*【トークン】 [#w90d7867]

#contents

**[[デッキ]]の概要 [#c947dc79]
 様々な[[トークン]]生成カードで、[[モンスタートークン]]を生成し、それらを利用し[[デュエル]]を進める[[デッキ]]。~

**[[デッキ]]構築に際して [#gbda0c6a]
 利用する[[トークン]]には

+一度に複数体展開できるものが多い。
+[[墓地に送られない>墓地へ送る]]。
+[[通常モンスター]]の[[サポートカード]]を使用できる。
+[[誓約効果]]があるものや、[[リリース]]に関して制限があるものもある。
+全体的に[[ステータス]]が低め。

 等様々な特徴が存在する。~
 もちろん[[ステータス]]が高くなりやすい[[冥府の使者カイエントークン]]のような例外も存在する。~
 [[トークン]]の生成の仕方や生成した[[トークン]]をどう使うかでこの[[デッキ]]の構築が変わってくるので、構築のバリエーションは広い。~
 また、[[トークン]]は[[エクシーズ素材]]にできず、[[エクシーズモンスター]]とは親和性が低い。~
 一方、[[リンク素材]]に使えるため、[[リンク召喚]]との親和性は高い。~

***[[トークン]]生成[[カード]] [#xfa62b97]
 【トークン】において利用される[[トークン]]生成[[カード]]は1度に複数の[[トークン]]を生成可能であったり、継続的に[[トークン]]を生成する事ができる[[カード]]であるのが望ましい。~

-[[モンスターカード]]について~
[[戦闘]]を介すものや[[墓地リソース]]を利用するもの、[[フィールド]]に存在する事で生成するもの等様々な[[モンスターカード]]が存在する。~
選択する[[モンスター]]によってはその[[モンスター]]を中心に構築して行く事になるだろう。~

--[[《ダンディライオン》]]・[[《スネークポット》]]・[[《雲魔物−羊雲》]]~
単純に壁としても使え、[[綿毛トークン]]・[[毒蛇トークン]]は[[アドバンス召喚]]にも使いやすい。~
どれも使い勝手の良い[[カード]]ではあるが[[デッキ]]の中心となる程ではない。~
構築の際に[[トークン]]生成[[カード]]が足りない時等に用いると良いだろう。~

--[[《ビクトリー・バイパー XX03》]]・[[《ブルーサンダーT45》]]・[[《ロードブリティッシュ》]]~
すべて[[戦闘]]を介す事で[[トークン]]を生成する。~
元の[[モンスター]]の[[攻撃力]]が高いとは言えず、[[発動]]に難がある。~
[[トークン]]の[[ステータス]]も他と比べて多少は高いが、サポートで補える範疇なので[[【超時空戦闘機】]]等の専用[[デッキ]]を構築した方が良い。~

--[[《レクンガ》]]~
この[[モンスター]]自体[[アタッカー]]として使え、[[墓地リソース]]により[[トークン]]生成する事ができるため多くの[[トークン]]生成を狙える。~

--[[《ゼータ・レティキュラント》]]~
[[モンスター]]を[[除外]]する事で[[トークン]]を生成できる。~
その性質上[[除去]]と[[トークン]]生成を同時にできるため、[[アドバンテージ]]を稼ぎたい。~
詳しくは[[【レティキュラント】]]を参考の事。~

--[[《デモニック・モーター・Ω》]]・[[《怨念の魂 業火》]]~
[[1ターンに1度]]だが[[トークン]]を生成できる。~
[[トークン]]生成能力だけみると生きる[[《スライム増殖炉》]]として見る事ができる。~
その[[トークン]]をどう活かすかもポイントとなる。~

--[[《トーチ・ゴーレム》]]~
[[相手]]に[[モンスター]]を渡してしまうものの、こちらには2体の[[トークン]]を出せる。~
[[コントロール交換]]や[[トークン]]を利用した[[除去]]で対処もできる。~

//--[[《チュウボーン》]]~
//[[トークン]]を出すのは[[相手]][[フィールド]]上だが、[[《洗脳解除》]]で[[リリース]]要員とすることができる。~
//[[《おジャマトリオ》]]と違って[[アドバンス召喚]]のために[[リリース]]できるため、[[三邪神]]も容易に出せる。~
//勿論、[[《D−HERO Bloo−D》]]も出せる。~
//洗脳解除との併用が前提になるので微妙では

--[[《スケープ・ゴースト》]]~
[[リバースした]]場合に任意の数だけ[[トークン]]を生成できる。~
この[[カード]]自身は[[チューナー]]であるため、生成した[[トークン]]や他の[[モンスター]]と共に[[シンクロ召喚]]に繋ぐ役割も持てる。~
[[リバースモンスター]]である都合上、[[セット]]して即座に[[トークン]]を生成するには[[《太陽の書》]]等が必要になる。~

