「通常召喚を行う権利」を意味する非公式用語。
「通常召喚権」とも。
各プレイヤーは、それぞれ自分のターンに1度、通常召喚(モンスターの召喚またはセット)を行う事ができる。
これを「毎ターン与えられる通常召喚を行う権利を行使している」と捉えるのが「召喚権」という呼び方である。
なお、召喚権を増やす場合などにおいて、広義には「召喚を行う権利」「アドバンス召喚を行う権利」も指す。
召喚権は通常1ターンに1度だが、効果によって複数回の通常召喚(召喚・アドバンス召喚)を可能とするカードがある。
大きく分けて、以下の3種類がある。
《二重召喚/Double Summon》 通常魔法 (1):このターン自分は通常召喚を2回まで行う事ができる。
《二重召喚》と《サモンチェーン》は、1ターン当たりの召喚権を指定の数に変更する効果である。
ルールで定義された「通常の召喚権」そのものを増やしているため、最も狭義の「召喚権を増やす効果」と言える。
《ジェムナイト・セラフィ/Gem-Knight Seraphinite》 融合・効果モンスター 星5/地属性/天使族/攻2300/守1400 「ジェムナイト」モンスター+光属性モンスター このカードは上記カードを融合素材にした融合召喚でのみEXデッキから特殊召喚できる。 (1):このカードがモンスターゾーンに存在する限り、 自分は通常召喚に加えて1度だけ、 自分メインフェイズにモンスター1体を通常召喚できる。
《ヴェルズ・カストル》や《カラクリ小町 弐弐四》等がもつ効果。
指定の条件を満たした場合、通常の召喚権とは別に、特殊な召喚権が1度だけ増える。
モンスターの永続効果や分類されない効果、起動効果が多いが、一部にフィールド魔法や永続魔法なども存在する。
召喚できるモンスターにはカテゴリ等の指定がある場合が多い。
《魍魎跋扈/Free-Range Monsters》 通常罠 (1):自分・相手のメインフェイズに発動できる。 モンスター1体を通常召喚する。
《血の代償》や《OKaサンダー》などは、発動したカードの効果によって通常召喚(召喚・アドバンス召喚)を行う効果である。
前述の2種類は文字通り「召喚権」を増やす効果であり、メインフェイズ中の好きなタイミングで追加された通常召喚(召喚・アドバンス召喚)を行う事ができた。
それに対し、このタイプは効果処理が終了した直後、通常召喚(召喚・アドバンス召喚)を行うので、処理の方法が異なる。
カード名 | 回数 | 備考 |
《ふわんだりぃず×すのーる》 | 3回 | |
《サモンチェーン》 | 3回 | |
《二重召喚》 | 2回 | |
《時を裂く魔瞳》 | 2回 | |
《血肉の代償》 | 3回 | 1000ライフポイントを払う |
《ふわんだりぃずと怖い海》 | 3回 | 相手の召喚権を増やす |
カード名 | 指定 | 備考 | |
モンスターの種類 | その他 | ||
《インヴェルズの門番》 | - | - | |
《ジェムナイト・セラフィ》 | - | - |
カード名 | 指定 | 備考 | |
モンスターの種類 | その他 | ||
《デュアル・サモナー》 | デュアル | - | |
《死皇帝の陵墓》 | リリースが1体または2体必要なモンスター | 手札から | リリースなし 召喚権は内蔵されていない |
《妖精の伝姫》 | 攻撃力1850の魔法使い族 | 手札から | 同名カードが自分フィールドに存在しないモンスターのみ |
《カウンター・ゲート》 | - | (手札から) 表側攻撃表示 | 直前の効果処理でドローしたモンスターのみ |
《決戦の火蓋》 | 通常モンスター | 手札から | |
《血の代償》 | - | - | |
《魍魎跋扈》 | - | - |
カード名 | 指定 | 備考 | |
モンスターの種類 | その他 | ||
《エンジェルO1》 | レベル7以上 | 表側攻撃表示 | |
《EMディスカバー・ヒッポ》 | レベル7以上 | 表側攻撃表示 | |
《星遺物−『星鍵』》 | - | - | |
《魔道化リジョン》 | 魔法使い族 | 表側攻撃表示 | |
《冥帝従騎エイドス》 | - | - | |
《雷帝家臣ミスラ》 | - | - | |
《ローズ・パピヨン》 | レベル7以上 | 表側攻撃表示 | |
《古の呪文》 | - | - | |
《カード・アドバンス》 | - | - |