガーとするカードのために使う。
これらのカードには、リクルートしてそのまま攻撃を続けられるリクルーターが相性抜群なのである。
リクルーターとそれとコンボするカードの採用は当然として、さらにその流れをサポートするカードを採用したい。
自爆特攻により尋常ではないスピードでライフポイントが減るので、《スピリットバリア》や《レインボー・ライフ》で反射ダメージを抑えるのは不可欠であろう。
爆発力には欠けるが《シャインエンジェル》と《コーリング・ノヴァ》だけを採用し、《天空の聖域》で防御する方法もある。
これらは相手のビートダウンやバーンへの対策にもなる。
またデッキ内にリクルーターがなくなると、連鎖が終わってしまう。
そこで《貪欲な壺》や《貪欲な瓶》、《転生の予言》、《打ち出の小槌》等で墓地・手札からそれらを回収できるようにしたい。
特に《貪欲な瓶》は4枚目以降の《貪欲な壺》として機能しつつ、手札を減らさず、魔法・罠カードも戻すことができる。
ディスアドバンテージにはなるが、《謙虚な壺》や《局地的大ハリケーン》の採用すら検討できるかもしれない。
自爆特攻を続けるには相手フィールドに適当な攻撃表示モンスターが必要なので、コントロール転移や《エネミーコントローラー》等の採用も考えたい。
壊獣などを採用すればコンボの障害となる制圧効果持ちモンスターをどかしつつ、攻撃表示モンスターを用意できる。
一気に勝負を決めるため、どれだけ連続で戦闘を行えるかが重要になる。
そのためにも、計画的なリクルーターの連鎖を考えたい。
上のパターンなら5種15体から攻撃力が高く自爆特攻に不向きな《魔竜星−トウテツ》を除いた6体の合計21体、下のパターンも蘇生を介し《風竜星−ホロウ》を除いた5種18体から6体を加え合計24体の自爆特攻を行える。
下のパターンは《風竜星−ホロウ》の代わりに《機皇兵スキエル・アイン》⇒適当な機皇兵と繋げば22体と若干減ってしまうが7種で済ませることができる。
どちらも1度のバトルフェイズで戦闘を介する効果が10回以上も発動できるのである。
コントロール転移した《悪魔の調理師》にリクルーターを自爆特攻させ、大量ドローによってエクゾディアパーツを揃える。
詳しくは当該ページを参照。
相手フィールド上の適当なモンスターに《ジャンク・アタック》を装備し、リクルーターによる連続自爆特攻を繰り返すバーンデッキ。
詳しくは当該ページを参照。
ガスタリクルーター各種で自爆特攻し、《ダイガスタ・スフィアード》で戦闘ダメージを押し付けることで1ターンキルを狙うデッキ。
詳しくは当該ページを参照。
コンボの主軸がリクルーターと自爆特攻であるため、《マクロコスモス》等の全体除外カード、ロックカードや攻撃反応型罠の対策が必要である。
魔法・罠除去は多目に《サイクロン》や《コズミック・サイクロン》等も採用しておきたい。
またコンボが完成せずビートダウンされる可能性もあるので、《平和の使者》でそれを防ぎたい。
リクルーターは攻撃力が低いので、無理なく採用できる。
上記の弱点を埋めるため、サイドデッキに帝を採用するのも悪くない。
リクルーターは場持ちがいいので、アドバンス召喚のリリース要員にも向いている。
しかしいくら強力だとはいえ、あくまで帝は様々なデッキへの対策でありこのデッキの本分を失わないようにしたい。