*《ライバル&ruby(とうじょう){登場};!/A Rival Appears!》 [#p38b7baf]
 通常罠
 相手フィールド上に表側表示で存在するモンスター1体を選択する。
 選択したモンスターと同じレベルのモンスター1体を自分の手札から特殊召喚する。

 [[CYBERNETIC REVOLUTION]]で登場した[[通常罠]]。~
 [[レベル]]を合わせることで[[手札]]の[[モンスター]]を[[特殊召喚]]する。
 [[相手]][[モンスター]]と同じ[[レベル]]の[[モンスター]]を[[手札]]から[[特殊召喚]]する。

 能動的な[[発動]]ができず、狙う[[レベル]]の[[モンスター]]が出てくるのを待つ必要があるため、[[発動]]自体が難しい。~
 数の多い[[レベル]]4[[モンスター]]に使っても、[[ディスアドバンテージ]]になるだけであり、あまり有効ではない。~
 [[通常召喚]]がしにくい[[《ミスティック・ソードマン LV4》]]や[[特殊召喚]]専用の[[《レアメタル・ドラゴン》]]という選択肢もあるが、そのためだけにデッキ構築をすると当然[[手札事故]]の元になる。
 [[特殊召喚]]したい[[モンスター]]を[[手札]]に備え、それと同じ[[レベル]]の[[モンスター]]が出てくるのを待つ必要がある。~
 [[下級モンスター]]ならば狙いやすく[[シンクロ召喚]]や[[エクシーズ召喚]]の一助になるが、その目的では[[《二重召喚》]]の方が使いやすい。~
 [[召喚制限]]のある[[下級モンスター]]を[[特殊召喚]]する手もあるが、[[手札事故]]を避けるのは難しくなるのでそこは覚悟したい。~
 [[レベル]]5以上の[[モンスター]]の[[特殊召喚]]にも活用できるが、それらの[[モンスター]]を採用する[[デッキ]]は限られており、狙って[[発動]]するのは難しい。~
 比較的採用されやすい[[レベル]]8の[[モンスター]]に[[《カオス・ソルジャー −開闢の使者−》]]や[[《ダーク・アームド・ドラゴン》]]が挙げられるが、この[[カード]]では対処できない場合も多い。~

 このカードの狙いは、[[相手]]の[[上級モンスター]]に対して[[発動]]し、こちらも[[上級モンスター]]を[[召喚]]する事だろう。~
 現[[環境]]では[[上級モンスター]]が出される状況は多くなっており、以前より多少使いやすくなったといえる。~
 狙うは[[シンクロモンスター]]の[[レベル]]5〜8、[[《神獣王バルバロス》]]の8、[[帝]][[モンスター]]の[[レベル]]6、[[《サイバー・ドラゴン》]]の[[レベル]]5といったところだろうか。~
 この[[カード]]の特徴として、[[自分]]から[[相手]][[フィールド]]上に[[モンスター]]を並べ[[発動]]をサポートできる点が挙げられる。~
 [[《溶岩魔神ラヴァ・ゴーレム》]]・[[《トーチ・ゴーレム》]]を選択すれば、狙って[[レベル]]8の[[モンスター]]を[[特殊召喚]]できる。~
 その後、[[《洗脳解除》]]か[[《所有者の刻印》]]と[[コンボ]]できれば、ランク8の[[エクシーズ召喚]]を狙える。~
 [[デッキ]]に投入する[[モンスター]]の[[レベル]]をある程度統一する必要があるが、[[《ギブ&テイク》]]を用いる[[デッキ]]や[[【ゴーレム】]]では活用の場があるかもしれない。~
 類似する[[召喚]]サポート全般が受動的なのに比べ[[フリーチェーン]]なのも利点。~
 そう狙えるものではないが、[[相手]]の[[チェーンブロック]]を作る[[効果]]応じて[[《ライオウ》]]・[[《神殿を守る者》]]・[[《フォッシル・ダイナ パキケファロ》]]を呼び出せば、それに応じた[[効果]]を妨害できる。

 [[特殊召喚]]する対抗[[モンスター]]の候補を考える。~
-[[レベル]]5
--[[攻撃]]を封じる[[《ビッグホーン・マンモス》]]
-[[レベル]]6
--[[戦闘破壊]][[耐性]]のある[[《アマゾネス女王》]]
--[[除去]][[効果]]を持つ[[《ブローバック・ドラゴン》]]
-[[レベル]]7
--[[《冥府の使者ゴーズ》]]対策に[[《メカニカル・ハウンド》]][[《可変機獣 ガンナードラゴン》]](後者は[[手札事故]]回避にもなる)
-[[レベル]]8
--[[耐性]]のある[[《青氷の白夜龍》]]
--[[全体攻撃]]のできる[[《究極恐獣》]]
--[[手札事故]]の心配の無い[[《神獣王バルバロス》]]

