カードを操作できる権利です。
1枚のカードに対して、現時点でこの権利を持っているプレイヤーをこのカードの「コントローラー」と呼びます。
基本的に自分のフィールド上にあるカードは、自分のコントロール下にあります。
しかし、カードの効果によってコントロールを奪われると、カードは相手フィールドに移ってしまいます。
例えば、相手のモンスターのコントロールが自分に移る場合、自分のメインモンスターゾーンに置く事になります。
(相手のエクストラモンスターゾーンのモンスターのコントロールが自分に移る場合も同様です。)
コントロールが移っている状態のカードが墓地や手札、デッキ等に戻る場合は、全てデュエルスタート時のカードの持ち主のところへ戻ります。
コントロールを移すカードの効果が適用され、エクストラモンスターゾーンからメインモンスターゾーンに置かれていたモンスターが、その後にその効果が適用されなくなり、持ち主へコントロールが戻る際に、元のエクストラモンスターゾーンではなく、メインモンスターゾーンに置く事になります。
(公式ルールブック 新マスタールール対応 バージョン 1.0より引用)
Q:相手のフィールドに、元々の持ち主が自分の《クリッター》がいます。
《洗脳解除》を発動したところ、チェーン《おジャマトリオ》によって自分のフィールドが埋まってしまいました。
この場合、《クリッター》は破壊されますが「フィールド上」という条件は満たせますか?
A:はい、満たせます。(13/10/14)
Q:相手のフィールドに、元々の持ち主が自分の《次元合成師》がいます。
《洗脳解除》を発動したところ、チェーン《おジャマトリオ》によって自分のフィールドが埋まってしまいました。
この場合、《次元合成師》は破壊されますが「自分フィールド上」という条件は満たせますか?
A:いいえ、満たせません。(13/10/14)
Q:相手が自分の《エヴォルド・プレウロス》を対象に《洗脳−ブレインコントロール》を発動しました。
それにチェーンして《おジャマトリオ》を発動し、相手フィールドが全て埋まった場合、《エヴォルド・プレウロス》は「自分フィールド上」で破壊された扱いになりますか?
A:はい、《エヴォルド・プレウロス》は「自分フィールド上」で破壊された扱いになり効果を発動できます。(16/05/16)
Q:《所有者の刻印》を発動した場合、おジャマトークンのコントロールはどうなりますか?
A:おジャマトークンのコントロールは《おジャマトリオ》を発動したプレイヤーに移ります。
モンスターゾーンが少なく戻せなかったおジャマトークンは破壊されます。
この場合、自分にコントロールを戻す事ができずに破壊されていますので、相手がダメージを受けます。(15/09/03)
Q:相手フィールドに、元々の持ち主が自分の《レッド・ダストン》がいます。
自分のモンスターゾーンに空きがない状態で《所有者の刻印》を発動した場合、どちらのプレイヤーがダメージを受けますか?
A:相手が受けます。(15/09/11)
Q:《強制転移》にチェーンして自分は《リビングデッドの呼び声》を発動し《月華竜 ブラック・ローズ》を特殊召喚、《強制転移》で《月華竜 ブラック・ローズ》のコントロールを相手に移しました。
《月華竜 ブラック・ローズ》を特殊召喚したのは自分ですが、効果が発動する時点でのコントローラーは相手となります。
この場合、《月華竜 ブラック・ローズ》の効果はどうなりますか?
A:自分が発動したこととなり、自分が相手のモンスターを選んで手札に戻します。(16/04/14)
Q:相手の《洗脳解除》が適用されている状態で、相手の墓地にある《トリオンの蟲惑魔》を自分の《死者蘇生》で特殊召喚しました。
《トリオンの蟲惑魔》が特殊召喚されたのは自分のフィールドで、効果が発動するタイミングでは相手のフィールドにある事となりますが、《トリオンの蟲惑魔》の(2)の効果を使えるのはどちらのプレイヤーですか?
A:元々の持ち主である相手です。(17/05/27)
相手のカードの発動やモンスターの攻撃などの行動を妨害すること。
公式用語はカード操作の権利のことを指すが、こちらは相手プレイヤーの行動を操作するといった意味合いが強い。
完全に拘束する場合はロックという。
また、コントロールデッキは、デュエルの勝利条件を満たすよりも妨害を優先したデッキのこと。
アドバンテージ差をつけ、完全に制圧しきった後にエンドカード及びフィニッシャーを出して勝つのが基本である。
長期戦を想定しているためにデッキ破壊との相性がよく、【ライトロード】などの回転の速いデッキに対しては相手のデッキ切れも有効な勝利手段となる。