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*【デブリダンディ】 [#y9ce63f4]
#contents
**[[デッキ]]の概要 [#w39f2b21]
[[《ダンディライオン》]]を軸とした[[シンクロ召喚]][[デッキ]]。~
[[墓地に送る]]事で[[綿毛トークン]]を生成する[[《ダンディライオン》]]を、[[《デブリ・ドラゴン》]]の[[効果]]で使いまわす。~
[[シンクロ召喚]]軸の[[デッキ]]でありながら[[アドバンス召喚]]のギミックも組み込みやすい。~
多彩な[[シンクロ召喚]]のパターンを持つため、これらを十分に把握しておき、状況に応じて使い分ける技術が求められる[[デッキ]]でもある。~
-軸となる[[《ダンディライオン》]]と[[《デブリ・ドラゴン》]]が[[制限強化]]されており、やや[[回転]]力は落ちている。~
《ダンディライオン/Dandylion》
効果モンスター(制限カード)
星3/地属性/植物族/攻 300/守 300
このカードが墓地へ送られた時、自分フィールド上に「綿毛トークン」
(植物族・風・星1・攻/守0)2体を守備表示で特殊召喚する。
このトークンは特殊召喚されたターン、アドバンス召喚のためにはリリースできない。
《デブリ・ドラゴン/Debris Dragon》
チューナー(効果モンスター)(準制限カード)
星4/風属性/ドラゴン族/攻1000/守2000
このカードが召喚に成功した時、
自分の墓地に存在する攻撃力500以下のモンスター1体を
攻撃表示で特殊召喚する事ができる。
この効果で特殊召喚した効果モンスターの効果は無効化される。
このカードをシンクロ素材とする場合、
ドラゴン族モンスターのシンクロ召喚にしか使用できない。
また、他のシンクロ素材モンスターはレベル4以外のモンスターでなければならない。
**[[デッキ]]構築に際して [#n9ec1065]
***[[モンスターカード]]について [#m137d0fa]
[[《ダンディライオン》]]の[[効果]]を補佐できるものの他、[[属性]]・[[種族]]面で[[シナジー]]のあるものを採用する。~
そのため、[[【地属性】]]や[[【植物族】]]も参考にしてもらいたい。~
-[[下級モンスター]]
--[[《ダンディライオン》]]~
[[デッキ]]の[[キーカード]]。~
[[手札]]・[[フィールド]]・[[デッキ]]と場所を問わず、いかなる手段で[[墓地に送られ>墓地に送る]]ても、2体の[[綿毛トークン]]を生成できる。~
これに注目し、[[《おろかな埋葬》]]や[[《ワン・フォー・ワン》]]で[[墓地に送り>墓地に送る]]、[[《デブリ・ドラゴン》]]や[[《リミット・リバース》]]で[[蘇生]]する。~
こうして何度も[[モンスタートークン]]を生成し、それらを様々な[[コンボ]]・[[シンクロ素材]]に利用するのである。~
この[[デッキ]]では、この[[カード]]をいかに[[特殊召喚]]するか、いかに[[墓地に送る]]かが重要になる。~
--[[《ローンファイア・ブロッサム》]]~
自身を[[リリース]]して[[《ダンディライオン》]]の他、[[《グローアップ・バルブ》]]や[[《スポーア》]]といった[[チューナー]]を[[リクルート]]できる。~
余裕があれば、[[《ダンディライオン》]]を[[リリースし>リリース]]、[[綿毛トークン]]生成を狙っても良い。~
あるいは[[《椿姫ティタニアル》]]等の[[上級モンスター]]を[[リクルート]]し、攻めの起点とするのも手である。~
--[[《カードガンナー》]]~
