*【アステカ】 [#h2b674bb]
*【アステカ】 [#top]

 [[《アステカの石像》]]を主軸に使い[[《結束 UNITY》]]を絡めた[[反射ダメージ]]でとどめを刺す[[【岩石族】]]。~
 「[[相手]]に[[攻撃]]をしてもらって[[ダメージ]]を与える」という基本的に受け身の戦法だが、その爆発力は高く、[[ダメージ]]はなかなかの数値になる。~
#contents

 [[《クロスカウンター》]]でも代用は可能である。~
 [[《アステカの石像》]]そのものを使うより奇襲性が高くなるかもしれない。~
 [[《断層地帯》]]でも同様のことが可能だが、[[フィールド魔法]]のため奇襲の意味合いが薄れる。~
**[[デッキ]]の概要 [#abstract]
 [[《アステカの石像》]]を主軸に使い、[[反射ダメージ]]で[[相手]]に[[ダメージ]]を与えていく[[デッキ]]。~
 「[[相手]]の[[攻撃]]を受ける」という受け身の戦法を取るが、その爆発力は高い。~

 [[《バトルマニア》]]の登場により、[[相手]]が[[攻撃]]を躊躇して膠着状態に陥った状況を打破できるようになり、相対的に強化されたと言える。~

 《アステカの石像/Stone Statue of the Aztecs》
 効果モンスター
 星4/地属性/岩石族/攻 300/守2000
 このモンスターを攻撃した時に相手プレイヤーがダメージを受ける場合、
 その数値は倍になる。
 (1):このカードが攻撃された場合、その戦闘で発生する相手への戦闘ダメージは倍になる。

 《クロスカウンター/Cross Counter》
 《D2シールド/D2 Shield》
 通常罠
 攻撃された守備表示モンスターの守備力が、
 相手攻撃モンスターの攻撃力を越えていた場合、
 相手に与える戦闘ダメージは倍になる。
 ダメージ計算後にその攻撃モンスターを破壊する。
 自分フィールド上に表側守備表示で存在するモンスター1体を選択して発動する。
 選択したモンスターの守備力は、元々の守備力を倍にした数値になる。

 《結束 UNITY/Unity》
 速攻魔法
 自分のフィールド上のモンスター1体を選択する。
 選択したモンスターの守備力はエンドフェイズまで
 自分のフィールド上に表側表示で存在する
 モンスター全ての元々の守備力を合計した数値になる。

 《立ちはだかる強敵/Staunch Defender》
 《仁王立ち/Rise to Full Height》
 通常罠
 相手の攻撃宣言時に発動する事ができる。
 自分フィールド上の表側表示モンスター1体を選択する。
 発動ターン相手は選択したモンスターしか攻撃対象にできず、
 全ての表側攻撃表示モンスターで選択したモンスターを攻撃しなければならない。
 このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
 (1):フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。
 そのモンスターの守備力は倍になり、ターン終了時にその守備力は0になる。
 (2):墓地のこのカードを除外し、自分フィールドのモンスター1体を対象として発動できる。
 このターン、相手は対象のモンスターしか攻撃できない。

 《バトルマニア》
 通常罠
 相手ターンのスタンバイフェイズ時に発動する事ができる。
 相手フィールド上に表側表示で存在するモンスターは全て攻撃表示になり、
 このターン表示形式を変更する事はできない。
 また、このターン攻撃可能な相手モンスターは攻撃しなければならない。

**[[デッキ]]構築に際して [#f1c61453]
 [[《アステカの石像》]][[《結束 UNITY》]][[《収縮》]]は3枚積みでも問題ないだろう。~
 [[《クロスカウンター》]][[《銀幕の鏡壁》]][[《モンスターBOX》]][[《立ちはだかる強敵》]][[《バトルマニア》]]等の他に、[[《黙する死者》]]は3枚まで入れられて[[守備表示]]で出せるこの[[デッキ]]では半ば[[《死者蘇生》]]の役割を果たしてくれる。~
 [[《ナーガ》]][[《モンスター回収》]]も良い感じに働いてくれる。~
 自身も[[壁]][[モンスター]]である[[《ナーガ》]]で、引っ張ってくるのはやっぱり[[壁]][[モンスター]]である。~
**[[デッキ]]構築に際して [#introduction]
***[[メインデッキ]]の[[モンスター]]について [#monster]
-[[《アステカの石像》]]~
この[[デッキ]]の[[必須カード]]。~
[[1ターンキル]]を狙う場合は、[[《クリッター》]]や[[《巨大ネズミ》]]等の採用も考えられる。~
[[岩石族]]を展開できる[[アダマシア]]も相性が良く、[[《御影志士》]]を出せれば直接[[サーチ]]が可能。~
ただし、この[[カード]]の存在はできるだけ伏せておきたいので、それらを安易に採用するのは控えるべきである。~

 あとは、[[守備力]]の高い[[モンスター]]を軒並み採用する。~
 [[《機動砦のギア・ゴーレム》]][[《エンペラー・ストゥム》]][[《ビッグ・シールド・ガードナー》]]は採用したいし、[[《バトルフットボーラー》]][[《魂虎》]]等、[[守備力]]2100[[下級モンスター]]も入れたい。~
 特に[[《大木炭18》]]は[[守備力]]2100でレベル1なため[[《ナーガ》]]で呼び出せる。~
 [[《守護者スフィンクス》]]を入れておくと、その[[モンスター効果]]故に焦って[[攻撃]]してくれる割合が高くなる。~
 いい[[モンスター]]もたくさんいるが[[《黙する死者》]]は[[通常モンスター]]しか呼べないことは注意しておく。~
-[[《カードブロッカー》]]~
[[攻撃]]されるごとに、[[墓地]]を肥やしながら自身の[[守備力]]を大幅に上げる[[効果]]を持つ。~
[[おジャマトークン]]3体、または一般的な[[モンスター]]でも4体以上の[[攻撃]]を集中させれば[[1ターンキル]]が狙える。~
基本的に[[表側表示]]なので[[地雷]]にはならないが、単体で[[守備力]]を上げられるのは魅力。~

