公認大会規定 †
大会に必要なアイテム †
必要なもの
参加者は、以下のアイテムを必ず各自で用意しなければならない。
- ユーザーID
公認大会の大会戦績を管理するIDカード。 大会受付時、または大会主催者から提示を求められた時、正しい状態のIDカード(専用のカードにバーコードシールが貼られた状態を指す)を提出する。 また、取得したコナミカードゲームIDは登録を行う。 登録の際に必須事項の記入がされてない、又は誤りがあることが発覚した場合、公認大会への参加資格を失う場合がある。
- 初めて 「遊戯王OCGデュエリストキングトーナメント」 に参加する場合、参加店舗でユーザーIDを登録する。
- 40枚以上60枚以下で構築されたデッキ
デッキ構築に使用できるカードは以下の「遊戯王 オフィシャルカードゲーム」 に限る。
- 遊戯王 オフィシャルカードゲーム
- Yu-Gi-Oh! TRADING CARD GAME(英語版・フランス語版・イタリア語版・スペイン語版・ポルトガル語版・ドイツ語版)
- Yu-Gi-Oh! OFFICIAL CARD GAME(韓国語版)
- 日本語版カードが存在しない各言語のカードは使用を禁止する。
- 日本語版以外の言語のカードを混ぜてデッキを構築する場合は、カード共通面が隠される『カードプロテクター』の着用を義務づける。
- カードにシールを貼る、マーキングを施す等の加工を施したカードは使用できない。
また海外発売のカードを使用する場合、事前に日本語版のテキストが確認できるもの(日本語版カードや、日本語版の効果を記載した用紙等)を準備し、効果を適切に説明できるようする。またそれらを用意していない場合、そのカードをデュエルで使用する事はできない。
- 携帯電話等の電子機器での表示、商品発売前に雑誌等に掲載されたカードの情報は無効とする。
場合によって必要なもの
効果処理に必要なもの
参加者は、自分のカードの効果処理に必要なアイテムを各自で用意しなければならない。
参加大会によって必要なもの
- 記入済み「デッキ記入シート」
大会主催者が提出を義務付けた場合に、参加者は大会に参加するデッキ内容を報告する。
大会ルール †
- 大会ルールは 「マスタールール2」 を採用する
- ルール詳細については、公式ルールブック マスタールール2対応バージョン1.0を公式ルールとして採用する。
- 大会は1マッチ (2デュエル先取/最大3デュエル) で勝敗を決定する
制限時間 †
- デュエルの進行を引き延ばす行為には、「罰則」が適用される
故意の有無にかかわらず、過度の長考や無駄の多いプレイングなどによって、対戦時間を著しく浪費している場合、審判の判断によって「注意」から始まる罰則が与えられる場合がある。
対戦相手が対戦時間を引き延ばしていると感じた場合は審判に確認を行う。
大会形式により、制限時間を超えてマッチの勝利条件を満たさない場合の処理が下記の通り異なる。
トーナメント方式の大会
- 制限時間40分を過ぎた時点で、マッチの勝利条件を満たさない場合の処理
以下の手順に従ってデュエルの勝敗判定を行い、デュエルの勝敗数によってマッチの勝者を決定する。
判定1.デュエルの途中で制限時間が終了した場合のデュエルの勝敗判定
- そのターンの終了まで継続。
- ターン終了時に勝敗が確定していない場合「エキストラターン」に突入。
- エキストラターン→相手ターンから数えて3ターンを実施。
- エキストラターン(3ターン)が終了した時点でのライフポイントの多いプレイヤーをデュエルの勝者とする。
- エキストラターン(3ターン)が終了した時点でお互いのライフポイントが同じ場合は、そのまま継続してサドンデスに突入。
判定2.デュエル開始前(デッキ調整時間中)に制限時間を迎えた場合の勝敗判定
- 「エキストラデュエル」→4ターンを実施。
- エキストラデュエル(4ターン)が終了した時点でお互いのライフポイントが同じ場合は、そのまま継続してサドンデスに突入。
判定3.片方のプレイヤーが1勝0敗の状態、2デュエル開始前 (デッキ調整時間中)に制限時間を迎えた場合の勝敗判定
- 1勝したプレイヤーがマッチの勝者。
スイスドロー方式の大会
- 制限時間40分を過ぎた時点で、マッチの勝利条件を満たさない場合の勝敗判定
以下の手順に従ってデュエルの勝敗判定を行う。
