《トークン》(榊遊矢) †
このカードはトークンとして使用する事ができる。
遊矢:『揺れろ魂のペンデュラム!天空に描け光のアーク!!』
遊☆戯☆王の日 参加賞で登場したトークンカード。
イラストには榊遊矢と《オッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴン》が描かれている。
このイラストはザ・デュエリスト・アドベントの店頭ポスターにも使われている。
- 原作・アニメにおいて―
遊戯王ARC-Vの主人公である中学2年生の少年。
父のような「エンターテインメント・デュエリスト」になるべく、「遊勝塾」でアクション・デュエルの腕を磨いている。
同じ顔という設定の人物として、ユート・ユーゴ・ユーリの3人が登場しており、作中ではその関係性が焦点になっている。(詳細は後述)
- アニメの登場人物としては珍しく、初手で手札事故を起こしたことがある。
現行のシリーズを除けば、主人公では唯一である。
- スタンダード次元やシンクロ次元に来て間もない頃はモンスターに乗り、移動手段として活用するスタイルを中心としていた。
エクシーズ次元でローラー装置を靴に取り付けて以降は、ローラーの高速移動でアクションカードを拾いに行くスタイルとなっている。
物語終盤ではモンスターとローラー装置による高速移動を組み合わせた移動手段でアクションデュエルを行っている。
- その正体はかつて1つだった世界に存在したデュエリスト「ズァーク」が、分裂して生まれ変わった存在である。
- 同じくユート・ユーゴ・ユーリもズァークの分身である。
その繋がり故に作中でユートと一体化しており、後に自身の中で会話をすることも可能になった。
- 「vs瑠璃&セレナ」戦を見るに互いの人格の交代だけでなく身体そのものを交換できるようである。
ズァーク消滅後からはユーゴ・ユーリとも一体化し、会話できるようになっており、元々敵サイドだったユーリも遊矢に味方している。
- 感情が高ぶった時には暴走状態となることもあった。
ズァークの意識に乗っ取られかけた時は発光する赤目になっており、完全にズァーク化した遊矢の目は《覇王龍ズァーク》と同じ発光する黄色目となっていた。
また元々のズァークの目の色は黄色目だが、回想でのズァークが《覇王龍ズァーク》と化した後は発光する赤目で、レイに分裂される間際は時が経過して変化したのか発光する黄色目となっていた。
- 精神的な揺らぎや悩みを度々抱え、それを乗り越えようとする姿が描写されるキャラクターであった。
最終回では、それらを克服した姿が描かれている。
- 「遊矢vsデニス」戦で遊矢が使用した永続魔法《ホープ・ステアーズ》・《チャレンジ・ステアーズ》には遊矢がデフォルメされたようなミニキャラがイラストに描かれている。
- 現行シリーズの主人公である藤木遊作を除くと、デッキ破壊をしてくる相手とデュエルしておらず、デッキ0になったこともない唯一の主人公である。
またアニメにおいて、所謂「ラスボス」に相当するキャラクターと直接デュエルしていない唯一の主人公でもある。
アニメでクリボー系のカードを所持してない主人公としても、遊星に次ぐ2例目となる。
- 漫画版では上記の三人とは兄弟であることが第35話で判明。
とある人物により作中のキーカードである《G・O・D》の力が暴走し世界の破滅が始まったため、4人の父・遊勝はそのエネルギーを利用し世界の時間を逆行させる「ワールドイリュージョン」を引き起こした。
遊矢たちは家の緊急用ポッドで地下に避難するよう指示されていたが、既にポッドは1つを残して壊れており、兄たちは負傷した一番下の弟である遊矢をポッドに入れることを選ぶ。
結果、遊矢だけがG・O・Dが暴走する前の時間に戻り、次元の狭間に飛ばされたユート・ユーリ・ユーゴの遺志が遊矢に宿り四重人格状態となっていた。
- 上記以外の漫画である読み切り漫画版では「デュエルは楽しむもの」という信条を持ったキャラクターとして描かれている。
また、最強デュエリスト遊矢!!ではアニメ版の舞網チャンピオンシップをなぞったストーリーが展開されている一方で、早めに立ち直ったり、観客に気を配ったエンタメを披露したり、対戦相手の事を称賛し和解したりするなど、隔月連載の都合もあってか心情の変化や成長が速く描かれている。
- 遊戯王特有の個性的な髪形をしており、(視聴者から見た)その配色から、トマトに似ているとファンから言われることもある。
公式で意識されているのか不明だが、遊戯王カフェにおける彼のメニューにはトマトが使われていることが多い。
関連カード †
収録パック等 †