*《&ruby(うま){馬};の&ruby(ほね){骨};の&ruby(たいか){対価};/White Elephant's Gift》  [#i23e71d4]
 通常魔法
 効果モンスター以外の自分フィールド上に表側表示で存在する
 モンスター1体を墓地へ送って発動する。
 自分のデッキからカードを2枚ドローする。
//英語名: ttp://cgi.ebay.com/3-White-Elephants-Gift-STBL-EN062-Yugioh-Playset-x3-/130452185164?pt=LH_DefaultDomain_0&hash=item1e5f8e604c

 [[STARSTRIKE BLAST]]で登場した[[通常魔法]]。~
 [[効果モンスター]]以外の[[モンスター]]専用の[[ドロー]][[カード]]である。

 [[墓地へ送る]][[カード]]は[[効果モンスター]]以外のため、[[通常モンスター]]を含む[[効果]]を持たない[[モンスター]]を[[墓地へ送る]]ことになる。~
 同じく[[通常モンスター]]で[[ドロー]]できる[[《凡人の施し》]]と比べると、即効性があり[[除外]]しなくて良いが、召喚権と[[ボード・アドバンテージ]]を失うことになる。~
 また、こちらは[[コスト]]として[[墓地へ送る]]必要があるため、[[《次元の裂け目》]]などの影響下では[[発動]]できない。~
 [[効果]]なしの[[融合モンスター]]・[[儀式モンスター]]・[[シンクロモンスター]]・[[エクシーズモンスター]]も[[コスト]]にできるが、普通に使用する分にはどれも[[ディスアドバンテージ]]が大きい。

 一応、[[再度召喚]]されていない[[デュアル]][[モンスター]]は[[通常モンスター]]扱いであり、[[コスト]]に使用できる。~
 しかし、同じく[[ドロー]]でき[[サクリファイス・エスケープ]]も行える[[速攻魔法]]の[[《デュアルスパーク》]]の方が扱いやすい。~

 [[《思い出のブランコ》]]や[[《トライアングルパワー》]]等で[[自壊]]が確定している[[モンスター]]を[[コスト]]に使うのが最も無難な使い方だろう。~
 [[《地天の騎士ガイアドレイク》]]を[[《ミラクルシンクロフュージョン》]]で出す際に[[《大地の騎士ガイアナイト》]]を[[コスト]]にするのも面白いかもしれない。~
 また、[[《簡易融合》]]+[[効果]]を持たない[[融合モンスター]]を併用して、[[魔法カード]]を活用した[[ドロー]]加速[[コンボ]]に組み込むという手もある。~
 [[通常モンスター]]を大量展開できる[[《超古深海王シーラカンス》]]や[[《創造の代行者 ヴィーナス》]]・[[《雲魔物−タービュランス》]]を用いる[[デッキ]]で採用するのも有効。~


-[[トークン]]は[[通常モンスター]]扱いだが、[[墓地]]へ送れないので選択できない。~
「[[墓地へ送る]]」なのは、これとの兼ね合いを防ぐためだろう。

-[[イラスト]]には馬の脚の骨が一本描かれており、骨に埋め込まれている宝石を両目に見立てて「へのへのもへじ」が刻まれている。


-原作・アニメにおいて―~
海馬による城之内の数多い蔑称の一つが「馬の骨」。~
決闘者王国で決勝トーナメントまで勝ち残ったことで、海馬がそれまでの「負け犬」から昇格させ呼び方を改めたもの。~
アニメでは海馬コーポレーションのデュエリストデータまで城之内のデュエリストレベルが「LEVEL2馬の骨」にされていた。~
その後、バトルシティ編で更に昇格(?)して「[[凡骨>《凡骨の意地》]]デュエリスト」となった。~
//その後、バトルシティ編で更に昇格(?)して「[[凡骨>《凡骨の意地》]]デュエリスト」となった。~
//間に「雑魚」が入る

