回転 †
そのデッキで想定した戦術を滞りなく行えること。
口語的に「回る」とも言う。
転じて、デッキのテストプレイを行うことを「回す」、使いやすいデッキを「回しやすい」等と表現することもある。
また、思い通りのカードを素早く手札に加えて使用することができるデッキは「回転が速い」と言われる。
回転の良さは手札事故の起こりにくさに直結するため、デッキ構築をするに当たっては常に意識しておきたい。
やりたいことがはっきりしているデッキは回転が良く、あれもこれもと詰め込みすぎているデッキは回転が悪い。
デッキをうまく回転させるには、以下のような心得が欠かせない。
- 投入カード間のシナジーを考慮すること。
- できるだけ戦術を単純化し、無理のないコンボパターンを考えること。
- サーチ・デッキ圧縮・手札交換・蘇生・サルベージといった、必要なカードを確保しやすくするためのギミックを仕込むこと。
それぞれの効果を持つカードの一覧は、各用語ページを参照。
- 【スタンダード】が強いとされる理由の一つに、単体でも強いカードが多く、その場その場で思い通りに動かせるという回転の良さが挙げられる。
対するコンボデッキは、特定のカードを特定の順番で使用しなければならず、その分回転が悪くなるという弱点がある。
- 回転の中核となるカードやギミックを「エンジン」と言うこともある。
- 第2回カリスマデュエリスト最強決定戦では、手札交換の意味で使われていた。
- アニメVRAINSはリンク召喚が中心となる関係上、登場デュエリストが1ターンで複数のリンク召喚を行う事が多くデッキが回っている描写がよく見られる。
劇中でも、「vs遊作/Playmaker」(4戦目)のリボルバーのエクストラリンク成立や、「vs鬼塚/Go鬼塚」戦のアースの初手の動きなどはギャラリーから「デッキが回っている」と述べられている。
また第35話では、遊作/Playmakerが葵/ブルーエンジェルの【トリックスター】を評価する際、「高回転で複数の効果ダメージを与える超強力デッキ」と評している。
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