 勿論[[《千年の盾》]][[《迷宮壁−ラビリンス・ウォール−》]][[《岩石の巨兵》]]の採用もあり。~
 [[墓地]]から[[《黙する死者》]]で[[蘇生]]できる。~
 [[通常モンスター]]を多く採用して[[《凡骨の意地》]]を入るのも良いだろう。~
-[[《ピースリア》]]~
[[《カードブロッカー》]]と同様に[[攻撃]]を集中させる[[カード]]との[[コンボ]]が有用。~
この際[[《牙城のガーディアン》]]を3枚[[手札]]に[[加える]]ことで[[守備力]]を大幅に上げ、[[1ターンキル]]を狙うことも出来る。~
[[《カードブロッカー》]]と比べると、単体でも高めの[[守備力]]と[[戦闘破壊]][[耐性]]を持ち扱いやすい点や、[[裏側表示]]から[[コンボ]]を始動できる点が優位点となる。~

 [[《断層地帯》]]を使うなら[[【岩石族】]]で固めたいので、[[《機動砦のギア・ゴーレム》]]等は不採用。~
 あるいは[[《守護者スフィンクス》]][[《番兵ゴーレム》]][[《モアイ迎撃砲》]]等の[[サイクル・リバース]][[モンスター]]を並べ、[[《うごめく影》]]で[[シャッフル]]して混乱させる戦略もある。~
 [[《守護神エクゾード》]]を採用すれば1000[[ダメージ]]ずつ与えられる。~
 しかし、この[[裏側守備表示]]ばかりになる戦術は[[《結束 UNITY》]]が使いにくくなるので注意。~
-その他の[[守備力]]が高い[[モンスター]]~
[[《D−HERO ディフェンドガイ》]]・[[《ディノンの鋼鉄騎兵》]]・[[《ガード・マンティス》]]・[[《機動砦のギア・ゴーレム》]]等が候補。~
[[《球騎士の三人娘》]]等の[[通常モンスター]]を採用し[[《黙する死者》]]等で展開する手もある。~
[[《守護竜ユスティア》]]等の[[レベル]]3以下の[[通常モンスター]]なら、[[《魔の試着部屋》]]で大量展開できる。~
[[《断層地帯》]]を使うなら[[岩石族]]で固めたいので、[[アダマシア]]や[[《岩石の巨兵》]]等の他、[[《苦紋様の土像》]]等の[[罠モンスター]]が候補となる。~
[[《魔のデッキ破壊ウイルス》]]対策として、[[《ボタニカル・ライオ》]]や[[《白銀の城の召使い アリアンナ》]]を採用する事も考えられる。~

**基本戦術 [#dd1e46ad]
 こちらから[[攻撃]]する意味合いは少なく、とにかく[[相手]]に[[攻撃]]してもらうこと。~
 [[《アステカの石像》]]で何度も[[反射ダメージ]]を与えれば勝利が見えてくる。~
 [[《収縮》]]を使って[[相手]]の[[ダメージ]]を蓄積するのも良いし、[[攻撃モンスター]]が複数いるなら[[《立ちはだかる強敵》]]で一番堅い奴をみんなで殴ってもらおう。~
 また、[[《バトルマニア》]]を使用すれば、[[攻撃対象]]こそ指定出来ないものの強制力はかなり増す。~
-[[《牙城のガーディアン》]]~
[[守備力]]の[[単体強化]][[効果]]を持ち、[[手札]]から使えるため奇襲性が高い。~
後述の[[《D2シールド》]]や[[《仁王立ち》]]等と異なり、この[[カード]]単体での[[強化]]値が低い代わりに、[[同名カード]]を複数枚併用する事が可能である。~
また、[[戦士族]]の[[ガーディアン]]であるため、[[《増援》]]・[[《戦士の生還》]]・[[《ウェポンサモナー》]]で[[サーチ]]・[[サルベージ]]が容易である。~
ただ、この[[カード]]が[[手札]]にあると分かった段階で[[相手]]は[[攻撃]]を控えるため、その場合は[[攻撃強制カード>攻撃宣言#card17]]等で[[1ターンキル]]を狙った方が良いだろう。~

 [[《アステカの石像》]][[《結束 UNITY》]]とすでに[[表側守備表示]]の[[壁]][[モンスター]]が2体。~
 この状態で[[《アステカの石像》]]が[[攻撃]]された[[ダメージステップ]]に[[《結束 UNITY》]]を[[発動]]してやれば、ほぼ[[1ターンキル]]が成立する。~
-[[《ワイトプリンセス》]]~
[[全体弱体化]][[効果]]を持ち、[[手札]]から使えるため奇襲性が高い。~
[[自分]][[モンスター]]にも[[効果]]が及ぶが、[[裏側守備表示]]ならば影響を受けない。~