[[墓地を肥やし>墓地を肥やす]]つつ、打点を補える[[アタッカー]]。~
[[カード]]を[[墓地に送る]]のは[[コスト]]であるため、[[《デブリ・ドラゴン》]]により[[蘇生]]し[[効果]]が[[無効]]になっている時も、[[墓地肥やし>墓地を肥やす]]のみはできる。~
--[[《ライトロード・ハンター ライコウ》]]~
万能[[除去]][[効果]]と[[墓地を肥やす]][[効果]]を持つ。~
[[除去]]手段に乏しい[[デッキ]]なので、その[[効果]]は助けになるだろう。~
主な役目は[[《ライオウ》]]等厄介な[[モンスター]]と伏せ[[カード]]を破壊することである。~
-[[チューナー]]~
--[[《デブリ・ドラゴン》]]~
[[効果]]を[[無効]]にして低[[攻撃力]][[モンスター]]を[[蘇生]]する。~
[[墓地]]で[[効果]]を[[発動]]する[[《ダンディライオン》]]は影響を受けないので、これを[[蘇生]]して[[シンクロ召喚]]すれば、[[レベル]]7[[シンクロモンスター]]と[[綿毛トークン]]を同時に並べられる。~
また既に[[モンスタートークン]]が存在している場合ならば、[[レベル]]8以上の[[シンクロモンスター]]の[[シンクロ召喚]]も狙える。~
この時は[[《ダンディライオン》]]に拘らず、他の[[モンスター]]を[[蘇生]]し、より選択肢を広げても良い。~
--[[《グローアップ・バルブ》]]・[[《スポーア》]]~
容易に[[蘇生]]できる[[レベル]]1[[チューナー]]。~
[[植物族]]なので、[[《ダンディライオン》]]や[[《ローンファイア・ブロッサム》]]とも相性が良い。~
[[《デブリ・ドラゴン》]]は比較的[[レベル]]が高く[[シンクロ召喚]]にも制限があるので、こちらを採用する事で[[シンクロ召喚]]に幅を出せる。~
[[効果の発動]]に回数制限がある事から、採用する枚数には注意をしたい。~
-[[上級モンスター]]~
--[[帝]]~
[[上級モンスター]]の定番[[カード]]。~
[[《ダンディライオン》]]や役目を果たした[[モンスター]]を[[リリース]]し[[墓地に送る]]手段として、[[デッキ]]全体の[[攻撃力]]の底上げに貢献する。~
特に[[《邪帝ガイウス》]]ならば[[モンスター除去]]も任せられる。~
--[[《冥府の使者ゴーズ》]]・[[《トラゴエディア》]]~
[[コンボ]]が上手く回らず、[[フィールド]]が空く事も多々ある。~
そうした時に後手に回らず、逆に反撃もできるこれらの[[カード]]は有用である。~
--[[《椿姫ティタニアル》]]~
[[植物族]]の[[最上級モンスター]]。~
[[《ローンファイア・ブロッサム》]]からの[[リクルート]]が主な[[召喚]]手段となる。~
[[《デブリ・ドラゴン》]]や[[《リミット・リバース》]]で[[蘇生]]してくる[[《ダンディライオン》]]と[[綿毛トークン]]を使い、その[[効果]]を存分に使える。~
--[[《カオス・ソーサラー》]]・[[《ダーク・アームド・ドラゴン》]]~
[[墓地]]の状態を参照して[[特殊召喚]]される[[特殊召喚モンスター]]。~
いずれも[[召喚]]するだけで[[ボード・アドバンテージ]]を稼げる優秀な[[モンスター]]である。~
[[《ダーク・アームド・ドラゴン》]]はこの[[デッキ]]では一見[[特殊召喚]]が狙いにくいように見えるが、[[墓地]]肥やしや[[蘇生]]、[[シンクロ召喚]]のギミックが多く含まれるため、[[メインデッキ]]の[[闇属性]][[モンスター]]が5枚程度でも比較的簡単に[[特殊召喚]]を狙うことができる。~
-[[シンクロモンスター]]~
