《天空の聖域》の効果、または《天空の聖域》が存在する場合に効果の強化されるモンスターを駆使して戦うデッキ。
《天空の聖域/The Sanctuary in the Sky》 フィールド魔法 このカードがフィールド上に存在する限り、 天使族モンスターの戦闘によって発生する天使族モンスターの コントローラーへの戦闘ダメージは0になる。
【天使族】と被る物が多いため、【天空の聖域】特有のカードを紹介していく。
《天空の使者 ゼラディアス》以外の下記の効果は、《天空の聖域》がフィールド上に存在している場合のみの効果である。
【天使族】と被る物が多いため、【天空の聖域】特有のカードを紹介していく。
下記のカードは、発動条件として《天空の聖域》がフィールド上に存在している必要がある。
下記の説明はすべて《天空の聖域》が発動されていることが前提の説明である。
手札の光属性モンスターを《サンダー・ボルト》に変える効果を持つ《大天使ゼラート》を主軸としたデッキ。
《大天使ゼラート》の特殊召喚に必要な《ゼラの戦士》は、レベル4・戦士族・通常モンスターであるため、サーチ・リクルート・サルベージ・蘇生の手段は豊富である。
一方で《大天使ゼラート》自身は、サーチやサルベージの手段に乏しいため何かしらの工夫は必要。
破壊効果を1ターンに2度まで使用できる《マスター・ヒュペリオン》を主軸としたデッキ。
《神秘の代行者 アース》の効果でサーチが可能で、さらに自身の効果で特殊召喚もできるため、場に出すことは容易。
特殊召喚及び効果のコストで除外された天使族・光属性モンスターは、《奇跡の代行者 ジュピター》や《奇跡の光臨》で帰還させると無駄がない。
《異次元からの埋葬》は、除外されたモンスターを墓地に戻せるため、弾不足の解消に役立つ。
また、《マスター・ヒュペリオン》の破壊効果は、《天空の聖域》がフィールド上に存在しなくても1度は発動できるため、他と比べて《天空の聖域》に依存する事も少ない。
《マスター・ヒュペリオン》を主軸とせず、代行者自身の効果を主軸としたデッキ。
下記の代行者は、《天空の聖域》の有無に関わらず《神秘の代行者 アース》によってサーチすることができる。
また、《天空の泉》を利用することで1ターンキルも可能。
まず、《シャインエンジェル》・《コーリング・ノヴァ》によって、相手モンスターに自爆特攻を6回繰り返す。
すると、《天空の泉》によってライフポイントを8400ポイント回復できるので、初期ライフであれば攻撃力8400の《力の代行者 マーズ》をリクルートできる。
そして、《力の代行者 マーズ》の攻撃の際に《オネスト》を発動することで1ターンキルが成立する。
既に《力の代行者 マーズ》がフィールドに存在する場合、別のモンスターをリクルートすることで最大1900ポイント(《コーリング・ノヴァ》から《天空騎士パーシアス》をリクルートした場合)追加で回復できる。
この場合、自爆特攻の対象が2300以下のモンスターであれば1ターンキルの成立となる。
このコンボを採用する場合、自爆特攻の対象モンスターに《ジャンク・アタック》を装備させることで、《力の代行者 マーズ》の攻撃力を更に上げることができる。→【ジャンク天使】
《力の代行者 マーズ》と同様の単体強化効果を持つ《天空勇士ネオパーシアス》を主軸としたデッキ。
《天空騎士パーシアス》や《守護天使 ジャンヌ》等を用いて戦闘を行うことでライフ・アドバンテージを得て、強化された《天空勇士ネオパーシアス》をフィニッシャーとする。
《天空勇士ネオパーシアス》の召喚・特殊召喚に有効なカードは、《ジェルエンデュオ》、《コーリング・ノヴァ》及び《天空騎士パーシアス》、《神の居城−ヴァルハラ》等。
《天空勇士ネオパーシアス》は、単体強化と貫通効果の相性の良さから、維持さえ出来れば攻撃力は爆発的に上昇する。
効果の関係上ライフ・アドバンテージを稼ぎやすいため、《力の代行者 マーズ》や《裁きの代行者 サターン》も投入できる。
《天空の聖域》で効果が強力になる《天空聖者メルティウス》を採用したパーミッションデッキ。
【エンジェル・パーミッション】との相違点として、カウンター罠を発動するだけで、相手のカードが破壊されていく点である。
そのため、【パーミッション】の弱点である《王宮のお触れ》を発動されても後出しで対処できる。
また、《神罰》が使えるためカウンター罠の種類が増えるのも特徴。
《力の代行者 マーズ》とは相性がよく、《天空聖者メルティウス》の破壊及び回復効果を最大限に利用できる。
地味な点であるが《英知の代行者 マーキュリー》の効果も比較的簡単に使用できる。
その他の相性のいいカードは【エンジェル・パーミッション】参照。
雲魔物は自壊効果の関係上守備表示にしづらいので、《天空の聖域》の持つ戦闘ダメージ抑制効果との相性は良い。
詳しくは【雲魔物】参照。
《怒れるもけもけ》を発動させるために自爆特攻を行うことがあるので、《天空の聖域》の持つ戦闘ダメージ抑制効果との相性は良い。
詳しくは【もけもけ】参照。
最初からライフポイントに差があるような状況を作り出せるのなら、《力の代行者 マーズ》や《裁きの代行者 サターン》、《天空勇士ネオパーシアス》の効果は非常に有効となる。
例えば、遊戯王デュエルモンスターズ エキスパート2006等では、「LPサバイバル」という自分のライフポイントを引き継ぐ勝ち抜きデュエルが存在する。
このルールでは、最初から8000以上のライフ・アドバンテージを持つことも可能であり、片っ端から開幕1ターンキルでなで斬りにすることも可能である。
また、上記の作品では、《裁きの代行者 サターン》と《力の代行者 マーズ》は、《天空の聖域》がセット状態でも効果が適用されるバグが存在する。
そのため、《天空の聖域》が除去の対象となり難く、《力の代行者 マーズ》もセットしておけば、反射ダメージでほぼ勝負は決まる。
《力の代行者 マーズ》を攻撃表示で場に出しておき、攻撃宣言したところで《砂塵の大竜巻》を発動させて《天空の聖域》をセットすることで、莫大なダメージを与えるということもできる。
無論、上記のバグについてはOCGでは不可能である。