 [[《モンスターBOX》]]を[[発動]]して[[コイントス]]に成功したなら、[[《アステカの石像》]][[《結束 UNITY》]]と[[壁]][[モンスター]]1体で[[1ターンキル]]である。~
-[[《天獄の王》]]~
[[手札]]の自身を[[公開]]する事で、[[セット]][[カード]]に[[効果破壊]][[耐性]]を付与する事が出来る。~
それにより、[[裏側守備表示]][[モンスター]]や[[伏せカード]]が[[戦闘]]前に[[除去]]されるという、この[[デッキ]]の弱点をある程度カバー出来る。~
また、この[[カード]]自身も[[守備力]]3000の[[モンスター]]であり、緩い条件で[[特殊召喚]]が可能である。~
その為、[[裏側守備表示]][[モンスター]]の代用として、[[攻撃強制カード>攻撃宣言#card17]]等と組み合わせるなどして[[反射ダメージ]]に利用出来る。~

 ともすると[[オーバーキル]]になりがち。~
 何も考えずに[[モンスター]]を並べたりしがちだが、出来るだけ速く勝利をする事が大切であることを忘れてはならない。~
-[[《妖竜マハーマ》]]~
[[反射ダメージ]]を与えた際に[[手札]]から[[発動]]し、その[[ダメージ]]量と同量の[[バーン]]を行う事で、実質的に[[反射ダメージ]]を倍化する事が出来る。~
[[《アステカの石像》]]等の[[戦闘ダメージ倍化効果>戦闘ダメージ#double1]]とも併用が可能であり、その場合は実質的に[[反射ダメージ]]を4倍にする事が出来る。~
また、単体でも[[自分]]が[[戦闘ダメージ]]を受けた際に[[バーン]]が行える為、[[反射ダメージ]]で削りきれなかった場合の引導[[火力]]ともなり得る。~
その他、この[[カード]]自身も[[守備力]]2500の[[モンスター]]である為、[[裏側守備表示]][[モンスター]]の代用として、[[反射ダメージ]]に利用出来る。~

-なお、受ける[[ダメージ]]を2倍にする[[効果]]は重複しないので[[《アステカの石像》]][[《クロスカウンター》]]で4倍、ということにはできない。~
-[[《エフェクト・ヴェーラー》]]~
[[フィールド]]で[[発動]]する厄介な[[モンスター効果]]全般を対策できる。~
[[破壊]]はしないので[[攻撃]]してもらう機会を減らす事がなく、相性が良い。~

-[[《結束 UNITY》]]は[[元々の守備力>元々の攻撃力(守備力)]]の和なので、[[《聖域の歌声》]]の[[効果]]等で[[守備力]]が上がっていても加算されない。~
そして、[[元々の守備力>元々の攻撃力(守備力)]]が不明な[[モンスター]]も[[守備力]]0扱い。~
[[《メタル・リフレクト・スライム》]]の[[元々の守備力>元々の攻撃力(守備力)]]に関してはゲーム「[[遊戯王デュエルモンスターズ ナイトメア トラバドール:http://www.konami.jp/gs/game/yugioh_nt/]]」内では0扱いだったが…~
2007年1月4日の電話質問では「[[《メタル・リフレクト・スライム》]]の数値も加える」との裁定が下されている。~
-[[《クリッター》]]~
この[[カード]]1枚から多くの役割の[[モンスター]]を[[サーチ]]出来る。~
([[《アステカの石像》]]等の高[[守備力]][[モンスター]]、[[守備力]][[強化]]の[[《牙城のガーディアン》]]、実質的な[[反射ダメージ]]倍化の[[《妖竜マハーマ》]]、[[モンスター効果]]対策の[[《エフェクト・ヴェーラー》]]等)~
後述の[[《転生炎獣アルミラージ》]]の素材にすれば、即座に[[サーチ]][[効果]]を[[発動]]可能。~
その場合、[[サーチ]]した[[ターン]]中の[[発動]]制限も、[[自分]][[ターン]]にほぼ動かないこの[[デッキ]]ではそれ程問題とならない。~
高[[守備力]][[モンスター]]の[[セット]]と[[召喚権]]がかち合う事があるので、可能なら[[《融合派兵》]]等で[[特殊召喚]]出来ると望ましい。~

-[[《召喚制限−猛突するモンスター》]]の登場により、新たな[[1ターンキル]]の方法も誕生した。~
[[《アステカの石像》]]のみが[[フィールド]]上に存在する状態で[[《召喚制限−猛突するモンスター》]]と[[《おジャマトリオ》]]を[[発動]]すれば12000もの[[ダメージ]]を与えられるのである。~
(詳しくは該当ページを参照)~
他の[[1ターンキル]]に比べると絶対的な勝利が見据えているわけではないが、[[キーカード]]が少ない分手軽に[[発動]]出来、既存の[[デッキ]]にもすんなり投入可能である。~
//今の所マイナーなこのジャンルだが、将来「アステカ1キル」なる[[デッキ]]がシーンを圧倒する日が来るやもしれない。~
***[[エクストラデッキ]]の[[モンスター]]について [#extradeck]

**この[[デッキ]]の弱点 [#aa5c83c6]
 ほぼ全ての[[モンスター]]が[[《魔のデッキ破壊ウイルス》]]の影響を受けてしまう。~
 1度食らってしまうと立て直すのは困難である。~
-[[《リンクリボー》]]~
自身を[[リリース]]する事で、[[相手]][[攻撃モンスター]]の[[攻撃力]]を[[ターン]]終了時まで0にする事が出来る。~
[[バトルステップの巻き戻し]]が発生する為、この[[モンスター]]単体では、実質的に使い切りで[[攻撃]]を1回止めるだけである。~
しかし後述の[[攻撃強制カード>攻撃宣言#card17]]と組み合わせる事で、[[攻撃力]]が0になった[[攻撃モンスター]]に[[攻撃]]を続行させ、[[反射ダメージ]]の増加を狙う事が出来る。~
ただし、[[レベル]]1[[モンスター]]と高[[守備力]][[モンスター]]が両方必要なので、そのいずれかを[[召喚権]]を消費せずに用意する手段が必要となる。

