スターチップ †
OCG初期に発売されていたサプライグッズの一つで、原作に登場する同名のアイテムを商品化したもの。
STARTER BOXに同梱されていた他、後にスターチップ単独(金1・銀2・銅3の六つ+専用のホルダー)の発売(300円)もされたが、原作は金一色しかない。
使い途は原作通り「デュエル開始時に任意の個数を賭け、勝者は敗者のスターチップを手に入れる」というもの。
もっとも、お互いにスターチップを所持していないと賭けが成立しない上、沢山所持していても別にデュエルが有利になるわけでもなく、さほどこの遊び方は普及しなかったようである。
製造・販売は第1期で中止され、第2期以降は販売されていない。
1999年に東京ドームで開催された「遊戯王デュエルモンスターズ決闘者伝説 in TOKYO DOME」では、特別カラーのスターチップが参加者に配布され、実際のトーナメントの催しに使用された。
- 原作・アニメにおいて−
「決闘者王国編」に登場したアイテム。
決闘者王国への招待状に2つ同梱されており、腕に巻く専用のホルダーが存在する。
デュエルの前にお互いに任意の個数を賭け、勝者は敗者が賭けたスターチップを獲得。
10個揃えると決勝トーナメントの舞台となるペガサス城へと入る事ができるが、全てのスターチップを奪われると参加資格を失い島外退去となるシステムであった。
- 漫画「賭博黙示録カイジ」に登場した「星」というアイテムがモチーフと思われる。
この漫画では、『豪華客船の上でカードゲームを行って「星」を奪い合う』というゲームが行われ、騙し騙される息詰まる心理戦が展開される。
「遊☆戯☆王」と同時期に漫画「幕張」を週刊少年ジャンプに連載していた漫画家木多康昭氏は、友情で勝敗が決する「遊☆戯☆王」の作風に疑問を持っており、高橋和希氏に「賭博黙示録カイジ」を読むよう編集者を通じて伝えた。
しかし高橋氏は「豪華客船(王国行きの船)に乗って星(スターチップ)を奪い合う」という点だけを採用してしまった、という旨を後に木多氏がトークショーで語っている。
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