判定1.デュエル進行中に制限時間が終了した時
- そのターンの終了時まで継続。
- ターン終了時に勝敗が確定していない場合「エキストラターン」に突入。
- エキストラターン → 相手ターンから数えて3ターンを実施。
- 3ターン中に勝敗が決した場合は、通常通りデュエル終了。勝敗が決しなかった場合、エキストラターン終了時のライフポイントが高かったプレイヤーが勝利。
- エキストラターン終了時のお互いのプレイヤーのライフポイントが同じだった場合、そのデュエルは「引き分け」とする。
- 2デュエル目進行中に制限時間になりエキストラターン処理を終了しデュエルの勝敗を確定する。
2勝0敗 ⇒ 2勝プレイヤーが勝利
1勝1引き分け ⇒ 1勝プレイヤーが勝利
1勝1敗 ⇒ 引き分け
2引き分け ⇒ 引き分け
判定2.デュエル開始前(デッキ調整時間中)に制限時間を迎えた時:
- 制限時間終了時のデュエルの勝敗数を参照して、マッチの勝敗判定を行う。
1勝0敗 ⇒ 1勝プレイヤーの勝利
引き分け ⇒ 引き分け
- 対戦相手と握手をする。
- 各プレイヤーは、対戦相手に自分のエクストラデッキとサイドデッキの枚数を提示する。
- 各プレイヤーは、自分のデッキを対戦相手に見える位置でシャッフルする。
- 各プレイヤーは、対戦相手に自分のデッキをカットしてもらう。
- ジャンケンを行い、勝ったプレイヤーが先攻・後攻を選択する。
- 各プレイヤーは、デッキの上から手札として5枚のカードを引く。
- 先攻プレイヤーターンからデュエルを開始し勝敗を決する。
- 各プレイヤーは、インターバル(デュエルとデュエルの間)にサイドデッキを使用してデッキのカード交換を行うことができる。
- デュエル中に不明点/質問がある場合、またはルール上でプレイヤー同士の意見の相違がある場合は、その場で審判の指示を仰ぎその指示に従う。
- プレイヤー同士が間違いに気がつかずに処理を行い、その後デュエルが進行してしまったカード効果処理・ポイント計算等の事項については、デュエルを巻き戻しての審判を行わない。
- デュエル終了後の不服申し立てには審判は一切応じない。
- デュエル中の行動については、必ずお互いのプレイヤーに確認を取りながら行動する。
- 1ターン中の戦略考察時間は3分間を目安とする。これは1プレイに費やす時間を指すものではない。1ターン中の度重なる長考は審判の裁量により罰則の対象となる。
- 代用カードの使用禁止
デッキ構築に使用するカードは全て「遊戯王 オフィシャルカードゲーム」を使用しなければならない。
代用のカードや、カード(カードスリーブ・カードプロテクター)にシールを貼る、マーキングを施す等の 「遊戯王 オフィシャルカードゲーム」 に加工を施したカードの使用を禁止する。
禁止事項と大会中のマナー †
- 反則・違反行為について
代表的な反則・違反行為については「大会罰則規定」を参照。
なお公認大会規定・罰則規定は参加者に等しく適用され、与えられる物であり、参加者は公認大会規定・罰則規定を利用した判定の申し立てをする、またはそれを誘導してはならない。
- 指定された集合時間に対する遅刻。
- 対戦相手に対して「せかす」「罵倒する」等の行為を行う。
- 1ターンに3分を超える戦略考察を行う。
これは1プレイに費やす時間を指すものではない。
1ターン中の度重なる長考は審判の判断により罰則の対象となる。
- デュエル間のインターバル中のカードの入れ替え・シャッフルに3分以上を費やす。
- トーナメント中に「デッキ記入シート」に記載したデッキ内容に変更を加える。
- シャッフルやカットの際に故意にカードを見る。
- カード内容を故意に偽って表現する。
- ライフポイント・手札の枚数を故意に偽って表現する。
- 自分または相手のデッキから引かれるカードを操作する。
- デュエル中に観戦者等の第三者からアドバイスを受ける。または、デュエル中に観戦者等の第三者に話しかける。
- 何らかの印のついたカードまたは、カードスリーブ・カードプロテクターを使用する。
- カードスリーブ・カードプロテクターの中に使用するカード以外のものを入れる。
- プレイ中にカードまたは、カードスリーブ・カードプロテクターに印を付ける。
- 「禁止カード」「制限カード」「準制限カード」の枚数制限を越えたカードをデッキ構築に使用する。
