*《&ruby(エル・レイ・コンキスタ){黄金狂};エルドリッチ》 [#top]
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 融合・効果モンスター
 星１０/光属性/アンデット族/攻3800/守3500
 「エルドリッチ」モンスター＋レベル５以上のアンデット族モンスター
 このカード名の(3)の効果は１ターンに１度しか使用できない。
 (1)：このカードはモンスターゾーンに存在する限り、
 カード名を「黄金卿エルドリッチ」として扱う。
 (2)：フィールドのこのカードは戦闘・効果で破壊されない。
 (2)：フィールドのこのカードは戦闘・効果では破壊されない。
 (3)：自分フィールドのアンデット族モンスター１体をリリースし、
 相手フィールドの表側表示モンスター１体を対象として発動できる。
 そのモンスターのコントロールを得る。
 そのモンスターはターン終了時まで、攻撃できず、効果を発動できない。
//英語名未表記カード　英語名を表記したらこの部分は削除

　[[BLAZING VORTEX]]で登場した[[光属性]]・[[アンデット族]]の[[融合モンスター]]。~
　[[モンスターゾーン]]に存在する限り[[《黄金卿エルドリッチ》]]として扱う[[効果]]、[[破壊されない]][[効果]]、[[アンデット族]]１体を[[リリース]]して[[コントロール奪取]]を行う[[効果]]を持つ。~
　[[モンスターゾーン]]に存在する限り[[《黄金卿エルドリッチ》]]として扱う[[永続効果]]、[[破壊されない]][[永続効果]]、[[アンデット族]]１体を[[リリース]]して[[コントロール奪取]]を行う[[起動効果]]を持つ。~

　[[融合素材]]は[[エルドリッチ]]と[[レベル]]５以上の[[アンデット族]]。~
　[[エルドリッチ]]自体が[[レベル]]５以上の[[アンデット族]]であるため、これら２体で[[融合召喚]]できる。~
　[[黄金郷]][[罠モンスター]]も[[レベル]]５以上の[[アンデット族]]として[[融合素材]]にできるが、[[セット]]してから[[融合素材]]にするまでのタイムラグが長く、現状[[《黄金卿エルドリッチ》]]以外[[エルドリッチ]][[モンスター]]がいない為、既存の[[【エルドリッチ】]]とは異なりこの[[モンスター]]自体を運用するには、下記の通り相応の工夫が必要となる。~
　汎用[[アンデット族]]では、緩い条件で[[手札]]から[[特殊召喚]]できる[[《ヴァンパイア・フロイライン》]]や[[《ジャック・ア・ボーラン》]]、[[フィールド魔法]]があれば毎[[ターン]][[自己再生]]できる[[《死霊王 ドーハスーラ》]]あたりが採用しやすい。~
　[[《アンデットワールド》]]と[[《超融合》]]を併用して、[[相手]]の[[レベル]]５以上の[[モンスター]]を[[融合素材]]とする手もある。~
　[[《超融合》]]は前述の[[黄金郷]][[罠モンスター]]のタイムラグをある程度短縮できるので、[[相手]][[モンスター]]を[[融合素材]]とする運用を考えなくても扱いやすい。~
　[[《アンデットワールド》]]も併用する場合、より緩い[[融合素材]]で出せる[[《冥界龍 ドラゴネクロ》]]もおり、状況に応じて使い分けられる運用が求められる。~
　[[《アンデットワールド》]]も併用する場合、より緩い[[融合素材]]で出せる[[《冥界龍 ドラゴネクロ》]]・[[《死霊公爵》]]もおり、状況に応じて使い分けられる運用が求められる。~

　(1)は[[《黄金卿エルドリッチ》]]として扱う[[効果]]。~
　[[黄金郷]][[罠モンスター]]の追加[[効果の適用]]ができるようになる。~
　[[黄金郷]][[罠モンスター]]の追加[[効果の適用]]ができる。~
//元々のカード名が《黄金狂エルドリッチ》＝エルドリッチモンスターなので、この効果に関係無くエルドリクシルの適用が可能

　(2)は[[破壊]][[耐性]]。~
　[[戦闘]]・[[効果]]両方に対応するため場持ちは良い。~
　下記の通り[[《黄金卿エルドリッチ》]]より[[ステータス]]も高いため、一度[[融合召喚]]に成功すれば安定して運用できる[[アタッカー]]・[[フィニッシャー]]になる。~
　[[《黄金卿エルドリッチ》]]より[[ステータス]]も高く、一度[[融合召喚]]に成功すれば安定して運用できる[[アタッカー]]・[[フィニッシャー]]になる。~