--[[《幻獣機オライオン》]]~
[[墓地へ送られた]]場合に[[幻獣機トークン]]を生成する。~
[[チューナー]]なので他の[[モンスター]]と共に[[シンクロ召喚]]にも使え、[[手札コスト]]などに使っても[[トークン]]を残せる。~

--[[《モロコシーナ》]]~
[[メインフェイズ]]2で[[トークン]]を生成する。~
遅いのが難点ではあるが、[[コントロール交換]]などと合わせ、[[相手]]の[[ターン]]に備えるなら候補となる。~

-[[魔法・罠カード]]について~

--[[《スケープ・ゴート》]]~
[[汎用性]]が高く【トークン】においても主力となりうる。~

--[[《フォトン・サンクチュアリ》]]・[[《終焉の焔》]]~
[[《スケープ・ゴート》]]より生成される[[トークン]]数は劣るものの、こちらも[[汎用性]]が高い[[トークン]]生成[[カード]]である。~

--[[《カバーカーニバル》]]・[[《超カバーカーニバル》]]~
[[《スケープ・ゴート》]]に匹敵する生成力がある。~
ただし[[リリース]]全般ができない上に[[エクストラデッキ]]から[[特殊召喚]]できない縛りまでつくため、利用法が狭くなっている。~

--[[《クリボー》]]+[[《増殖》]]~
[[《クリボー》]]が使いやすいため[[汎用性]]は比較的高い。~
[[クリボートークン]]が大量に出るため、[[全体強化]]と相性は良い。~

--[[《煉獄の氾爛》]]~
[[スタンバイフェイズ]]とやや遅いが、毎[[ターン]][[デメリット]]なしで[[トークン]]を生成可能。~
[[フィールド魔法]]なので[[サーチ]]しやすく、[[悪魔族]]のサポートも利用しやすい。~

--[[《スライム増殖炉》]]~
[[誓約>誓約効果]]は厳しいが[[トークン]]生成能力は高い。~
詳しくは[[【スライム増殖炉】]]を参照。

--[[《ブラック・ガーデン》]]~
[[攻撃力]]を半減させ、[[トークン]]生成する[[効果]]を持つ。~
詳しい活かし方は[[【ブラック・ガーデン】>【トークン】#qa7ab1fb]]を参照。

--[[《人造天使》]]~
[[トークン]]や[[トークン]]生成カードを守る[[カウンター罠]]を入れれば使いやすい。~

--[[《デモンバルサム・シード》]]~
[[トークン]]は全体的に[[攻撃力]]が低いため、それを利用して[[トークン]]を増やす事ができる。~

***[[トークン]][[サポートカード]] [#support]
-[[《トークン復活祭》]]~
[[自分]]の[[トークン]]を[[破壊]]し、その数だけ[[相手]]の[[カード]]を[[破壊]]する。~
[[トークン]]を大量生成できる[[カード]]を併用すれば[[アドバンテージ]]を稼げる。~

-[[《暴走闘君》]]~
[[トークン]]に[[戦闘破壊]][[耐性]]を付与し、[[攻撃力]]を1000上げる。~
[[トークン]]の[[ステータス]]を補え、複数[[トークン]]を並べることで合計の[[戦闘ダメージ]]を大きく増やせる。~

**戦術 [#ic8fe587]
***[[トークン]]の使い方 [#vf06810c]
[[トークン]]は自身の[[ステータス]]だけでは十分に活躍できるのが少ない。~
よって[[トークン]]を利用する[[カード]]が必要となる。~

-[[上級]]・[[最上級]]・[[特殊召喚]]・[[融合モンスター]]・[[シンクロモンスター]]・[[リンクモンスター]]への利用~
[[《デビルズ・サンクチュアリ》]]等の[[トークン]]は制約が緩いため[[上級モンスター]]の[[アドバンス召喚]]に利用できる。~
また、[[《D−HERO Bloo−D》]]の[[リリース]]にするのも良い。~
[[トークン]]は全体的に[[レベル]]が低く、多く生成されるため[[シンクロ召喚]]の[[レベル]]調整も可能。~
[[トークン]]は[[通常モンスター]]として扱うためすべての[[トークン]]が[[《始祖竜ワイアーム》]]の[[融合素材]]に利用できる。~

