*《ブラキオレイドス/Bracchio-Raidus》 [#top]
 融合モンスター
 星6/水属性/恐竜族/攻2200/守2000
 二頭を持つキング・レックス+屍を貪る竜

 [[BOOSTER5]]で登場した[[水属性]]・[[恐竜族]]の[[融合モンスター]]。~
 [[融合素材]]は[[《二頭を持つキング・レックス》]]と[[《屍を貪る竜》]]。~

 初期に登場した[[融合モンスター]]らしく、[[ステータス]]は[[レベル]]に対して頼りなく特に[[効果]]も持たない。~
 同じ[[融合素材]]では、同[[種族]]ではるかに[[攻撃力]]が高く[[効果]]も持った[[《超越竜ギガントザウラー》]]も[[融合召喚]]できる。~
 何らかの素材として活用するか、名指し指定の[[融合素材]]2体を活用する[[デッキ]]で採用を検討することになる。~

 [[《簡素融合》]]に対応する唯一の[[レベル]]6[[恐竜族]]であるのは明確な利点。~
 [[《エヴォルカイザー・ソルデ》]]の[[エクシーズ素材]]、[[《ジュラック・ギガノト》]]の[[シンクロ素材]]、[[《超越竜エグザラプトル》]]の[[レベル]]6以上側の[[恐竜族]]の[[リンク素材]]として利用できる。~

 [[融合素材]]に指定された2体はいずれも[[レベル]]4[[恐竜族]]なので、[[《レスキューラビット》]]で[[リクルート]]して[[ランク]]4[[エヴォルカイザー]]の[[エクシーズ召喚]]に利用できる。~
 [[エクシーズ素材]]として[[墓地へ送られた]]後に[[《闇の量産工場》]]で[[サルベージ]]すれば[[正規融合>融合召喚]]もできなくはない。~
 [[融合召喚]]した後は、同じく[[《レスキューラビット》]]から展開できる[[《ダイガスタ・エメラル》]]によって[[蘇生]]も可能となる。~
 しかし、わざわざそこまでして[[融合召喚]]する価値を見出せるかは微妙なところだが。~
 変わった方法では、[[《チェーン・マテリアル》]]と[[《フュージョン・ゲート》]]を利用すれば、[[融合召喚]]の過程で[[恐竜族]]2体を[[除外]]できるため、[[《ディノインフィニティ》]]の[[強化]]に貢献できるが、この方法を使う場合なら、同じく[[恐竜族]]2体を[[融合素材]]にする[[《ダイノルフィア・ケントレギナ》]]の方が優先される。~

-第3期の[[《ガーディアン・グラール》]]の登場以前までは、[[恐竜族]]で最も[[攻撃力]]が高かった([[守備力]]は[[《剣竜》]]が最大)。~
当時としては比較的[[ステータス]]の高い[[レベル]]4[[モンスター]]2体が[[融合素材]]であったこともあり、当時[[【恐竜族】]]を組むなら[[必須カード]]であった。~
[[レベル]]6の[[融合モンスター]]の中でも[[攻撃力]]が高い方だったため、[[【サイエンカタパ】]]ではいざという時の保険に入っていたことがある。~

-[[融合素材]]とは異なりこの[[カード]]は長年[[海外未発売カード]]であったが、[[Legendary Collection 4: Joey's World]]でようやく収録された。

-[[イラスト]]の元ネタは「雷竜」と呼ばれる大型の草食恐竜。~
名前の元ネタである「ブラキオサウルス」もその一種であり、ほぼ全身骨格が発見されている恐竜の中では全長約25メートル、推定体重は80トン近くにもなるという最大級の大きさを持つ。~
本来ブラキオサウルスとは「前足が長いトカゲ」という意味なのだが、この[[モンスター]]の前足は長くない。~
-[[イラスト]]の元ネタは俗に「雷竜」とも呼ばれる大型の植物食恐竜。~
名前の元ネタである竜脚類「ブラキオサウルス」もその一種であり、ほぼ全身骨格が発見されている恐竜の中では全長約25メートル、推定体重は80トン近くにもなるという最大級の大きさを持つが、体重に関しては2020年代に入り「そこまでは重くなかった」との説も有力になってきている。~
恐竜としては珍しく前足の方が長く、ただでさえ高い体高を更に稼ぐ事に成功している。~
ゆえに「前足が長いトカゲ」という意味で付けられたのが「ブラキオサウルス」という名前なのだが、この[[モンスター]]の前足は長くなく特定先のない無個性な大型竜脚類といったものになっている。~
どんな姿かは関係なく、単に有名な雷竜の名前を使用したのだろうか。~