 また、[[ビートダウン]]以外の[[デッキ]][[相手]]には本当に弱い。~
 [[《バトルマニア》]]の登場によってある程度改善されたとはいえ、[[相手]][[フィールド]]上に[[表側表示]]の[[モンスター]]が存在しなければ、それも無意味である。
-[[《転生炎獣アルミラージ》]]~
[[《クリッター》]]の[[サーチ]][[効果]]を即座に[[発動]]させる事が出来、かつ任意のタイミングで[[フィールド]]からどかせられるので[[反射ダメージ]]の邪魔となりにくい。~
更に、[[フリーチェーン]]で[[モンスター]]に[[効果破壊]][[耐性]]を付与出来る為、[[裏側守備表示]][[モンスター]]を守る事が出来る。~
また、[[相手]]はこの[[効果]]の[[発動]]を強いる目的で、適当な低[[攻撃力]][[モンスター]]などでこの[[モンスター]]を[[攻撃]]する場合がある。~
その為、[[相手]]の[[攻撃]]を必要とする[[攻撃強制カード>攻撃宣言#card17]]の[[発動]][[トリガー]]となり得るほか、それ以外の[[バトルフェイズ]]に[[発動]]可能な[[攻撃強制カード>攻撃宣言#card17]]とも相性が良い。~

 一応、上記で紹介した[[【岩石族】]][[《守護神エクゾード》]]の[[コンボ]]を組み込むことで、何も出来ない状況は打開できる。~
 [[エクゾディア]]パーツの一つでも仕込んでおいて[[墓地]]に落とし、[[相手]]の焦りを誘っても良いかもしれない。~
-[[《神・スライム》]]~
後述の[[《メタル・リフレクト・スライム》]]1体を[[リリース]]する事で[[特殊召喚]]可能な[[融合モンスター]]。~
[[攻撃力]]3000により、この[[モンスター]]単体で[[攻撃]]に転じる事が出来る。~
また、[[《メタル・リフレクト・スライム》]]と同様に[[守備力]]3000であり、[[戦闘破壊]][[耐性]]や、他[[モンスター]]への[[対象]][[耐性]]付与等の[[永続効果]]も持つ。~
その為、[[攻撃]]を行わない場合であってもひとまず[[自分]][[ターン]]を迎えたら、[[《メタル・リフレクト・スライム》]]を[[守備表示]]のこの[[モンスター]]に変換するのも手である。~

 [[裏側守備表示]][[モンスター]]を問答無用で[[破壊]]する[[《ミスティック・ソードマン LV2》]]等や、[[戦闘]]時に[[ダメージ計算]]を行わない[[《ドリルロイド》]][[《忍者マスター SASUKE》]][[《A・O・J カタストル》]]等の[[モンスター]]も天敵である。~
 変わった所では、[[攻撃]]時に[[戦闘ダメージ]]を0にする[[《ロケット戦士》]]も該当する。~
 そして、[[《アマゾネスの剣士》]]は脅威である。~
 [[《モンスターBOX》]]を[[発動]]した状態で[[攻撃]]されたりすると目も当てられない。~
***[[魔法・罠カード]]について [#spell_trap]

**その他 [#e59b4d86]
-[[守備力]][[強化]]~

--[[《D2シールド》]]・[[《結束 UNITY》]]~
[[壁]][[モンスター]]の[[守備力]]を爆発的に上昇させる事ができる。~
ただし、[[元々の守備力]]を参照する都合上、先に[[適用]]されていた[[守備力]][[強化]]をリセットしてしまう点には注意が必要。~
他の[[守備力]][[強化]]と併用したい場合には、それらより先にこちらの[[適用]]が行われる様にするのが良いだろう。~
また、[[守備力]]の[[弱体化]]もリセットするので、[[相手]]の[[全体弱体化]][[効果]]を無視したり、[[《仁王立ち》]]の[[デメリット]]を帳消しに出来る点も強みである。~
[[《D2シールド》]]は、特に癖もなく単体で[[使用]]出来る点、次[[ターン]]以降も[[強化]]が継続する点が強みとなる。~
[[《結束 UNITY》]]は、多数の[[モンスター]]が並んでいる状況であれば、[[《D2シールド》]]よりも大幅な強化が期待出来る。~
ただし、[[対象]][[モンスター]]1体のみの状況では意味がなく、他に高[[守備力]]の[[表側表示]][[モンスター]]を必ず用意する必要がある。~
また[[モンスター]]を2体以上並べる都合上、場合によっては[[攻撃対象]]を限定する[[カード]]も併用し、[[強化]][[対象]]以外へと[[攻撃]]されない様にする工夫も必要となる。~

--[[《仁王立ち》]]~
現在の[[守備力]]を参照するようになった[[《D2シールド》]]+α。~
[[《D2シールド》]]等で上がった数値を更に倍にでき、脅威的な[[守備力]]となる。~
この[[コンボ]]によって[[《アステカの石像》]]の[[守備力]]が8000に達すると、[[相手]][[モンスター]]の[[攻撃力]]が4000以下なら[[1ターンキル]]となる。~
[[相手]]の[[攻撃対象]]を1体に限定する[[墓地]][[効果]]も、この[[デッキ]]と相性が良い。~
[[攻撃]]の強制まではできないので、後述の[[攻撃強制カード>攻撃宣言#card17]]などと[[コンボ]]すると良い。~

