計算機/Calculator †
ダメージの計算は、計算機があるととても便利です。
計算機がない場合、紙と鉛筆を使って、ライフポイントの変化をメモしてもよいでしょう。
(公式ルールブック 新マスタールール対応 バージョン 1.0 より引用)
- STARTER BOXには「デュエルカリキュレーター」という名称で計算機が付属していたが、後に色とシール、形状を変えて第5期まで単品販売も行われていた。
後述のような特殊な機能のない普通の計算機(8桁)であった。
デュエリストデバイス †
かつてはKONAMIからOCG関連商品としてデュエル専用多機能計算機「デュエリストデバイス」が発売されていた。
2人分のライフポイントの同時計算機能はもちろん、デュエルに役立つサイコロ、コイントス、カウンター機能を実装。
時計およびストップウォッチ、そして10秒間のボイスレコーダー機能もついている。
デュエリストボックスのセット内容として登場し、デュエルディスク 遊星Ver. DX 2010でも同梱された。
2011年3月からは単品販売も行われていたが、税抜1750円と少々値が張る商品であった。
その後はスマホの普及等に伴い、需要が減衰した為か、現在(2020年7月時点)は再生産・再販売は行われていない。
- ちなみに、これらのライフ計算モードではライフポイントが1の時に2で割ると1から変化せず、1か2以外の数で割ると0になるようになっている。
これは「ライフポイントの計算は小数点以下を四捨五入する」という裁定に基づいており、実際のデュエルでも同様に計算される→《神の宣告》
遊戯王ニューロン †
2020年6月29日より、2人分のライフポイントの同時計算、サイコロ・コイントス・カウンター機能、タイマー機能が搭載されたスマートフォン用の公式アプリ「遊戯王ニューロン」の配信が開始された。
同日付けでランキングデュエルの大会規定が更新され、公式大会で使用可能である旨及び注意事項が記載されている。
- 上述のとおり公式大会では電子計算機だけでのライフポイント計算は認められていない。
遊戯王ニューロンだけでのライフポイント計算は認められておらず、必ずライフポイントの推移をメモ用紙へ記録しなければならない。
不正操作だけに限らず、操作ミスを防止する名目もあると考えられる。
- こちらではライフポイントの計算の内、掛け算は用意されておらず、割り算は「÷2」のみが用意されている。
「÷2」を選ぶとその時点のライフポイントの半分を引く計算ができる。
ライフポイントが奇数の時に「÷2」を選ぶと引く数としてライフポイントの半分の数値から小数点以下を切り捨てた数値が表示される。
- BGMは配信開始時点では1曲のみで、これはデュエルリンクスのDSODワールドのデュエルでエースモンスターを召喚した時や優勢時に流れる楽曲である。
- マイデッキ機能ではさらに「5枚ドロー」でデュエル開始時の手札をシミュレーションできる機能も搭載されている。
アプリケーションのバージョン1.2.0でさらに追加で1枚ドローできる機能が追加された。
- アプリケーションのバージョン1.0.0のこの機能ではデッキリストの先頭のカードが手札に加わりやすくなっている不具合が発生していた。
この不具合は2020年7月13日に公開されたバージョン1.1.0で解消された。
- アプリケーションのバージョン1.0.0ではデュエルモードにおいてタイマー機能を使用している状態でライフポイントを計算する画面など別ページへ移動するとタイマーが進行していない不具合が発生していた。
この不具合はバージョン1.1.0で解消された。
- 公式大会では対戦の開始・終了の時間については、大会主催者またはジャッジが計測する時間が正であり、それに従わなければならない。
関連リンク †
―「計算機」関連のカード
FAQ †
Q:公認大会で「デュエリストデバイス」のサイコロ・コイントス・カウンター機能を使用してカードの効果処理を行うことはできますか?
A:はい、可能です。(12/08/01)
Q:公認大会でワールドチャンピオンシップ2010の「デュエル計算機」機能を計算機として使用したり、サイコロ・コイントスの効果処理に使用することはできますか?
A:現在の公認大会規定では「デュエル計算機」の使用は認めておりません。(11/11/16)
Q:公認大会で携帯電話などのサイコロ・コイントス・カウンター機能・及び計算機能を使用してカードの効果処理を行うことはできますか?
A:公認大会において、「デュエリストデバイス」以外の電子機器によるサイコロ・コイントス・カウンター機能・及び計算機能を使用する事はできません。(12/08/01)