　(3)は永続的な[[コントロール奪取]][[効果]]。~
　[[コントロール奪取]]した[[モンスター]]はその[[ターン]][[攻撃]]と[[効果の発動]]を封じられてしまうため、次[[ターン]]以降の活躍が見込めない[[モンスター]]であれば各種素材にして処理してしまうとよいだろう。~
　[[コスト]]として[[アンデット族]]を要求されるが、[[アンデット族]]の[[特殊召喚]]が容易な[[【エルドリッチ】]]ではそれほど重くない。~
　この[[カード]]自身も[[蘇生制限]]さえ満たせば容易に[[蘇生]]で使い回せるため、この[[カード]]自身を[[コスト]]にするのもよい。~
　[[コスト]]として[[アンデット族]]を要求されるが、[[罠モンスター]]も含めて[[アンデット族]]の[[特殊召喚]]が容易な[[【エルドリッチ】]]ではそれほど重くない。~
　[[エルドリッチ]]の一体として[[エルドリクシル]]による[[蘇生]]で使い回せるため、この[[カード]]自身を[[コスト]]にするのもよい。~

　[[《黄金郷の七摩天》]]や上記の[[《アンデットワールド》]]と[[《超融合》]]の組み合わせを共有できる[[《冥界龍 ドラゴネクロ》]]とは以下の点で[[相性>シナジー]]が良い。~
-[[《黄金郷の七摩天》]]や上記の[[《アンデットワールド》]]と[[《超融合》]]の組み合わせを共有できる[[《冥界龍 ドラゴネクロ》]]とは以下の点で[[相性>シナジー]]が良い。~
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+[[《冥界龍 ドラゴネクロ》]]の[[効果]]で[[ダークソウルトークン]]を出すことで、[[相手]][[モンスター]]を[[弱体化]]しつつ(3)の[[効果]]の[[コスト]]を確保できる。~
その場合[[《冥界龍 ドラゴネクロ》]]の[[攻撃対象]]は、[[コントロール奪取]]したい[[モンスター]]以外にして[[コンボ]]に繋げる必要がある。~
+[[《冥界龍 ドラゴネクロ》]]が[[戦闘]]した[[モンスター]]が[[レベル]]５以上であれば、[[ダークソウルトークン]]をこの[[カード]]の[[融合素材]]にする事でより強固な盤面にできる。~
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　変わった所では、[[《幻想召喚師》]]を使う[[デッキ]]とも相性が良い。~
　(2)によりあちらの[[自壊]][[デメリット]]を踏み倒す事ができ、同条件の[[モンスター]]では最大の[[攻撃力]]を持つ。~
　[[《アンデットワールド》]]が[[適用]]されていれば[[リバース]]して用済みになった[[《幻想召喚師》]]を(3)の[[コスト]]に用いる事も可能なのも大きい。~
-変わった所では、[[《幻想召喚師》]]を使う[[デッキ]]と相性が良い。~
(2)により[[自壊]][[デメリット]]を踏み倒す事ができ、同条件の[[モンスター]]では最大の[[攻撃力]]を持つ。~
[[《アンデットワールド》]]が[[適用]]されていれば[[リバース]]して用済みになった[[《幻想召喚師》]]を(3)の[[コスト]]に用いる事が可能な点も大きい。~

-[[《黄金卿エルドリッチ》]]の[[カード名]]が[[テキスト]]に記されているが、[[融合素材]]としては記されてはいない。~
[[《融合派兵》]]や[[《融合徴兵》]]などの「([[融合素材]]として)[[カード名]]が記されている[[融合素材]][[モンスター]]」と指定された[[効果]]では、この[[カード]]を[[公開]]して[[《黄金卿エルドリッチ》]]の[[リクルート]]や[[サーチ]]は行えない。~

--[[《黄金卿エルドリッチ》]]は、元々[[デッキ]]からの[[サーチ]]・[[リクルート]]手段が豊富であり（[[《呪われしエルドランド》]]・[[《黒き覚醒のエルドリクシル》]]・[[《紅き血染めのエルドリクシル》]]）これ以上に手段を増やさないための調整だと思われる。~

-単体の[[カード]]パワーは低くはないものの、[[【エルドリッチ】]]における実用性は微妙なところ。

--まず有力な[[融合召喚]]方法に乏しい。~
[[《黄金郷の七摩天》]]は[[黄金郷]][[サーチ]]に対応・[[《黄金卿エルドリッチ》]]の[[自己再生]][[コスト]]に転用できる利点こそあるが、[[融合召喚]]に関する[[効果]]はほぼ[[《融合》]]でしかなく、あまり使い勝手が良くない。~

--[[ステータス]]も実際のところ[[《黄金卿エルドリッチ》]]と大差無い。~
あちらは[[自己再生]]後に「[[相手]][[ターン]]終了時まで1000アップと[[効果破壊]][[耐性]]」が適用され、実質的に[[攻撃力]]3500、この[[カード]]より300低いだけである。~
[[効果破壊]][[耐性]]が[[永続効果]]なのも、[[戦闘破壊]][[耐性]]があるのも利点ではあるが、いずれも微々たる影響しかない。~
//枠を奪い合うカードではなく融合素材として必ず併用するカードなのだから、「自己再生がないので劣化」という方向で比較するのはズレてるのでは？ 素材にして自己再生して並べるといった動きができるわけで

