【獅子黄泉帝軸上級多用】 †
【獅子黄泉帝】の派生系。絶大な生け贄確保能力を利用した上級メインデッキ。
要するに変形サイドボードの一種なのだが、稀にメインデッキからこちらを採用している場合もある。
故に、地雷でありながらある程度の戦闘力が保障されている、という何とも珍しいデッキである。
《ダンディライオン》
効果モンスター(制限カード)
星3/地属性/植物族/攻 300/守 300
このカードが墓地へ送られた時、自分フィールド上に
「綿毛トークン」(植物族・風・星1・攻/守0)を2体守備表示で特殊召喚する。
このトークンは特殊召喚されたターン、生け贄召喚のための生け贄にはできない。
《黄泉ガエル》
効果モンスター(制限カード)
星1/水属性/水族/攻 100/守 100
自分のスタンバイフェイズ時にこのカードが墓地に存在し、
自分フィールド上に魔法・罠カードが存在しない場合、
このカードを自分フィールド上に特殊召喚する事ができる。
この効果は自分フィールド上に「黄泉ガエル」が表側表示で存在する場合は発動できない。
使う上級モンスターは何でもいいが、おそらく最も採用率が高いのはフィニッシャーの最右翼…《火之迦具土》だろう。
一撃通ってしまえば、相手が【暗黒界】以外ならばいついかなる状況でもほぼ即死。
- 暗黒界モンスターが出てきた場合も即死(自分が)。
男らしいデッキ、と言えなくもない…か?
流石にこのデッキは06/03/01に行われた制限改訂の煽りをまともに受けることとなった。
だが、最上級モンスターを入れなければ《黄泉ガエル》の力により辛うじて回る。
《火之迦具土》以外に採用する上級モンスターを考えていきたい。
- 《火之迦具土》以外の候補としてはリバース効果や各種リクルーターを無効にできる《冥界の魔王 ハ・デス》や《聖導騎士イシュザーク》、
《黄泉ガエル》を無効にしてしまうもののリクルーターを封殺し《貪欲な壺》をも封じる《エンド・オブ・アヌビス》、
ノーコストで何度も使える除去効果を持つ《ブローバック・ドラゴン》、ドロー+貫通の《天空騎士パーシアス》などが入る。
ほかにも候補は無数に存在するのでよさそうな上級・最上級モンスターを見つけたら好き嫌いせずに入れてみることをお勧めする。
逆にこれらのカードに押され、時には《地帝グランマーグ》や《炎帝テスタロス》は採用されないこともある。
- ENEMY OF JUSTICEの全体除外カード群には流石に無力。特にチェーン《マクロコスモス》が痛すぎるので細心の注意を。
- 変形サイドボード(アグレッシブ・サイドボーディング)とは―
サイドボードとのカードの入れ替えにより、サイドボード前とは全く性質の異なるデッキにしてしまうこと。文字通り「デッキを変形させる」のだ。
ハマれば相手のメタをかわして一方的にゲームを決められると言うようなことも起こりうる。
が、構築は難しいわ手の内がバレていれば効果無いわでデメリットが目立つ。
逆に、苦手なデッキタイプへの対策カードを入れるような場合は「ディフェンシブ・サイドボーディング」と呼ばれる。
博打要素が少ないぶんこっちのほうが一般的。
しかし読みづらいデッキである
代表的なカード †
関連リンク †