-[[相手]][[攻撃力]][[弱体化]]~

--[[《氷結界》]]・[[《モンスターBOX》]]・[[《分断の壁》]]・[[《銀幕の鏡壁》]]~
[[相手]][[攻撃モンスター]]の[[攻撃力]]を[[弱体化]]させる[[コンバットトリック]][[カード]]。~
前述の[[守備力]][[強化]][[カード]]とあわせて、大幅な[[反射ダメージ]]増加が期待出来る。~
いずれも[[対象をとらず>対象をとらない効果]]、[[弱体化]]範囲や[[弱体化]]量などでは後述の[[フリーチェーン]]の[[攻撃力]][[弱体化]][[カード]]に勝る。~

--[[《迷い風》]]・[[《禁じられた一滴》]]・[[《巨神封じの矢》]]~
[[フリーチェーン]]で、[[相手]][[モンスター]]の[[攻撃力]]を[[弱体化]]させる事が出来る。~
これらも同様に、[[コンバットトリック]]による[[反射ダメージ]]増加に利用可能。~
更に、[[相手]][[モンスター効果]]を[[無効]]に出来る為、[[モンスター効果]]による[[相手]]の妨害・[[除去]]への対策[[カード]]としても使用出来る。~
[[《迷い風》]]・[[《巨神封じの矢》]]は、[[弱体化]]や[[無効]]化が永続的で、かつ再利用可能な[[墓地]][[効果]]を持つ為、[[反射ダメージ]]の用意が出来ない場合の時間稼ぎにも有用。~
[[《禁じられた一滴》]]は、複数[[モンスター]]に使用出来る、[[対象をとらない>対象をとらない効果]]、[[チェーン封じ>チェーン#antichain]]が出来る、[[通常召喚]]された[[モンスター]]や[[罠の効果を>効果を受けない#trap]][[受けないモンスター>効果を受けない#trap2]]にも有効など、多数の利点がある。~
ただし普通に使用すると消費が大きいので、先に[[発動]]した[[守備力]][[強化]][[魔法・罠カード]]等や、[[手札]]で[[腐っている>腐る]]高[[守備力]][[モンスター]]を[[コスト]]にあてたい。~

-[[攻撃強制>攻撃宣言#card17]]~

--[[《バトルマニア》]]~
[[相手]][[モンスター]]に対する[[攻撃強制>攻撃宣言#card17]][[効果]]に加えて、[[攻撃表示]]を強制する[[効果]]も持ち、[[相手]]が[[攻撃]]を躊躇して膠着状態に陥った状況を打破出来る。~
しかし、[[相手]][[スタンバイフェイズ]]時にしか[[発動]]出来ず、かつその時点で[[フィールド]]に存在する[[相手]][[モンスター]]にしか[[攻撃強制>攻撃宣言#card17]][[効果]]が[[適用]]されないという大きな問題がある。~
現[[環境]]は、[[自分]][[フィールド]]の[[モンスター]]を各種素材や[[コスト]]として消費する手段が豊富であり、この[[攻撃強制>攻撃宣言#card17]]は容易に回避されてしまう。~
拘束力の高い[[永続>永続カード]][[メタカード]]を採用し、各種素材化を防いで回避を困難にするなどの工夫をしたい。~
また、この[[カード]]の[[発動]]そのものが[[相手]]の警戒を高め、[[セット]][[カード]]への[[除去]]が行われる可能性を上げてしまう事も考えられる。~
その為基本的には、[[相手]][[バトルフェイズ]]中に[[発動]]可能で奇襲性の高い、他の[[攻撃強制>攻撃宣言#card17]][[カード]]の方が優先されるか。~
元々[[フィールド]]に存在する[[守備表示]][[モンスター]]に対して、1枚で[[攻撃表示]]強制と[[攻撃強制>攻撃宣言#card17]]を行えるのはこの[[カード]]のみなので、その点を活かしたい。~

--[[《立ちはだかる強敵》]]~
[[相手]][[モンスター]]に対する[[攻撃強制>攻撃宣言#card17]][[効果]]に加えて、[[相手]]の[[攻撃対象]]を1体に限定する[[効果]]を持ち合わせている。~
しかし、[[攻撃]]を受けさせたい[[自分]][[モンスター]]が[[表側表示]]でなければならず、[[《アステカの石像》]]等の[[裏側守備表示]][[モンスター]]とはあまり相性が良くない。~
[[特殊召喚]]出来る高[[守備力]][[モンスター]]を多く採用するなど、[[表側守備表示]][[モンスター]]主体の構築の場合に投入する事になる。~
また、[[相手]]の[[攻撃宣言]]を[[発動条件]]とする為、そもそも[[相手]]が[[攻撃]]の判断をする様な状況でなければ[[発動]]は出来ない。~
場合によっては、適当な[[モンスター]]を囮として[[攻撃]]を誘うなどの工夫も別途必要になる。~
単に[[相手]][[バトルフェイズ]]中に[[発動]]して[[攻撃強制>攻撃宣言#card17]]させるだけであれば、[[フリーチェーン]]の[[《竜星の極み》]]でも同様の事が可能である。~
この[[カード]]を採用する場合、2体以上[[モンスター]]を並べて[[《結束 UNITY》]]を[[使用]]するなど、[[攻撃対象]]を限定する[[効果]]を活かす事を考えたい。~

