アルカナフォース/Arcana Force †
LIGHT OF DESTRUCTIONから正式な括りができたモンスターカテゴリ。
共通の効果として召喚・反転召喚・特殊召喚に成功した時に効果が誘発し、その効果処理の段階で行うコイントスによって自身の効果を決定する。
(《アルカナフォースEX−THE LIGHT RULER》《アルカナフォースEX−THE DARK RULER》は通常召喚不可の為、特殊召喚時のみ)
また、モンスターは全て光属性・天使族で構成されている。
「帝」モンスターと同様、召喚時に誘発効果を発動する為、通常召喚した全モンスターは《畳返し》に弱いという弱点を持つ。
全モンスターがバニラ化する《エンペラー・オーダー》にも対策が必要。
- タロットカードは正位置(上下の向きが正しい状態)・逆位置(上下逆さまの状態)で意味が変わってくるとされる。
正位置はカードの本来の意味を表し、逆位置は別の捉え方をしたものである。
原則として、正位置の意味はカードの善・陽の部分(例:戦車 前進)、逆位置の意味は悪・陰の部分(例:戦車 暴走)として解釈がなされる。
基本的にタロットカードの裏面は上下対称になっており、正位置・逆位置はそれらを上下もランダムにかき混ぜた上での結果として決定される。
ただし、例外的な作法として、「逆理」と呼ばれるものも存在する。
これは、カードが正位置で出ていても、占い手のわるい予感を優先して逆位置の意味を適用するものである。
- なお、遊戯王OCGの裏面は上下左右が対称でないため、これらのカードをそのままタロット占いに使用することはできない。
(無理をしてでもやりたい場合は、上下がわかりにくいスリーブに入れたり、一枚一枚コイントスで正位置と逆位置を決めるという手もあるが)
同様に、アニメのようにコイントスの代わりに実際にカードを回すのも不可である。
加えて、LIGHT OF DESTRUCTIONの段階においては、全ての数字が出揃ってはいない。
- モデルとなった大アルカナについては以下のとおり。
ただしモデルになっただけであり、イラストも効果もほぼ原形を留めていない
- 《アルカナ ナイトジョーカー》はこのカードカテゴリーと特に関係ない。
一応トランプとタロットカードは起源を同じくすると言われているものなので、全く関係がないということではないのだが。
- 原作・アニメにおいて―
アニメGXにおいて第2期に登場した斎王琢磨の使用したカード群。
アニメではカードのビジョンが回転し、それに相手がストップの掛け声をかけることで回転を停止・効果を得る描写がなされた。
カードテキストにはちゃんと「コイントス」の文字があるのだが、アニメではコイントスが行われていない。
回転停止時に「正位置(正しい向き)」ならば表の効果を、「逆位置(上下さかさま)」ならば裏の効果を得ていた。
斎王には運命を見通す力があり、明らかに狙った側の効果を使用していた。
- またこのカテゴリーと直接関係は無いが、斎王が使ったカードとして《スート・オブ・ソードX》《ナイト・オブ・ペンタクルス》《ペンタクル・オブ・エース》《エース・オブ・ワンド》《エース・オブ・ソード》《カップ・オブ・エース》が登場。
アルカナフォースが大アルカナであるのに対し、「カップ」「ワンド(バトン)」「ソード」「ペンタクル(コイン)」は小アルカナがモデルである。
小アルカナについては、《アルカナ ナイトジョーカー》を参照。
- アニメで登場したアルカナフォースたちは数字と名前を繋ぐ記号が全て《H−ヒートハート》系と同じように_(アンダーバー)だったのだが、OCGでは全て−(ハイフン)に変更されている。
- なお、アニメで登場したアルカナフォースのうち、ローマ数字を名に持つモンスターは攻撃力・守備力が「自身の名の数字×100+1000」の値であった。
アルカナフォース一覧 †
関連カード †
関連リンク †
FAQ †
Q:コイントスする効果の種別は何ですか?
A:誘発効果です。(08/02/25)