意図的に、自分のカードを墓地へ送ること。
「墓地アドバンテージを稼ぐ」「墓地リソースを稼ぐ」とほぼ同意。
《死者蘇生》や《死者転生》等の蘇生・サルベージカードを用いる際、重要な要素である。
また《カオス・ソーサラー》や《カオス・ネクロマンサー》等の、墓地を除外・参照するカードを使用する際にも重要視される。
手札やフィールドからカードを墓地へ送る行為も該当するが、ディスアドバンテージを回避する為、デッキから行うのが一般的である。
- デッキの一番上から、カードを無作為に墓地へ送るタイプ
「ライトロード」・《カードガンナー》・《針虫の巣窟》等
墓地へ送る枚数が相場3枚程度と多く、墓地の総量を増やしやすい。
ただし、無差別という事は自分に対するデッキ破壊と同義である。
本来墓地を肥やした後に使いたいカードや、特殊召喚モンスターまで落とす事がある。
狙ったカードを落とすのも難しく、確実性が無いのは大きい。
このため、墓地を肥やす・それを利用し戦う・回収する、のバランスに注意した構築が必要となる。
コストやデメリットとして設定されている物にこのタイプが多く、その分ステータス等に恵まれている。- デッキの中から、直接カードを指定して墓地へ送るタイプ
《ラヴァルバル・チェイン》・《終末の騎士》等。
能動的に選択する為、上記の一切のデメリットが無い。
その分、対象・発動条件・枚数は厳しくなっている。
《苦渋の選択》や《おろかな埋葬》等が禁止・制限カードに指定されていることからも、強力さが分かるだろう。
こちらは墓地肥やしのメリット効果として設定される物が多く、前者とは逆にステータスは抑えられがちである。
カード名 | 種類 | 墓地へ送る枚数 | その他必要なコスト | 発動タイミング | コストが続く限り繰り返しの使用 |
《カードガンナー》 | 下級モンスター | 3枚まで | - | 1ターンに1度、自分のメインフェイズ | ターンを跨げれば可 |
《カードブロッカー》 | 下級モンスター | 3枚まで | - | 自身が攻撃対象になった時 | 可 |
《深海のアーチザン》 | 下級モンスター | 1枚 | - | 特殊召喚に成功した場合 | - |
《深海のセントリー》 | 下級モンスター | 2枚 | - | 特殊召喚に成功した場合 | - |
《深海のミンストレル》 | 下級モンスター | 3枚 | - | 特殊召喚に成功した場合 | - |
《ナチュル・ロック》 | 下級モンスター | 1枚 | - | 罠カードが発動した時 | - |
《ハイ・キューピット》 | 下級モンスター | 3枚まで | - | 1ターンに1度、自分のメインフェイズ | ターンを跨げれば可 |
《ラヴァル・ガンナー》 | 下級モンスター | 5枚まで | - | 自身が召喚に成功した時に 自分の墓地に《ラヴァル・ガンナー》以外のラヴァルが存在する場合 | - |
《ライトロード・エンジェル ケルビム》 | 上級モンスター | 4枚 | - | ライトロードをリリースして自身のアドバンス召喚に成功した時 | - |
《影星軌道兵器ハイドランダー》 | 最上級モンスター | 3枚 | - | 1ターンに1度、フリーチェーン | ターンを跨げれば可 |
《ナチュル・エクストリオ》 | 融合モンスター | 1枚 | 自分の墓地のカード1枚を除外する | 魔法・罠カードが発動した時 | 可 |
《レインボー・ネオス》 | 融合モンスター | 1枚 | - | 1ターンに1度、自分のメインフェイズ | ターンを跨げれば可 |
《ナチュル・ビースト》 | シンクロモンスター | 2枚 | - | 魔法カードが発動した時 | 可 |
《彼岸の旅人 ダンテ》 | エクシーズモンスター | 3枚まで | 自身のエクシーズ素材を1つ取り除く | 1ターンに1度、自分のメインフェイズ | ターンを跨げれば可 |
《アームズ・ホール》 | 通常魔法 | 1枚 | - | 自分のメインフェイズ (自身を発動するターンは通常召喚できない誓約効果有り) | - |
《バーニングナックル・スピリッツ》 | 通常魔法 | 1枚 | - | 自分のメインフェイズ (1ターンに1枚しか発動できない誓約効果有り) | - |
《光の援軍》 | 通常魔法 | 3枚 | - | 自分のメインフェイズ | - |
《魔導加速》 | 速攻魔法 | 2枚 | - | フリーチェーン (1ターンに1枚しか発動できない誓約効果有り) | - |
《ライトロード・バリア》 | 永続罠 | 2枚 | - | ライトロードが攻撃対象にされた時 | 可 |
―カードをめくる処理がある
※複数のプレイヤーに処理が及ぶカードはこちらを参照
※デッキ融合の素材として墓地へ送るカードは「デッキ融合」を参照。