*《ソウルテイカー/Soul Taker》 [#o0df9143]
 通常魔法
 相手フィールド上に表側表示で存在するモンスター1体を破壊する。
 この効果によって破壊した後、相手は1000ライフポイント回復する。

 [[LIMITED EDITION 5>LIMITED EDITION#n3f3fa61]]で登場した[[通常魔法]]。~
 [[相手]]ライフを1000ポイント[[回復]]させるという代償はあるが、[[モンスター]]1体を指定して[[破壊]]できる[[単体除去]]。~
 [[対象をとる(指定する)効果]]である。
 [[相手]]を[[ライフ回復]]する代わりに、[[モンスターを指定して>対象をとる(指定する)効果]][[単体除去]]を行う。~

 [[ライフ・アドバンテージ]]よりも[[カード・アドバンテージ]]を優先する[[ビートダウン]]では、1000ポイントの[[回復]]など微々たるものである。~
 だが[[魔法カード]]の[[対象をとる(指定する)効果]]に[[耐性]]を持つ[[モンスター]]には[[効果]]がない。~
 決して悪いカードではないのだが、対象をとらない[[《地砕き》]]の方が優先される。~
 もっとも、任意の対象を[[破壊]]できる点では勝り、[[相手]]ライフを削る必要の無い[[【デッキ破壊】]]や[[特殊勝利]][[デッキ]]なら採用の余地はある。~
 任意の[[相手]][[モンスター]]を[[破壊]]できるのは利点だが、大型[[モンスター]]となると、[[対象をとる効果>対象をとる(指定する)効果]]に[[耐性]]を持つものも存在する。~
 [[攻撃力]]で押されないようそれらを[[破壊]]したい[[ビートダウン]]では、対象をとらない[[《地砕き》]]の方が優先される事が多い。~
 厄介な[[効果モンスター]]を[[破壊]]したい[[【デッキ破壊】]]や[[【終焉のカウントダウン】]]、[[ライフ回復]]を逆に利用できる[[【自爆スイッチ】]]や[[【シモッチバーン】]]でこそ活躍する[[カード]]だろう。~

 逆にライフ[[回復]][[効果]]を利用する戦術も存在する。~
 [[ロック]][[デッキ]]において[[《自爆スイッチ》]]の[[発動条件]]のサポートとして投入される事もある。~
 また、[[《シモッチによる副作用》]]との[[コンボ]]では[[単体除去]]+1000[[ダメージ]]という優秀なカードになる。~
 →[[【シモッチバーン】]]~
-[[破壊]]と[[回復]]は順次処理扱いであり、同時ではない。~
このため、[[破壊]]できなかった場合は、[[回復]]も発生しない。~
また[[破壊]]を[[トリガー]]とする[[《ユベル》]]や[[《道連れ》]]、[[《蛇神降臨》]]等が[[タイミングを逃す]]事になる。~
この手の[[カード]]には[[キーカード]]になる[[カード]]も多いので、[[ライフ回復]]と引き換えにそれらを無力化できれば、儲けものだろう。~

-[[破壊]]と[[回復]]は順次処理扱いで同時ではない。~
[[回復]][[効果]]は一見[[デメリット]]だが、[[破壊]]後[[ライフ回復]]という処理が入るため、[[破壊]]直後に発動タイミングが訪れるカードや[[効果]]を[[発動]]させないという[[メリット]]にもなる。~
たとえば[[《道連れ》]]などは[[タイミングを逃して>タイミングを逃す]][[発動]]できない。~
[[《蛇神降臨》]]を[[発動]]されないので、対[[ヴェノム]]として有効。~
[[《ユベル》]]の進化を封殺できる数少ないカードでもある。~
これらの強力[[カード]]を1000[[ライフポイント]]で止められるならば安いものだろう。
-「[[相手]][[フィールド]]上に[[表側表示]]で存在する[[モンスター]]」のみ、[[破壊]]できる。~
[[裏側表示]][[モンスター]]や[[自分]]の[[おジャマトークン]]等には手出しできないので、気をつけよう。~

-[[破壊]]できなかった場合、[[回復]]は発生しない。
-[[07/09/01>禁止・制限カード/2007年9月1日]]に[[《地砕き》]]と[[《地割れ》]]が制限指定され、[[【除去ガジェット】]]での[[単体除去]]として注目された事がある。~
しかし当時は[[絶版]]であり、[[ストラクチャーデッキ−アンデットワールド−]]にて再録されるまで入手が難しかった。~
さらに入手が容易になった後には両[[カード]]が[[制限解除]]されたため、一般的な[[単体除去]]としての優先順位はかなり下がってしまった。~

-「[[相手]]フィールド上に」「[[表側表示]]で存在する[[モンスター]]」のみ[[破壊]]できる。~
[[裏側表示]]や[[自分]]の[[おジャマトークン]]等には手出しできないので気をつけよう。~

-以上のように優秀なカードだが、[[ストラクチャーデッキ−アンデットワールド−]]にて再録されるまで[[絶版]]であり、入手は難しかった。~
[[07/09/01>禁止・制限カード/2007年9月1日]]に、[[《地砕き》]]・[[《地割れ》]]に制限がかかった。~
…が、その[[2年後>禁止・制限カード/2009年9月1日]]に[[《地割れ》]]は[[制限解除]]され、更にその[[半年後>禁止・制限カード/2010年3月1日]]には[[《地砕き》]]までも[[制限解除]]されたため、一般的な[[単体除去]]としての優先順位はかなり下がったと言える。~

-原作・アニメにおいて―~
「バトルシティ編」の「闇遊戯vs闇マリク」戦にて遊戯が[[使用]]。~
原作での[[効果]]は、「[[相手]]のライフを1000[[回復]]させる代わりに、[[相手]]の[[モンスター]]1体を[[生け贄]]にできる」というもの。~
言わばOCGにおける[[《クロス・ソウル》]]の[[相互互換]][[カード]]であった。~
ライフ1000[[回復]]はマリクの[[《ラーの翼神竜》]]の[[攻撃力]]を上げるための辻褄合わせなのだろう。~
ライフが[[回復]]していなければ[[攻撃力]]は3899となり、[[《オベリスクの巨神兵》]]を倒せなかったためである。~
アニメ版DMで、戦いの儀の前に海馬が遊戯に差し出したジュラルミンケースの中に入っていた[[カード]]の1枚。~

--アニメ版DMで、戦いの儀の前に海馬が遊戯に差し出したジュラルミンケースの中に入っていた[[カード]]の1枚。~

//-コナミのゲーム作品において―~

**関連カード [#b1f4e6e1]
-[[《地砕き》]]
-[[《地割れ》]]

-[[《死者への供物》]]

-[[《死者への手向け》]]
-[[《ブラック・コア》]]

-[[《最古式念導》]]

**収録パック等 [#fdfec7e0]
-[[ストラクチャーデッキ−アンデットワールド−]] SD15-JP019
-[[LIMITED EDITION 5>LIMITED EDITION#n3f3fa61]] LE5-003 &size(10){[[Ultra]]};

**FAQ [#k4fac5aa]
Q:《ソウルテイカー》の[[モンスター]]の[[破壊]]と[[ライフ回復]]は同時ですか、それとも順番にですか?~
A:[[破壊]]した後に[[ライフ回復]]を行いますので同時ではありません。(08/09/16)
Q:[[モンスター]]の[[破壊]]と[[ライフ回復]]は同時ですか、それとも順番にですか?~
A:[[破壊]]した後に[[ライフ回復]]を行うので、同時ではありません。(08/09/16)

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