竜剣士・竜魔王を中心とした【ペンデュラム召喚】。
メインはあくまでも竜剣士であるが、一部のカードは竜魔王との混成であることを前提とした効果であるため、竜魔王も合わせて採用するのが基本となる。
ペンデュラム召喚を展開の起点とし、融合・シンクロ・エクシーズ召喚といった幅広い召喚法を使用するのが特徴。
融合・シンクロ・エクシーズモンスターを特殊召喚する上でそれぞれペンデュラムモンスターに対する役割が異なるため、状況に合わせたモンスターを出して戦う。
《竜剣士ラスターP/Luster Pendulum, the Dracoslayer》 ペンデュラム・チューナー・効果モンスター(制限カード) 星4/光属性/ドラゴン族/攻1850/守 0 【Pスケール:青5/赤5】 (1):1ターンに1度、もう片方の自分のPゾーンにカードが存在する場合に発動できる。 そのカードを破壊し、そのカードの同名カード1枚をデッキから手札に加える。 【モンスター効果】 このカードを素材として、「竜剣士」モンスター以外の 融合・S・Xモンスターを特殊召喚する事はできない。
《爆竜剣士イグニスターP/Ignister Prominence, the Blasting Dracoslayer》 シンクロ・効果モンスター 星8/炎属性/ドラゴン族/攻2850/守 0 チューナー+チューナー以外のPモンスター1体以上 (1):1ターンに1度、フィールドのPモンスター1体 またはPゾーンのカード1枚を対象として発動できる。 そのカードを破壊し、フィールドのカード1枚を選んで持ち主のデッキに戻す。 (2):1ターンに1度、自分メインフェイズに発動できる。 デッキから「竜剣士」モンスター1体を守備表示で特殊召喚する。 この効果で特殊召喚したモンスターはS召喚の素材にできない。
《竜呼相打つ/Draco Face-Off》 速攻魔法 「竜呼相打つ」は1ターンに1枚しか発動できない。 (1):デッキから「竜剣士」Pモンスター1体と「竜魔王」Pモンスター1体を選んで相手に見せ、 相手はその中からランダムに1体選ぶ。 相手が選んだPモンスターを自分のPゾーンに置くか特殊召喚する。 残りのPモンスターは自分のエクストラデッキに表側表示で加える。
モンスターは各種素材の都合上ペンデュラムモンスター、特にレベル4が主体となる。
中心となる魔法・罠カードは、大きく分けてペンデュラムモンスター、通常モンスター、ドラゴン族のサポートカードの3つに分類される。
―竜剣士・竜魔王
竜剣士ペンデュラムモンスターは各種エクストラデッキの竜剣士による展開が可能。
竜魔王は竜剣士とサポートカードをある程度共有でき、そちらでの展開が基本となる。
―レベル4、ペンデュラムスケールが3・5のペンデュラムモンスター
竜剣士・竜魔王のペンデュラムスケールでペンデュラム召喚でき、《ペンデュラム・パラドックス》で共に回収できるなど、多くのサポートカードを共有できるので優先的に採用すべきカード群。
―その他相性の良いペンデュラムモンスター
―ペンデュラムモンスター以外のモンスター
―竜剣士モンスター
竜剣士を展開する効果を持つ。
それぞれ特性が異なるため、状況に合わせて使い分けることになる。
―それ以外のモンスター
エクストラデッキから大型のモンスターを展開してのビートダウンが基本となる。
序盤は通常モンスターサポートを駆使して竜剣士・竜魔王を確保しつつ、ペンデュラム召喚の準備を整えながらエクストラデッキからの特殊召喚を狙っていく。
三種類いる竜剣士はそれぞれ役割が分かれているため、どの竜剣士をいつ呼び出すかが鍵となる。
また竜剣士に偏ると防御が薄くなり突破されやすくなるため、《解放のアリアドネ》なども絡めて防御用のカードを常に用意しておきたいところ。
《竜剣士ラスターP》とレベル4ペンデュラムモンスター3体の組み合わせからエクストラデッキの竜剣士3体の展開が可能。
消費が多いように見えるが、《竜呼相打つ》と《レスキューラビット》などを用いればレベル4ペンデュラムモンスター3体は揃い、ペンデュラム召喚を組み合わせればそれほど難しくはない。
《真竜剣士マスターP》を出すことに特化したフィールド制圧型。
召喚条件である竜剣士と竜魔王をいかに並べるかがポイントになる。
エクストラデッキの竜剣士に依存しないのであれば、《虚竜魔王アモルファクターP》と並べて制圧力を高めることが可能。
竜剣士よりも竜魔王に寄せた構築。
闇属性のペンデュラムモンスターである点を生かして覇王眷竜を中心で攻めていく。
竜剣士は通常モンスターサポートカードを共有できる《竜剣士マスターP》をメインに採用する。
《虚竜魔王アモルファクターP》のメインフェイズ1をスキップする効果に注目した特化デッキ。
《端末世界》や守備表示の《地縛神 Chacu Challhua》と合わせることで、儀式召喚した返しのターンの行動を大きく制限することができる。
儀式魔法は墓地からも儀式召喚できる《オッドアイズ・アドベント》が扱いやすい。
儀式召喚に特化させ【魔神儀】、【ドラグマ】や【ドライトロン】と組み合わせて《虚竜魔王アモルファクターP》を切り札に据えれば、このカードも出しやすくなるだろう。
なお、特化構築であるため竜剣士を採用する意味は薄い。
相性のいいオッドアイズカードが多いことに着目したデッキ。
《天空の虹彩》を採用すれば、状況に応じて必要なオッドアイズをサーチできる。
ただし、ペンデュラムスケールの幅からオッドアイズはペンデュラム召喚しづらいため、基本的にはサポートカードと割り切って使うことになる。
2016年の環境で活躍した【EM】との混合構築。
詳細はこちらを参照。
基本的な弱点に関しては【ペンデュラム召喚】を参照。
ドラゴン族を中心としたデッキであるため【ドラゴン族】の弱点である【バスター・ブレイダー】などに弱い。
特に魔法カードを無効にする効果もある【ブラック・パラディン】は天敵であるといえる。