--[[《フォーミュラ・シンクロン》]]~
[[レベル]]2の[[シンクロモンスター]]で、[[シンクロ召喚に成功した]]時[[ドロー]]ができる。~
[[《グローアップ・バルブ》]]や[[《スポーア》]]と[[綿毛トークン]]1体で[[シンクロ召喚]]できる。~
[[効果]]を[[使用]]した後は、再度の[[シンクロ召喚]]や[[アドバンス召喚]]に使ってしまおう。~
--[[《TG ハイパー・ライブラリアン》]]~
[[レベル]]5の[[シンクロモンスター]]で、[[シンクロ召喚]]に反応して[[ハンド・アドバンテージ]]を得られる。~
[[シンクロ召喚]]を多用するこの[[デッキ]]では[[効果]]が[[シナジー]]し、[[手札]]も溜めやすいだろう。~
[[《グローアップ・バルブ》]]や[[《スポーア》]]と[[《キラー・トマト》]]等の[[レベル]]4[[モンスター]]での[[シンクロ召喚]]はもちろん、[[綿毛トークン]]や[[《フォーミュラ・シンクロン》]]を絡めて様々な[[レベル]]調整も考えられる。~
--[[レベル]]7[[シンクロモンスター]]~
[[《デブリ・ドラゴン》]]と[[《ダンディライオン》]]・[[《カードガンナー》]]の組み合わせで[[シンクロ召喚]]できる。~
また[[《グローアップ・バルブ》]]か[[《スポーア》]]と[[《カオス・ソーサラー》]]の組み合わせも考えられる。~
主な採用候補は[[《ブラック・ローズ・ドラゴン》]]だろう。~
役目を終えた[[《グローアップ・バルブ》]]や[[《スポーア》]]を[[除外]]すれば、後半の[[表示形式]]変更[[効果]]も使える。~
--[[レベル]]8[[シンクロモンスター]]~
[[《デブリ・ドラゴン》]]と[《ダンディライオン》]]か[[《カードガンナー》]]、そして[[綿毛トークン]]も絡めて[[シンクロ召喚]]する。~
[[《スターダスト・ドラゴン》]]や[[《スクラップ・ドラゴン》]]等、[[汎用性]]の高いものが揃うラインである。~
--[[レベル]]9[[シンクロモンスター]]~
他の[[デッキ]]では[[重い]]このラインも、[[トークン]]から繋げて無理なく[[シンクロ召喚]]できる。~
筆頭はやはり[[《氷結界の龍 トリシューラ》]]であろう。~
***[[魔法・罠カード]]について [#n1a263c7]
こちらもやはり、[[《ダンディライオン》]]のサポートが中心となる。~
[[罠カード]]は必要となるものが少ないので、[[汎用性]]の高いものを中心に選びたい。~
-[[《おろかな埋葬》]]~
汎用[[墓地肥やし>墓地を肥やす]][[カード]]。~
[[《ダンディライオン》]]のような[[墓地に送る]]事で[[効果]]を[[発動]]する[[モンスター]]や、[[《グローアップ・バルブ》]]や[[《スポーア》]]のような[[墓地]]に存在する事に意義のある[[モンスター]]を、より効率よく活用できる。~
他にも[[《カオス・ソーサラー》]]や[[《ダーク・アームド・ドラゴン》]]の[[特殊召喚]]、[[《デブリ・ドラゴン》]]や[[《リミット・リバース》]]での[[蘇生]]への布石としても使える。~
-[[《ワン・フォー・ワン》]]~
[[モンスターカード]]を[[墓地に送り>墓地に送る]]つつ、[[《グローアップ・バルブ》]]や[[《スポーア》]]を[[特殊召喚]]できる。~
[[《ダンディライオン》]]を[[墓地に送れ>墓地に送る]]ば[[綿毛トークン]]が[[特殊召喚]]され、[[《フォーミュラ・シンクロン》]]等の[[シンクロ召喚]]へと繋げられる。~