- いかなる理由にかかわらず、39枚以下のデッキ枚数でデュエルを行う。
- デュエルフィールド上に、デュエルの進行に必要の無い物を置く。
- 対戦中に物や体の一部などで故意にフィールド上、手札のカードを隠す。
- 大会中のマナーについて
過度なマナー違反に対しては審判の判断により罰則が適用される。
- 大会会場のルールに従う。
- 対戦中の飲食は行わない。
- 対戦中にトイレ等の理由で離席する場合は、対戦相手と審判の承諾を得る。
- 無断で対戦中に対戦相手のカードを触らない。
- 常にスムーズなデュエル進行を心がけ、フェアなデュエルを心がける。
- 対戦相手に不快感を与えるプレイングは行わない。
- デュエル終了後は、必ずデッキをチェックしカードの過不足を確認する。
- デュエル中は相手との確認の上、処理を行う。
- ライフポイントの計算は、必ずお互いの分をメモ用紙に記録する。
- 1つの試合終了後、デッキを初期状態に戻し、対戦結果報告を行う。
(Welcome to YU-GI-OH! Trading Card Game -Japan-より引用)(2012.03.01 適用)
関連リンク †
FAQ †
Q:公認大会で1勝1敗1引き分けになった場合、どんな対応をとりますか?
A:トーナメント方式の場合は、4ターンのエキストラデュエルを行います。
スイスドロー方式の場合は、そのマッチは引き分けとなります。(11/07/13)
Q:公認大会で1勝1敗1引き分けで、4ターンのエキストラデュエル中に引き分けとなった場合、どんな対応をとりますか?
A:エキストラデュエルの結果、引き分けとなった場合、再度エキストラデュエルを行います。(08/09/23)
Q:無限ループでライフポイントの回復を行う場合、どの時点から遅延行為と認定されますか?
相手がジャッジに異議を申し立てたらですか?
A:状況によりますので、その都度その都度ジャッジの指示に従ってください。(10/03/12)
Q:相手プレイヤーが1ターンの設定時間をオーバーした場合その時点で強制的にターンを終了させることが出来ますか?
また設定時間のオーバーを相手プレイヤーに伝える行為は罰則規定の「せかす行為」に該当しますか?
A:ジャッジの判断を仰いでください。(11/09/01)
Q:デュエル中(大会中)に相手にカードやトークン、カウンターなどのデュエルに必要な道具を破棄されました。
以降のマッチはどうすればいいのでしょうか?
A:ジャッジの判断を仰いでください。(11/09/01)
Q:デュエル中、ライフポイント以外にメモをとることはできますか?
A:ライフポイント以外の目的でメモ用紙を使用することはできません。(11/09/01)
Q:海外版カードを使用する際に、手書きでのメモを「日本語版の効果を記載した用紙」として使用する事はできますか?
A:カードテキストを正確に記載したものなら、手書きのメモでも構いません。(12/03/08)
Q:「日本語版の効果を記載した用紙」は非公式サイトに掲載されたテキストや通販サイトの画像を印刷したものを使用できますか?
A:KONAMI公式HPのルールFAQ掲載テキストを引用・印刷したものなら使用できます。
原則としてKONAMI公式HP以外のHPから引用・印刷したものは使用できません。(12/02/27)
Q:《クリッター》など大きなエラッタが行われたカードもありますが、用意するテキストは最新のものである必要はありますか?
A:テキストに変更点のあるカードは基本的に最新のものをご用意下さい。(12/02/27)
Q:海外版の通常モンスターを使用する際も「日本語版の効果を記載した用紙」は必要ですか?
A:海外言語表記のカードなら通常モンスターを使用する場合でも必要になります。(12/02/27)
Q:日本語版のテキストが確認できるものとして「ザ・ヴァリュアブル・ブック」・「MASTER GUIDE」・「Vジャンプ」を使用出来ますか?
A:公認大会において海外言語のカードを使用する場合、日本語表記のテキストが確認できる物として、「公式カードカタログ ザ・ヴァリュアブル・ブック」をご使用頂く事はできますが、「遊戯王OCG デュエルモンスターズ MASTER GUIDE」や「Vジャンプ」等の雑誌誌面を、日本語表記テキストの確認できる物として、ご使用頂く事はできません。(12/03/12)