-[[コスト]]等への利用~
[[《キャノン・ソルジャー》]]による[[バーン]]、[[《昇天の角笛》]]の[[コスト]]に使える。~
他にも[[《強制転移》]]・[[《死のマジック・ボックス》]]による[[送りつけ]]、[[《エネミーコントローラー》]]による[[コントロール奪取]]にも利用できる。~
[[トークン]]の[[種族]]・[[属性]]に合わせて[[サポートカード]]を採用するのも良い。~
特に[[霊術>霊使い#bbcbfef2]]が使いやすいが[[トークン]]だけでは心許ないので、[[トークン]]生成[[カード]]の他にもその[[属性]]の[[モンスター]]を採用しておくと良いだろう。~
また、[[【種族操作】]]の要素を組み込む構築もありだが、[[【種族操作】]]自体が[[コンボ]]を使う[[デッキ]]なので事故率が高くなる。~
ただ、この場合[[【種族操作】]]のページの[[【ドラゴン族】]]の部分を見て頂ければわかるとおり、[[《F・G・D》]]を[[融合召喚]]することも可能となる。~
この部分の詳しいことに関しては、[[【種族操作】]]を参照にしてほしい。~

-[[通常モンスター]]サポートの利用~
前述の通り[[トークン]]は[[通常モンスター]]扱いである。~
その[[トークン]]を[[通常モンスター]]として扱う利点を最大限に活かす。~
生成した[[トークン]]はたいてい低[[ステータス]]であるために、[[コントロール交換]]などに非常に都合がよい。~
[[《ナチュラル・チューン》]]を用いる事で[[トークン]]だけでの[[シンクロ召喚]]も狙える。~
[[《融合》]]や[[《龍の鏡》]]を使用して、[[トークン]]2体から[[《始祖竜ワイアーム》]]を[[融合召喚]]する手もある。~
[[《下克上の首飾り》]]ならば[[ステータス]]の低い[[トークン]]でも[[戦闘]]をこなせる。~
しかし、[[トークン]]は[[墓地]]に送れないため[[《戦線復活の代償》]]等や[[トークン]]では使うことが出来ないサポートもまた多い。~
(例:[[《玉砕指令》]]・[[《サウザンドエナジー》]]など)~
[[通常モンスター]][[サポートカード]]を有効に使うためにも、[[トークン]]生成[[モンスター]]以外の[[下級モンスター]]には[[《ジェネティック・ワーウルフ》]]や[[《バトルフットボーラー》]]も入れておくと良いだろう。~

-複数展開を利用~
[[《団結の力》]]・[[《暴走闘君》]]が特に有効であり、強力な一撃を与える事ができる。~

**デッキの種類 [#veb3243a]

***【レクンガ】 [#qda57f9e]
 [[《レクンガ》]]の[[墓地]][[除外]]と同時に生成される[[レクンガトークン]]を活かす[[デッキ]]。~
 [[除外]]した[[モンスターカード]]は[[帰還]]要員に、生成した[[トークン]]は[[リリース]]要員に使えるので、[[デッキ]]内をほぼ[[水属性]]に統一したうえで、これらの内容を最大限に活かす[[デッキ]]となるのが特徴。~
 能動的に[[《レクンガ》]]の[[効果]]を使うためには[[墓地]]に[[水属性]]を集める必要がある。~
 [[《スクリーチ》]]や[[《ジェネクス・ウンディーネ》]]等のおかげで[[墓地]]肥やしはそこまで問題にはならない。~
 [[《高等儀式術》]]に頼る手もあるが、この場合、[[帰還]]させた後の[[モンスター]]の貧弱さに問題が出る。~
 [[雲魔物]]を多数入れて[[《雲魔物−ニンバスマン》]]を使う手もあるだろう。~
 [[《レクンガ》]]の[[召喚]]をしてしまうとその[[ターン]][[トークン]]を[[リリース]]に使うのは難しくなるので第一は[[壁]]としての利用かもしれない。~
 [[【水属性】]]自体が使いやすい[[デッキ]]であるため、基本をこれに構成し、[[《レクンガ》]]と[[帰還]][[カード]]を忍ばせるといいだろう。

***【[[地属性]][[トークン]]】 [#qa7aa1fb]
 [[《迷える仔羊》]]・[[《スケープ・ゴート》]]を主軸として採用した[[デッキ]]。~
 恒常的な[[トークン]]生成は無理なので、自ずと他にどのようなパーツを入れるかで様変わりする。~
 また、[[《ダンディライオン》]]と[[《地霊術−「鉄」》]]の組み合わせで、何度も[[《ダンディライオン》]]の[[効果]]で[[トークン]]を作り出すことが可能。~