[[《おろかな埋葬》]]同様、他の[[モンスター]]の[[効果]]を補助する手段としても有用である。~
-[[《貪欲な壺》]]~
[[墓地肥やし>墓地を肥やす]]を利用でき、また[[手札]]消費が激しいのを克服できる。~
ただし[[墓地アドバンテージ]]が重要な[[デッキ]]でもあるので、考えなしに[[発動]]するのは控えたい。~
-[[《リミット・リバース》]]・[[《リビングデッドの呼び声》]]~
[[モンスター]]を[[蘇生]]する[[罠カード]]。~
[[シンクロ召喚]]や戦線維持の強力なサポートとなる。~
特に[[《ローンファイア・ブロッサム》]]との相性は良好である。~
[[除去]]に[[チェーン]]して[[《クリッター》]]や[[《カードガンナー》]]、[[《ダンディライオン》]]を[[蘇生]]することで[[アドバンテージ]]を得ることも可能である。~
//**戦術
//**[[デッキ]]の種類
//***《カード名》軸
//特定のカードを軸とする場合。
**[[デッキ]]の派生 [#m94692be]
***【クイックダンディ】 [#uedeca5e]
この[[デッキ]]の基礎となった[[デッキ]]タイプ。~
[[《クイック・シンクロン》]]と[[《ドリル・ウォリアー》]]で[[《ダンディライオン》]]を使いまわす。~
[[《ドリル・ウォリアー》]]を軸とする事から、【クイックダンディウォリアー】と呼ばれる事もある。~
[[《クイック・シンクロン》]]を[[《ダンディライオン》]]の[[手札コスト]]で[[特殊召喚]]し、それで生まれた[[綿毛トークン]]と[[シンクロ召喚]]、[[《ドリル・ウォリアー》]]を出すのが流れである。~
[[《ドリル・ウォリアー》]]を[[召喚]]した後は、[[《ダンディライオン》]]の[[サルベージ]]と[[墓地送り>墓地に送る]]を繰り返し、更なる[[コンボ]]に繋げる。~
[[《シンクロン・エクスプローラー》]]や[[《調律》]]の存在から[[回転]]力はひけを取らない。~
また以下のような流れを作る事も可能。
+[[《クイック・シンクロン》]]を、[[《ダンディライオン》]]を[[墓地に送る]]事で[[特殊召喚]]する。~
この時、[[綿毛トークン]]2体が[[特殊召喚]]される。~
+[[《デブリ・ドラゴン》]]を[[通常召喚]]し、[[《ダンディライオン》]]を[[蘇生]]する。~
+[[《デブリ・ドラゴン》]]と[[《ダンディライオン》]]、[[綿毛トークン]]2体を[[シンクロ素材]]に、[[《氷結界の龍 トリシューラ》]]を[[シンクロ召喚]]する。~
この時、再度[[綿毛トークン]]2体が[[特殊召喚]]される。~
+[[《クイック・シンクロン》]]と[[綿毛トークン]]で[[《ドリル・ウォリアー》]]を[[シンクロ召喚]]する。~
反面、[[シンクロモンスター]]の幅が狭く、[[手札]]消費の関係から[[《ドラゴエディア》]]との相性が悪いため、打点不足が課題である。~
**この[[デッキ]]の弱点 [#q23df90e]
[[蘇生]]・[[シンクロ召喚]]と[[特殊召喚]]を多用するため、[[《神の警告》]]や[[《王宮の弾圧》]]等により[[特殊召喚]]を封じられると痛い。~
また[[フィールド]]上の[[効果]]を封じる[[《スキルドレイン》]]や、[[墓地]]を封じる[[《マクロコスモス》]]も怖い。~
これらを[[マストカウンター]]と定め、[[除去]]や[[罠カード]]で確実に対応しよう。~
**代表的なカード [#jb60e1c8]
-[[《ダンディライオン》]]
-[[《デブリ・ドラゴン》]]
**関連リンク [#ef0ef29c]
-[[【植物族】]]
-[[【シンクロン】]]
-[[デッキ集]]