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*《&ruby(とき){時};の&ruby(きかい){機械};−タイム・マシーン/Time Machine》 [#w7f8128d]
通常罠
モンスター1体が戦闘によって墓地に送られた時、
同じ表示形式でそのモンスターをフィールド上に戻してもよい。
(それは召喚扱いではない)
[[「遊戯王デュエルモンスターズIII 三聖戦神降臨」攻略本下巻 付属カード>書籍付属カード#a1c64c84]]で登場した[[通常罠]]。~
[[戦闘破壊]]された[[モンスター]]1体を[[特殊召喚]]する[[効果]]を持つ。
古い[[カード]]であり、「それは召喚扱いではない」と謎の一文があるので分かりにくいが、[[フィールド]]に[[戻す]][[効果]]は[[特殊召喚]]扱いであるとの裁定が下されている。~
[[通常召喚]]扱いではないということを言いたかったのだろうか。~
[[蘇生]][[カード]]の一種だが「[[墓地]]の[[モンスター]]を[[対象]]にする」[[効果]]ではないため、[[《エンド・オブ・アヌビス》]]で[[無効]]化されない。~
[[ダメージステップ]]に[[発動]]するため、[[蘇生]][[モンスター]]を[[《奈落の落とし穴》]][[《激流葬》]]で[[破壊]]されることもなく、[[特殊召喚]][[メタ]]である[[《王宮の弾圧》]]ですら無視してしまう。~
[[《王宮のお触れ》]]を[[チェーン]]されることもない。~
しかし、[[攻撃力]]が劣るために[[戦闘で破壊>戦闘破壊]]された[[モンスター]]を[[蘇生]]させても、[[戦闘]]には活用しにくい。~
主な[[蘇生]][[対象]]は[[リクルーター]]、[[サーチャー]]、[[《ニュードリュア》]]、[[《ニュート》]]、[[《D−HERO ディスクガイ》]]、[[妥協召喚]]した[[モンスター]]などか。~
[[自分]]の高[[攻撃力]][[モンスター]]が[[《収縮》]]等でパワーダウンさせられて[[破壊]]された場合に[[蘇生]]させるのも有効。
[[相手]][[モンスター]]も([[相手]]の場にだが)[[蘇生]]できるため、[[連続攻撃]]できる[[モンスター]]で再び[[攻撃]]することもできる。~
[[送りつけ]]た[[自分]]の[[リクルーター]]や[[サーチャー]]を[[戦闘破壊]]した際に[[相手]]の[[フィールド]]に[[特殊召喚]]し、再び[[効果]]を利用することもできる。~
やや難しいが、[[墓地]]に存在すると都合の悪い[[《D−HERO ダッシュガイ》]]や[[《黄泉ガエル》]]等を[[蘇生]]し、その後に[[《因果切断》]]などで[[除外]]する事もできる。~
もっとも、この戦術を使うなら[[《D.D.クロウ》]]や[[《ロスト》]]を使うほうが手っ取り早い。
-ちなみに、[[戦闘]]で引き分けになった場合ではこの[[カード]]を[[発動]]できない。~
2体が[[墓地]]に送られるため、「[[モンスター]]1体が[[戦闘]]によって[[墓地に送られた]]」という条件を満たせないのだ。
-海外では長らくカード化されなかったが[[Crossroads of Chaos]]に収録された。~
なぜか[[《ボタニカル・ライオ》]][[《怨念の魂 業火》]]などが格下げされる中[[シークレットレア>Secret]]まで格上げされている。
-英語版カードのテキストでは、ちゃんと「[[特殊召喚]]」と書かれている。~
また、「(異なる[[プレイヤー]]の[[フィールド]]ではなく)[[戦闘破壊]]された時と同じ側の[[フィールド]]に」[[特殊召喚]]されるとも明記されている。
-原作・アニメにおいて―~
決闘者王国にてバンデット・キースが使用。~
原作では「今の[[モンスター]]を囮にし、1[[ターン]]前の[[モンスター]]で反撃する」という、まさにタイムマシンのような[[カード]]だった。~
[[《リボルバー・ドラゴン》]]にこの[[カード]]を使い優位に立ったのだが、その後、城之内に[[《墓荒らし》]]によって使われ敗因の一つとなっている。~
よって、2回この[[カード]]は[[発動]]したのだが、いずれも[[モンスター]]が[[破壊]]された当時は他の[[カードの効果]]で[[攻撃力]]が低下していたので、この[[カード]]のおかげで[[攻撃力]]が元に戻り、反撃を果たしている。
--遊戯王Rの「城之内vsメンド・シーノ」戦、「城之内vsキース」戦では城之内が使用。~