***【ブラック・ガーデン】 [#qa7ab1fb]
 [[《ブラック・ガーデン》]]による[[フィールド]]制圧や[[トークン]]生成をメインとした[[デッキ]]。~
 [[デッキ]]の性質上[[サイクル・リバース]]、[[《ホルスの黒炎竜 LV6》]]・[[《オベリスクの巨神兵》]]と相性が良く、通常の【トークン】とは構築が変わってくるだろう。~
 [[相手]]も[[守備表示]]で出す事が多くなるため[[《シールドクラッシュ》]]・[[《ドリルロイド》]]等が[[単体除去]]として機能する。~
 [[トークン]]をメインとした場合は[[《聖なる輝き》]]を用いると良いだろう。~
 [[《暴走闘君》]]を使うことで実質3600の[[攻撃力]]になる。~
 [[《暴走闘君》]]を使うことで、[[ローズ・トークン]]が実質3600の[[攻撃力]]になる。~

***【[[トークン]][[バーン]]】 [#a240f814]
 1度に大量生成される[[トークン]]を利用した[[バーン]][[デッキ]]。~
 [[トークン]]を利用した[[バーン]][[カード]]には[[《トークン謝肉祭》]]が存在するが、[[自分]][[フィールド]]にしか[[トークン]]を生成しない場合、[[《キャノン・ソルジャー》]]等の[[射出]][[カード]]を使用した方が良いだろう。~
 [[射出]][[カード]]の中では[[《プリーステス・オーム》]]は相性がよく、[[《終焉の焔》]]が1枚で1600[[ダメージ]]の[[バーン]][[カード]]、[[《クリボー》]]+[[《増殖》]]が2枚で3200[[ダメージ]]の[[バーン]][[カード]]となる。~

***【[[悪魔族]][[トークン]]】 [#x25zer08]
 [[《終焉の焔》]]、[[《幻銃士》]]、[[《増殖》]]等から作られる[[闇属性]]・[[悪魔族]]の[[トークン]]をメインとした[[デッキ]]。~
 他の[[デッキ]]と比べると、一度に出せる[[トークン]]の数が多い点、[[《プリーステス・オーム》]]の[[バーン]][[効果]]を簡単に使える点、[[《ヘイト・バスター》]]を[[攻撃]]してきた[[相手]][[モンスター]]限定の擬似[[《破壊輪》]]として使える点が利点である。~
 本来なら使いにくいとされる[[《幻魔皇ラビエル》]]等も、この[[デッキ]]なら採用しやすいだろう。~

***【カオス・マリオネッター】 [#kfcff0f0]
 [[トークン]]に[[2回攻撃]]能力を付与する、[[《CNo.43 魂魄傀儡鬼神カオス・マリオネッター》]]を主軸とする[[デッキ]]。~
 [[効果]]の性質上、[[トークン]]で[[ビートダウン]]して勝利することが目的となるため、なるべく採用する[[トークン]]は[[攻撃力]]の高いものが望ましい。~
 [[《CNo.43 魂魄傀儡鬼神カオス・マリオネッター》]]は[[ランク]]1の[[《ゴーストリック・デュラハン》]]に[[《RUM−アストラル・フォース》]]を使えば出せるので、[[魂魄トークン]]を利用しない場合は[[レベル]]1[[モンスター]]を併用する構築になる。~
 [[《金華猫》]]で[[《クリボー》]]を[[特殊召喚]]するのも手か。~
 [[冥府の使者カイエントークン]]や[[邪精トークン]]ならば高[[攻撃力]]は望めるが、[[《CNo.43 魂魄傀儡鬼神カオス・マリオネッター》]]が[[フィールド]]上にいてはこれらの[[トークン]]は展開できず、また[[攻撃]]を通すための[[除去]]も必要となる。~
 [[《No.43 魂魄傀儡鬼ソウル・マリオネッター》]]から[[ランクアップ>エクシーズ召喚]]する事で、[[魂魄トークン]]を生成する[[効果]]も使えるようになる。~

**この[[デッキ]]の弱点 [#z4c6a977]
 複数の[[カード]]による[[コンボ]][[デッキ]]なので[[手札事故]]は付きもの。~
 [[トークン]]が出せてもほとんどがそのままでは一時凌ぎの[[壁]]にしかならず、[[貫通]][[モンスター]]にも弱い。~
 [[《平和の使者》]]等の[[ロック]][[カード]]で対処したい。

**関連リンク [#ied234ab]
-[[【幻獣機】]]
-[[【スライム増殖炉】]]
-[[【超時空戦闘機】]]
-[[【レティキュラント】]]

-[[モンスタートークン]]

-[[デッキ集]]