--何より、この[[カード]]の性能と[[【エルドリッチ】]]という[[デッキ]]との相性が今一つである。~
[[コスト]]の捻出こそ容易だが、肝心の[[コントロール奪取]][[効果]]が[[【エルドリッチ】]]とは何の[[シナジー]]もない上に、永続奪取とはいえ次の[[ターン]]まで[[効果の発動]]も[[攻撃]]もできない[[デメリット]]が[[重い]]。~
[[【エルドリッチ】]]の主力[[永続罠]]の１つである[[《スキルドレイン》]]との相性も悪く、[[コントロール奪取]]・[[破壊]][[耐性]]に加えて[[《黄金卿エルドリッチ》]]として扱う[[効果]]まで失われるため、[[黄金郷]][[罠モンスター]]の追加[[効果]]も[[適用]]されなくなってしまう。~

---仮に[[コントロール奪取]]にこだわるとしても、[[《黄金卿エルドリッチ》]]の[[除外]]という弱点を補う[[効果]]も兼ね備える[[《アンデット・ネクロナイズ》]]が、この[[カード]]よりも早く登場している。~

--目下最大の評価点は「[[《超融合》]]で[[相手]]の[[《黄金卿エルドリッチ》]]を[[融合素材]]にできる」という点であり、[[【エルドリッチ】]][[メタ]]、特に[[ミラーマッチ]]対策として[[《超融合》]]とともに起用するのが主な使い道となっている。~

---[[【エルドリッチ】]]は元々[[ミラーマッチ]]になると[[《スキルドレイン》]]等が[[腐り>腐る]]、お互いの[[《黄金卿エルドリッチ》]]を[[《黄金郷のワッケーロ》]]で[[除外]]しあう泥仕合になりがちな傾向にあった。~
この[[カード]]の登場で、[[《黄金卿エルドリッチ》]]ともう一体（[[同名カード]]や[[罠モンスター]]）、[[相手]][[フィールド]]だけでの[[《超融合》]]を狙えるようになり、[[ミラーマッチ]]はますます決め手に欠く傾向が強まった。~

---「実戦レベルの構築済み[[デッキ]]」を謳い文句とする[[TACTICAL-TRY DECK 征服王エルドリッチ]]には、[[エクストラデッキ]]の枠が10枚もあるにもかかわらず再録されていない。~
[[【エルドリッチ】]]における扱いにくさが象徴されていると言えよう。~

-[[モンスター効果]]を持つ[[アンデット族]]の[[融合モンスター]]は[[《ナイトメアを駆る死霊》]]以来18年ぶりとなる。~

-[[ステータス]]は[[《黄金卿エルドリッチ》]]の[[攻撃力]]・[[守備力]]を入れ替えてそれぞれ1000加えたものとなっている。~
また、「黄金狂」の音読みは[[黄金郷]]と同じである。~
//ルビの「エル・レイ」はメキシコ東部キンタナロー州に位置するマヤ文明の遺跡か。~
//｢コンキスタ｣は[[《黄金郷のコンキスタドール》]]を参照。~
「エル・レイ・コンキスタ/El Rey Conquista」は征服王の意。

-[[《黄金卿エルドリッチ》]]の[[カード名]]が[[テキスト]]に記されているが、[[融合素材]]として記されてはいない。~
[[《融合派兵》]]や[[《融合徴兵》]]などは「[[カード名]]が記されている[[融合素材]][[モンスター]]」という指定なので、この[[カード]]を[[公開]]して[[《黄金卿エルドリッチ》]]の[[リクルート]]や[[サーチ]]は行えない。~

-[[モンスター効果]]を持つ[[アンデット族]]の[[融合モンスター]]は[[《ナイトメアを駆る死霊》]]以来18年ぶりとなる。~

//-原作・アニメにおいて―~

//-コナミのゲーム作品において―~

**関連カード [#card]
-[[エルドリッチ]]

-[[《黄金卿エルドリッチ》]]

//―《黄金狂エルドリッチ》の姿が見られる[[カード]]

//**このカードを使用する代表的なデッキ [#deck]
//-[[【】]]

**収録パック等 [#pack]
-[[BLAZING VORTEX]] BLVO-JP040 &size(10){[[Ultra]],[[Ultimate]],[[Secret]],[[Prismatic Secret>Secret#PS]]};

//**FAQ [#faq]
//***(1)の効果について [#faq1]
//Ｑ：~
//Ａ：

//質問だけの投稿は禁止。ここは「質問と、それに対する事務局の回答」の両方を同時に記述する項目です。
//記述する場合、「事務局に電話で回答をもらった日付」「回答メールに記載された日付」「公式データベースに回答が掲載された日付」のいずれかを(05/01/01)のような形式でＡ：の最後に追加してください。
//未発売カードに限り、『Ａ：（発売をお待ちください）』とセットでコメントアウトに質問を残すことが可能です。
//ルールやカードの処理等についての質問は、公式サイトの「遊戯王カードデータベース」で調べるか、ルール質問BBSを利用してください。
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