実は「決闘王国編」における準決勝戦「城之内vsバンデット・キース」戦の後、キースが放置していた[[デッキ]]からそのまま城之内が頂いたらしい。~
そして[[デュエル]]後、城之内がとあるメッセージを込めてキースの手元に返却している。
-コナミのゲーム作品において―~
テキストが誤解を招きやすいためか、ゲームに登場する際は以下のようなテキストで収録されている。
//テキストはタッグフォース3より
通常罠
フィールド上に存在するモンスター1体が
戦闘によって破壊され墓地へ送られた時に発動する事ができる。
そのモンスターを同じ表示形式でフィールド上に特殊召喚する。
「実物は古いテキストしか存在しないため、ゲームではテキスト修正されている」[[カード]]の仲間には[[《サイバー・ボンテージ》]]がある。~
だが、あちらは現物もしっかりと[[エラッタ]]がなされているのに対し、こちらに[[エラッタ]]は出ていない。~
[[《サイバー・ボンテージ》]]と違い、あくまでこちらはテキスト解釈の問題でありルール上は問題が無いせいだろう。
--同様にゲーム内でのみ大幅にエラッタされているカードに、[[《トゥーン・ブラック・マジシャン・ガール》]][[《仮面魔獣デス・ガーディウス》]][[《ヴォルカニック・クイーン》]]などがある。
一部ゲームでは、バトルフェイズに使うと既に攻撃を終えたモンスターがもう一度攻撃できるようになっているバグが存在する。
**関連カード [#y6113a57]
-[[《命の綱》]]
-[[《リグレット・リボーン》]]
-[[《リボーンリボン》]]
-[[《ギガンテック・ファイター》]]
-[[《アルカナフォースVII−THE CHARIOT》]]
-[[《ヴァンパイア・ベビー》]]
-[[《エーリアン・マザー》]]
-[[《ブレイン・クラッシャー》]]
-[[《真紅眼の不死竜》]]
**収録パック等 [#wa278c82]
-[[「遊戯王デュエルモンスターズIII 三聖戦神降臨」攻略本下巻 付属カード>書籍付属カード#a1c64c84]] G3-B2 &size(10){[[Ultra]]};
**FAQ [#i6ec083d]
Q:[[相手]]の[[モンスター]]を[[戦闘破壊]]した時、その[[モンスター]]を[[特殊召喚]]することはできますか?~
A:はい。できます。その場合、[[相手]][[フィールド]]上に[[特殊召喚]]します。
Q:[[裏側守備表示]][[モンスター]]が[[戦闘で破壊>戦闘破壊]]された場合、[[蘇生]]時の[[表示形式]]はどうなりますか?~
A:[[表側守備表示]]にして[[ダメージ計算]]、[[戦闘破壊]]という流れですので[[蘇生]]時は「[[表側守備表示]]」です。
Q:[[相手]]の[[モンスター]]を[[《強奪》]]で[[コントロール奪取]]しました。~
[[自分]]の[[フィールド]]上でこの[[モンスター]]が[[戦闘で破壊>戦闘破壊]]された場合、この[[カード]]を[[発動]]するとどちらの場に[[特殊召喚]]されますか?~
A:「[[戦闘]]によって[[墓地]]に送られた[[モンスター]]1体を''[[墓地]]に送られる前に[[コントロール]]していた[[プレイヤー]]の[[フィールド]]上に''[[墓地]]に送られた時と同じ[[表示形式]]で」~
その[[モンスター]]を[[特殊召喚]]するという[[効果]]ですので、[[自分]]の場に[[特殊召喚]]されます。~
なお、一度場を離れているため[[《強奪》]]は外れています。
Q:[[《王家の眠る谷−ネクロバレー》]][[発動]]中でも[[効果]]は[[適用]]されますか?~
A:《時の機械−タイム・マシーン》は「[[墓地]]に及ぶ[[効果]]」のため[[無効]]化されます。~
なお[[墓地]]の[[カード]]を[[対象]]には取っていません。
Q:《時の機械−タイム・マシーン》の[[発動]]タイミングは具体的にいつですか?~
A:まず、[[戦闘]]によって相打ちになった場合2体[[墓地]]に送られているので[[発動]]できません。~
[[発動]]タイミングは、[[戦闘破壊]]が決定し[[モンスター]]が[[フィールド]]を離れ[[墓地]]に送られた直後です。~
その際に誘発する[[誘発効果]]がある場合、それに[[チェーン]]しての[[発動]]となります。~
なお[[墓地]]に落ちてからの[[発動]]なので、[[除外]]された場合には[[発動]]できません。
Q:この[[カード]]は[[特殊召喚]]できない[[モンスター]]も[[蘇生]]できますか?~
A:テキストは「[[戻す]]」ですが、「[[特殊召喚]]」として扱うので不可能です。