通常モンスター/Normal Monsters †
特別な効果を持たない基本モンスターです。
効果を持たないかわりに、攻撃力・守備力の高いモンスターが多く存在します。
(公式ルールブック マスタールール3対応 バージョン 1.0 より引用)
- 基本的に、カードの枠が黄色であるモンスターカードのみが「通常モンスター」である。
ただし、これに当てはまらない例外や区別が紛らわしいカードも存在するので後述する。
- 第9期以前は【○○族】というだけの表記であった。
第10期以降は【○○族/通常】とわかりやすくなっている。
- 【○○族/チューナー】または【○○族/ペンデュラム】と記されていても、枠が黄色であれば通常モンスターである。
こちらも第10期以降は【○○族/チューナー/通常】【○○族/ペンデュラム/通常】とわかりやすい表記になっている。
それらには、普通の通常モンスターと同様にフレイバー・テキストが書かれている。
- トークンは効果の有無に関わらず、どのようなものでも常に通常モンスターとして扱われる。
また、通常モンスターに関する効果を持つカードの中には、カッコ書き等で「トークンを除く」と書かれているものも少なくない。
- 何のモンスター効果も持っていないプレーンな状態である事からバニラと呼ばれることがある。
TAG FORCEシリーズやDUEL TERMINALでもバニラという言葉が使われており、半公式とも言える呼び名になっている。
- バニラと言う用語は他のTCGでも多用されており、TCGの元祖であるマジック・ザ・ギャザリングでも使用されている。
よって、「カード枠がバニラ色であるから」と言うのは誤った俗説である。
- 原作・アニメにおいて―
原作及びアニメDMの頃は頻繁に見かけられ、主要人物も使用していた。
しかしアニメGXになると使用頻度が下がっていき、アニメ5D's以降は稀にしか登場していない。
なおアニメGX、5D'sでは、通常モンスターは「ノーマルモンスター」と呼ばれている。
- アニメGXではジムが、相手の墓地の下級通常モンスターを特殊召喚する効果を持つ《サンプル・フォッシル》を使用している。
一部の例外を除くと、実質的に通常モンスターのメタとなるのはアニメ作品などにおいてもこのカードのみである。
- アニメ5D'sでは通常モンスターをメインとしたデュエリストとしてカーリー渚、チーム太陽が登場している。
カーリーは占い魔女(アニメ版では通常モンスターのカード群)を、チーム太陽はOCGに既存する昔のレベル3以下の通常モンスターを大量に入れ使用した。
登場人物たちの反応、観客の「ありきたりのカード」というセリフから、効果モンスターより一段低い存在として見られている事がうかがえる。
しかし、チーム太陽はこれらのカードと《手をつなぐ魔人》やその他ロックカードを駆使して《眠れる巨人ズシン》の特殊召喚に繋げ、遊星たちを追い詰めた。
- アニメARC-V公式HPの「超熱血!デュエル塾」では、遊戯と十代のエースが通常モンスターであることに、遊矢が微妙な反応を見せていた。
やはり通常モンスターは他に比べると低く見られがちであるようだが、その後遊矢は修造に叱咤され、直後に考えを改めている。
- ちなみに、複数種類の通常モンスターを使用した主人公はアニメ5D'sの遊星以来だが、遊星の場合《アンサイクラー》以外は全て借り物のカードだった。
明確に複数種類を所持する主人公はアニメGXの十代以来となる。
- デュエル以外では、《歌姫アドリアーナ》などの通常モンスターを所持しているだけの登場人物もいる。
他には人間をカード化する(した)時はこの枠の色のカードを用いられることも多い。
- 現在まで未OCG化の通常モンスターはアニメDMには14体、アニメGXには8体、アニメ5D'sには3体、アニメZEXALには1体が登場している。
優れたステータスを持つ通常モンスター †
※同じ数値を持つカードは登場した時期の早い順に列挙
※モンスタートークンは差分画面にて表記
―公式大会のデュエルでは使用できない
関連カード †
通常モンスターに関する効果を持つカード †
特定の状況下で通常モンスターとして扱う効果モンスター †
―罠カードとしても扱う
―罠カードとしては扱わない
通常モンスターを各種素材に用いるモンスター †
その他 †
特別な通常モンスター一覧 †
(太字は更に指定のカードを組み合わせなければならない特殊召喚モンスターを1種類以上擁するもの)
自身のカード名を指定した効果を持つカードが存在する通常モンスター †
(太字はカード名を指定する効果が複数存在するもの)
特定のカテゴリに属している通常モンスター †
(太字部分は属するカテゴリの名前)
(太字は対応するモンスターが複数存在するもの)
(太字は対応するモンスターが複数存在するもの)
(数字はペンデュラムスケール、※はペンデュラム効果なし)
関連リンク †