--[[《竜星の極み》]]~
[[相手]][[モンスター]]に対する[[攻撃強制>攻撃宣言#card17]][[効果]]を永続的に[[適用]]する。~
しかし[[攻撃表示]]を強制する[[効果]]はない為、[[守備表示]]にされると[[攻撃強制>攻撃宣言#card17]]を回避されてしまう。~
[[フリーチェーン]]なので、基本的には[[相手]][[バトルフェイズ]]中に[[発動]]すると良いだろう。~
[[守備表示]]に出来ない[[相手]][[モンスター]]([[リンクモンスター]]や、この[[ターン]]に[[攻撃表示]]で[[召喚]]・[[特殊召喚]]された[[モンスター]])が存在する状況では、[[相手]][[メインフェイズ1>メインフェイズ#M1]]終了[[宣言]]時に[[発動]]し、強制的に[[バトルフェイズ]]を行わせる使い方も可能。~
[[竜星]]に属するので[[《源竜星−ボウテンコウ》]]などで[[サーチ]]が可能なほか、[[攻撃強制>攻撃宣言#card17]]以外の[[竜星]]関連の[[効果]]を持つ為に、[[反射ダメージ]]という狙いが若干露呈しにくい利点もある。~

--[[《召喚制限−猛突するモンスター》]]~
[[特殊召喚]]された[[モンスター]]を[[攻撃表示]]にしつつ、その[[ターン]]の[[攻撃強制>攻撃宣言#card17]]をする[[効果]]を、永続的に[[適用]]する。~
ただし、この[[効果]]の[[適用]]前に[[フィールド]]に存在する[[モンスター]]には影響がないので、[[相手]]の[[特殊召喚]]が行われる前に予め[[発動]]しておく必要がある。~
[[相手]]の[[特殊召喚]][[効果]]に[[チェーン]]したり、後述の[[《おジャマトリオ》]]との[[コンボ]]狙いで運用したい。~
また他の[[攻撃強制>攻撃宣言#card17]][[カード]]と異なり、[[自分]][[モンスター]]にも[[効果]]が[[適用]]されてしまう点には注意が必要である。~
特に、[[相手]][[ターン]]中に[[守備表示]]で[[特殊召喚]]出来る[[自分]][[モンスター]]([[《メタル・リフレクト・スライム》]]等)は、この[[カード]]の[[効果]][[適用]]下では[[攻撃表示]]になってしまう為若干相性が悪い。~
そういった[[モンスター]]を一緒に[[使用]]する場合、この[[カード]]の[[効果]][[適用]]より先に[[特殊召喚]]を行なうなど、[[発動]]順序に工夫が必要となる。~

--[[《沈黙の邪悪霊》]]~
[[相手]]の[[攻撃]]時に、[[攻撃モンスター]]を変更する事が出来る。~
状況によっては、他の[[攻撃強制>攻撃宣言#card17]][[カード]]と同じ様な運用が可能。~
しかし[[攻撃モンスター]]とは別に、[[相手]][[フィールド]]に低[[攻撃力]][[モンスター]]が存在する状況でなければ有効でない為、使える状況がかなり限られる。~

-[[反射ダメージ]]倍化~

--[[《クロスカウンター》]]・[[《断層地帯》]]・[[《アクションマジック−フルターン》]]~
発生する[[反射ダメージ]]を倍化する事が出来る。~
ただし、[[戦闘ダメージ倍化効果>戦闘ダメージ#double1]]は重複しないので、これらの[[カード]]を複数枚併用したり、[[攻撃対象]]が[[《アステカの石像》]]の場合に使用しても、[[反射ダメージ]]を4倍にする事は出来ない。~
その為、[[《アステカの石像》]]以外の高[[守備力]][[モンスター]]を多く採用する場合などに投入する事になる。~

--[[《ディメンション・ミラージュ》]]~
[[自分]]の[[守備表示]][[モンスター]]が[[相手]][[モンスター]]の[[攻撃]]で[[戦闘破壊]]されなかった時に[[発動]]出来、再度同じ[[相手]][[モンスター]]に[[攻撃]]を強制する。~
[[墓地コスト]]がある限り何度でも[[発動]]が可能で、その度に[[反射ダメージ]]が発生するので、実質的に[[反射ダメージ]]を数倍にする事が出来る。~
[[コスト]]を払えず[[腐る]]危険性があるが、[[発動]]した[[《牙城のガーディアン》]]をそのまま[[除外]][[コスト]]に転用できる。~

-[[守備表示]][[モンスター]]・[[相手]][[攻撃モンスター]]の用意~

--[[《おジャマトリオ》]]~
[[相手]][[フィールド]]に、[[攻撃力]]0の[[モンスター]]を3体[[守備表示]]で[[特殊召喚]]出来る。~
[[攻撃表示]]と[[攻撃]]を強制する[[《召喚制限−猛突するモンスター》]]と組み合わせる事で、大[[ダメージ]]を狙える。~
[[バトルフェイズ]]を生き延びられると[[リンク素材]]を献上する事になるため、可能な限り[[1ターンキル]]を狙いたい。~

--[[《メタル・リフレクト・スライム》]]~
[[守備力]]3000の[[罠モンスター]]。~
[[《結束 UNITY》]]の[[強化]]値を増加させる為に利用出来る。~
また、[[裏側守備表示]][[モンスター]]の代用として、[[攻撃強制カード>攻撃宣言#card17]]等と組み合わせるなどして[[反射ダメージ]]に利用出来る。~