 もっとも事故率を下げるためにある程度[[レベル]]の照準を絞った方が現実的であろう。~
 比較的頻繁に見かけ、かつ強力な[[モンスター]]の選択肢の多い[[レベル]]6・8が狙い目か。

 しかし、[[相手]]が[[召喚]]した[[上級モンスター]]への対処としては、各種[[除去]][[カード]]の方が遥かに有効ではある。~
 猛威を振るう[[《ダーク・アームド・ドラゴン》]]の[[除去]][[効果]]に[[チェーン]][[発動]]するのも面白いが、これらの[[モンスター]]は[[コスト]]さえあれば再び[[効果]]を使われてしまう。~
 それらに対抗できる[[モンスター]]は特にいないのが残念である。

 多少強引だが、[[《溶岩魔神ラヴァ・ゴーレム》]]や[[《トーチ・ゴーレム》]]を使えば[[レベル]]8の[[モンスター]]を[[特殊召喚]]できる。~
 だがそれなら[[《洗脳解除》]]を使った方が有効。

 結局、[[上級モンスター]]の[[召喚]]サポートならば、[[《洗脳−ブレインコントロール》]]や[[《デビルズ・サンクチュアリ》]]等の方が確実。~
 そして、[[相手]]切り札への対処手段ならば、[[除去]]カードや[[《収縮》]]等を用いた方が遥かに有効といえる。~
 [[上級モンスター]]を[[特殊召喚]]して[[相手]]の切り札を[[戦闘破壊]]できれば確かに有効だろうが、機会は少ないだろう。

 同じ[[罠カード]]+[[上級モンスター]]の組み合わせなら[[《天罰》]]+[[《冥王竜ヴァンダルギオン》]]の方が[[アドバンテージ]]を得やすい。

-名前を見ると[[《ヒーロー見参》]]を意識しているようにも見えるが、[[イラスト]]は全く異なる。~
[[効果]]も[[手札]]から[[モンスター]]を[[特殊召喚]]する点は一緒だが、こちらは自分の[[ターン]]や[[メインフェイズ]]でも使用できる。

//-[[手札]]から[[上級モンスター]]を[[特殊召喚]]するのならば、同種[[カード]][[《ヒーロー見参》]]の方が幾分か有能。

-[[相手]]の行動を妨害するのにも使える。~
[[サーチ]]に[[チェーン]]して[[《ライオウ》]]を、[[ドロー]]に[[チェーン]]して[[《神殿を守る者》]]を、[[特殊召喚]]に[[チェーン]]して[[結界像]]を呼び出せば[[ディスアドバンテージ]]も回避できる(ただ、いずれにせよ[[チェーンブロック]]を作る[[効果]]である必要がある)。~

-[[イラスト]]がとても可愛らしい[[カード]]の1枚。~
//[[《白魔導士ピケル》]]と[[《黒魔導師クラン》]]がじゃれ付くその[[イラスト]]はとても微笑ましいものがある。~
//お守りとして[[デッキ]]や[[サイドデッキ]]に1枚忍ばせておくと面白いかもしれない。~
[[イラスト]]通り[[《白魔導士ピケル》]]を召喚して[[《強制転移》]]で[[送りつけ]]てからこの[[カード]]で[[《黒魔導師クラン》]]を[[召喚]]するのもまた一興。~
もっとも[[ディスアドバンテージ]]を増すだけなのだが。

-原作・アニメにおいて―~
アニメGXの第3期EDの明日香の[[カード]]の中に確認できる。

--アニメ5D'sの「遊星vs鬼柳」(1戦目)後に、ラリー達がD・ホイールを運ぶ際の通行料としてばら撒いた[[カード]]の中に確認できる。

--DMでは、ほぼ同じ[[効果]]の[[通常魔法]]《来世》が登場している。

**関連カード [#h70617d8]
-[[《隠れ兵》]]
-[[《狩猟本能》]]
-[[《ヒーロー見参》]]

―[[イラスト]]関連
-[[《白魔導士ピケル》]]
-[[《黒魔導師クラン》]]

**収録パック等 [#kf31984c]
-[[EXPERT EDITION Volume.4]] EE04-JP054
-[[CYBERNETIC REVOLUTION]] CRV-JP054

//**FAQ [#h3d4b866]
//Q:~
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