//-コナミのゲーム作品において―~

-神話・伝承において―~
中国に「先ず隗より始めよ」という馬の骨を題材とした故事がある。~
郭隗という男が燕の昭王に「どうすれば有能な人材が集まるか」という相談を受けた際、名馬の骨を大金で買い取ることで結局多くの名馬を得た男の話をし、その上で「私を高給で雇えば、『郭隗などでさえ雇われるのだ、自分であればなおさらもっと高待遇だろう』と考えた私以上の賢者が自然と集まるでしょう」と進言したという話である。~
「大事を成したい時は手近な事から始めよ(または、言いだした者が始めよ)」と伝える有名な故事である。~
なお、郭隗は九九ができると言っていた。~
また「馬の骨」という言葉は中国の「一に鶏肋、二に馬骨」に由来する。~
いずれも役に立たない物を意味するが、特に馬の骨は役に立たない上に大きくて邪魔にもなる、どうしようもない物の例えである。~
「馬の骨」とは、役に立たない上に大きくて邪魔にもなる、どうしようもない物の例えである。~
中国の「一に鶏肋、二に馬骨」が語源であり、日本では素性の分らない者をあざけっていう言葉として使われる。
//中国に「先ず隗より始めよ」という馬の骨を題材とした故事がある。~
//郭隗という男が燕の昭王に「どうすれば有能な人材が集まるか」という相談を受けた際、名馬の骨を大金で買い取ることで結局多くの名馬を得た男の話をし、その上で「私を高給で雇えば、『郭隗などでさえ雇われるのだ、自分であればなおさらもっと高待遇だろう』と考えた私以上の賢者が自然と集まるでしょう」と進言したという話である。~
//「大事を成したい時は手近な事から始めよ(または、言いだした者が始めよ)」と伝える有名な故事である。~
//なお、郭隗は九九ができると言っていた。~
//また「馬の骨」という言葉は中国の「一に鶏肋、二に馬骨」に由来する。~
//いずれも役に立たない物を意味するが、特に馬の骨は役に立たない上に大きくて邪魔にもなる、どうしようもない物の例えである。~

--[[英語名]]の「White Elephant」とは昔、タイの王が家臣を潰すために贈った物。~
維持費が掛かり、処分に困る要らない物を意味する。

**関連カード [#w3db06a0]
-[[《アドバンスドロー》]]

-[[《凡骨の意地》]]
-[[《凡人の施し》]] 

―「[[効果モンスター]]以外の[[モンスター]]」に関連するカード
-[[《ダイガスタ・エメラル》]]

-[[《絶対魔法禁止区域》]]

-[[《補充要員》]]

//―[[イラスト]]関連
//カードのイラストに描かれているカードが存在した場合、そのカードをリンク

//―《馬の骨の対価》が見られる[[カード]]
//他のカードにこのカードのイラストが含まれている場合、そのカードをリンク

//**このカードを使用する代表的なデッキ
//-[[【】]]

**収録パック等 [#hf129895]
-[[STARSTRIKE BLAST]] STBL-JP062 &size(10){[[N-Rare]]};

**FAQ [#ta6f5d27]
Q:「[[通常モンスター]]扱いの[[デュアル]][[モンスター]]」を[[コスト]]にできますか?~
A:はい、できます。(10/07/17)

Q:[[モンスター]]扱いの[[《アポピスの化神》]]を[[コスト]]にできますか?~
A:はい、[[《アポピスの化神》]]の場合[[通常モンスター]]扱いなのでコストにできます。(10/07/17)

Q:[[モンスタートークン]]を[[コスト]]にできますか?~
A:いいえ、できません。(10/07/17)

Q:[[《冥界の魔王 ハ・デス》]]や[[《古代の機械獣》]]によって[[戦闘破壊]]された[[デュアル]][[モンスター]]をコピーした[[《ファントム・オブ・カオス》]]を[[コスト]]にできますか?~
A:[[《ファントム・オブ・カオス》]]の[[効果]]を[[発動]]し、[[《冥界の魔王 ハ・デス》]]の[[効果]]によって[[無効]]化されている[[デュアル]][[モンスター]]を[[墓地]]から[[除外]]した場合、《馬の骨の対価》の[[発動]][[コスト]]として[[墓地へ送る]]事ができます。(10/07/18)~
//質問だけの投稿は禁止。ここは「質問と、それに対する事務局の回答」の両方を同時に記述する項目です。
//記述する場合、事務局に質問した日付を(05/01/01)のような形式でA:の最後に追加してください。
//未発売カードに限り、『A:(発売をお待ちください)』とセットでコメントアウトに質問を残すことが可能です。
//ルールやカードの処理等についての質問は遊戯王エキスパートルールHPで調べるか、ルール質問BBSを利用してください。