--ブラキオ「レイドス」という名称は、スクウェア・エニックスのゲーム「FINAL FANTASY」シリーズに登場する同名の有名なモンスターから取られたものだろう。~
複数のFFシリーズ作品に登場するブラキオレイドスだが、初登場した『FINAL FANTASY VI』ではこの[[モンスター]]同様典型的な雷竜の姿であった。~

--[[融合素材]]はいずれも肉食恐竜だと思われるが、[[融合]]すると草食恐竜になってしまった。~
--[[融合素材]]はいずれも肉食恐竜だと思われるが、[[融合>融合召喚]]すると草食恐竜になってしまった。~
また[[属性]]は2体とも[[地属性]]だが、何故かこちらは[[水属性]]になっている。~
かつての「大型草食恐竜は自分の体重を支えるために水中生活をしていた」という説に倣ったのかもしれない。~
水圧で呼吸ができなくなるため現在ではこの説は疑問視されている。~

-[[融合素材]]はいずれも原作においてダイナソー竜崎が使用した[[恐竜族]][[モンスター]]である。~
後に[[《ジュラシック・パワー》]]のサポートを受けられる[[守備力]]1200という点で実用的な[[シナジー]]も生まれている。~

-コナミのゲーム作品において―~
初期の非[[OCG]]ルール作品では[[通常召喚]]可能な[[通常モンスター]]であり、「とても大きな恐竜 足元で動くものを踏みつける」という[[テキスト>フレイバー・テキスト]]であった。~
これらの作品での[[属性]]に相当する召喚魔族は、他の多くの[[恐竜族]]と同様に土魔族であり、[[OCG]]化の際に[[水属性]]になった珍しい例である。~
//DM2の発売はBOOSTER5より前なので初出はゲーム
またDM3までのDMシリーズや真DMでは、土魔族(真DMでは第一守護星:天王星)で最高の[[攻撃力]]を持つ[[モンスター]]であり、土魔族の貧弱さが窺える。~

--初期のデュエルリンクスでは[[【恐竜族】]]が有力な[[デッキ]]であり、[[《二頭を持つキング・レックス》]]・[[《屍を貪る竜》]]がその[[【恐竜族】]]で実戦的な[[カード]]として使われているために、この[[カード]]も合わせて採用されていた。~
[[融合召喚]]によってスコアも稼ぐことができ、素材と共に[[レアリティ]]が低いのも評価点となっている。~
[[ミラーマッチ]]においては、[[《エネミーコントローラー》]]で[[奪い取った>コントロール奪取]][[相手]]の[[《二頭を持つキング・レックス》]]・[[《屍を貪る竜》]]を、そのまま[[融合素材]]にし処理してしまうというプレイングも見られた。~

**関連カード [#card]
-[[《脚納母艦ブラキオーバー》]]
-[[《ジュラック・ブラキス》]]
-[[《暗黒ブラキ》]]
-[[《ダイナミスト・ブラキオン》]]
-[[《ダイナレスラー・ラアムブラキオ》]]
-[[《竜脚獣ブラキオン》]]

―[[融合素材]]
-[[《二頭を持つキング・レックス》]]
-[[《屍を貪る竜》]]

―《ブラキオレイドス》の姿が見られる[[カード]]
-[[《ロストワールド》]]

//―[[イラスト]]関連
//-[[《大寒波》]]
//-[[《フロストザウルス》]]

//**このカードを使用する代表的なデッキ [#deck]
//-[[【】]]

**収録パック等 [#pack]
-[[BOOSTER5]]
-[[Booster R3]] B3-32
-[[Booster Chronicle]] BC-68
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