-[[ドロー]]・[[サーチ]]~

--[[《強欲で謙虚な壺》]]~
[[自分]][[ターン]]に[[モンスター]]を[[特殊召喚]]する事は少ないので投入できる。~
ただし、[[デッキ]]コンセプトがバレると奇襲による一撃必殺が困難になる。~
使うのならば、[[《バトルマニア》]]等も必要となってくるだろう。~

--[[《強欲で金満な壺》]]・[[《金満で謙虚な壺》]]~
[[エクストラデッキ]]を使用しないので問題なく投入できる。~
後者は[[《強欲で謙虚な壺》]]と同様に奇襲が難しくなることに注意。~

--[[《トラップトリック》]]~
[[《D2シールド》]]や[[攻撃強制カード>攻撃宣言#card17]]の代替として適宜運用できるため、相性が良い。~
ただし、[[効果]]処理後[[罠カード]]を1枚しか[[発動]]できないため、予め使いたい[[罠カード]]を先に[[発動]]しておく必要がある。~
そのため、[[裏側守備表示]][[モンスター]]で[[反射ダメージ]]を狙う場合は、[[ダメージステップ]]には[[発動]]できないことも相まって他の[[カード]]と連携がとりにくい。~

-[[相手]]の妨害・[[除去]]への対策~

--[[《我が身を盾に》]]・[[《ピュアリィ・ハッピーメモリー》]]・[[《身代わりの闇》]]~
主に[[裏側守備表示]][[モンスター]]への[[単体除去]]に対する対策[[カード]]。~

--[[《スターライト・ロード》]]・[[《大革命返し》]]~
主に[[伏せカード]]への[[全体除去]]に対する対策[[カード]]。~

--[[神の○告>シリーズカード#Solemn]]~
[[ライフコスト]]こそ大きいが、[[魔法・罠カード]]全般や[[モンスター効果]]全般を[[発動]][[無効]]に出来る。~

--[[《マグネット・フォース》]]~
その[[ターン]]中、[[《アステカの石像》]]等に対する[[相手]]の[[モンスター効果]]を全て回避できる。~
ただし、[[裏側守備表示]]の場合は[[効果]]が[[適用]]されないので注意。~

--[[《月の書》]]~
[[相手]]の展開の妨害や[[除去]]の回避等、使い道は多岐に渡る。~
この[[デッキ]]独自の使用法として、[[自分]]の[[モンスター]]を[[攻撃表示]]で立たせておく事で[[相手]]の[[攻撃]]を誘い、この[[カード]]で[[守備表示]]にするという戦術もある。~

-[[《反転世界》]]~
高い[[守備力]]を活かして攻めに転じる[[カード]]。~
油断した[[相手]]にこちらから[[攻撃]]を仕掛ける事で能動的に[[戦闘ダメージ]]を与える。~
[[守備力]][[強化]][[カード]]と組み合わせる事で大きな[[ダメージ]]源となり、[[1ターンキル]]も視野に入る。~

//禁止カードの為コメントアウト
//-[[永続>永続カード]][[メタカード]]~
//-[[《カイザーコロシアム》]]~
//[[自分]]の[[モンスター]]を[[《アステカの石像》]]1体のみにしておけば[[相手]]の動きを大きく制限できる。~
//[[デッキ]]によってはかなりの拘束力を持ち、[[シンクロ>シンクロ召喚]]・[[エクシーズ>エクシーズ召喚]]・[[リンク召喚]]を防ぐ事で、[[《バトルマニア》]]の弱点をカバーできる。~

-[[《サイクロン》]]・[[《ツインツイスター》]]・[[《砂塵の大嵐》]]・[[《バージェストマ・オレノイデス》]]・[[《バージェストマ・ディノミスクス》]]・[[《醒めない悪夢》]]・[[《現世離レ》]]~
[[フリーチェーン]]の[[魔法・罠除去]][[カード]]。~
一部の[[カテゴリ]]の[[永続カード]]は、[[反射ダメージ]]が一切発生し得ない状況を作ってしまう場合がある。~
([[戦闘ダメージを0にする>戦闘ダメージ#zero]]、[[直接攻撃を可能にする>直接攻撃#List2]]、[[ダメージ計算]]を行わずに[[攻撃対象]]を[[除去]]する等)~
この[[デッキ]]にとって致命的なそれらの[[相手]][[永続カード]]を、[[相手]][[バトルフェイズ]]中に[[除去]]する事で、[[反射ダメージ]]を発生させる事が狙える。~


**戦術 [#strategy]
 とにかく[[相手]]に[[攻撃]]してもらい、[[《アステカの石像》]]等で多大な[[反射ダメージ]]を与えて自滅させる。~
 基本として、[[《アステカの石像》]]の[[守備力]]を[[強化]]、あるいは[[相手]][[モンスター]]の[[攻撃力]]を下げる事で4000以上の[[戦闘ダメージ]]を与えれば[[1ターンキル]]となる。~
 1枚で[[守備力]]を倍化できる[[《D2シールド》]]・[[《仁王立ち》]]は、この[[デッキ]]の[[キーカード]]と言える。~

 [[守備力]][[強化]][[カード]]や[[相手]][[攻撃力]][[弱体化]][[カード]]は、極力[[ダメージ計算前]]に[[発動]]する事で、[[無効]]にされたり、その他の[[効果]]で[[戦闘]]を回避されたりするリスクを減らす事が出来る。~
 [[守備力]][[強化]][[カード]]を複数枚併用する場合、~
  [[《D2シールド》]][[《結束 UNITY》]] → [[《牙城のガーディアン》]] → [[《仁王立ち》]]~
 の順番でそれぞれ1枚ずつ[[発動]]と[[効果]]処理を繰り返すか、~
  [[《仁王立ち》]] → [[《牙城のガーディアン》]] → [[《D2シールド》]][[《結束 UNITY》]]~
 の順番で[[チェーンを積む]]と良い。~

 [[フリーチェーン]]の[[攻撃力]][[弱体化]][[カード]]([[《迷い風》]]など)は、[[相手]]の妨害を防ぐ役割も兼ねている為、[[守備力]][[強化]][[カード]]よりも後に残すとより安全である。~
 [[守備力]][[強化]][[カード]]に対して、[[相手]][[攻撃モンスター]]がそれを妨害する[[効果]]を[[発動]]して来た場合、それに対して[[無効]]にしつつ[[弱体化]]出来れば一挙両得となる。~

***[[1ターンキル]]のパターン [#oneturnkill]
-[[《D2シールド》]]・[[《仁王立ち》]]を[[使用]]したパターン~
この[[デッキ]]の基本戦術となる[[《アステカの石像》]]と上記2枚による[[1ターンキル]]。~
[[守備力]]8000となった[[《アステカの石像》]]は、[[攻撃力]]4000までの[[モンスター]]との[[戦闘]]で[[相手]][[ライフ]]を0にする。~
どちらも[[ダメージステップ]]で[[使用]]できるので回避する手段は限られ、[[発動]]した時の成功率は高い。~

-[[攻撃力]]変動[[カード]]を併用したパターン~
上記パターンで[[守備力]]倍化[[カード]]が1枚しかない場合も、[[相手]][[モンスター]]の[[攻撃力]]を下げる事で同じ結果となる。~
中でも[[攻撃力]]を0にする[[カード]]は、[[相手]][[モンスター]]の[[攻撃力]]に左右されないため、[[1ターンキル]]を成立させ易い。~
[[《氷結界》]]は特に条件なく[[攻撃力]]を0に出来るため、[[コンボ]]を成立させやすい。~
現[[環境]]の[[エクストラデッキ]]の使用頻度を鑑みると、[[《巨神封じの矢》]]も有力と言える。~
[[《モンスターBOX》]]は手軽に[[発動]]できる反面、どうしても運が絡むので安定性はない。~

-[[《おジャマトリオ》]]を[[使用]]したパターン~
[[《召喚制限−猛突するモンスター》]]と[[《おジャマトリオ》]]を用意。~
[[《アステカの石像》]]が存在する状態で上記の2枚を[[発動]]すれば12000もの[[戦闘ダメージ]]を与えられる。~
[[おジャマトークン]]を何らかの方法で2体以上[[除去]]されると成立しなくなる。~
逆に言えば、1体[[除去]]するだけでは[[1ターンキル]]を阻止できないという事である。~
--[[マスタールール3]]までは[[フリーチェーン]]でない[[《バトルマニア》]]でも同様の[[コンボ]]が狙えた。~
現在は[[おジャマトークン]]が[[リンク素材]]として簡単に処理されてしまうため、[[バトルフェイズ]]中に[[《おジャマトリオ》]]を[[発動]]する必要がある。~

-[[《ディメンション・ミラージュ》]]を[[使用]]したパターン~
[[《ディメンション・ミラージュ》]]の[[効果]]と極めて噛み合った[[効果]]を持つ[[《カードブロッカー》]]を利用した[[1ターンキル]]。~
[[《カードブロッカー》]]を[[攻撃]]させることに成功すれば、後はその[[攻撃]]を凌ぎつつ[[《ディメンション・ミラージュ》]]を[[発動]]するだけで[[《カードブロッカー》]]を半永久的に[[攻撃]]させ続けられる。~
[[《カードブロッカー》]]の[[効果]]の内容から[[《アステカの石像》]]と違って目的のカムフラージュがしやすく、知名度の差もあって[[コンボ]]を知らない[[相手]]には決まりやすい。~

**この[[デッキ]]の弱点 [#weakpoint]
 [[《アステカの石像》]]を[[攻撃]]してもらわなければならないので、[[相手]]の[[モンスター除去]]に頭を悩まされる事になる。~
 [[裏側表示]]の状態ならば[[《地砕き》]]等の[[効果を受けない]]が、[[表示形式]]を問わない[[除去]]は何らかの対策を取らなければならない。~
 特に[[マッチ]]2戦目以降は、[[モンスター]]を[[除去]]してから[[攻撃]]されるという事も多くなるため、[[《我が身を盾に》]]等の[[除去]]対策が必要となってくるだろう。~

 ほぼ全ての[[モンスター]]が[[《魔のデッキ破壊ウイルス》]]の影響を受け、一度[[効果]]を通してしまうと立て直すのは困難である。~
 高[[ステータス]]の[[モンスター]]や[[罠モンスター]]を多めに採用すれば被害を抑えられる。~

 [[バーン]][[デッキ]]等の[[ビートダウン]]以外の[[デッキ]][[相手]]にも弱い。~
 一応、[[《おジャマトリオ》]]との[[コンボ]]や[[《反転世界》]]等を組み込めば抵抗は可能。~

 [[《王宮のお触れ》]]を張られると、[[キーカード]]である[[《D2シールド》]]や[[《バトルマニア》]]が[[無効化>無効]]されて苦しくなる。~
 [[《ライトニング・ストーム》]]などの[[魔法・罠除去]]で対抗したい。~

 [[【表示変更】]]・[[【カラクリ】]]・[[【ダーク・シムルグ】]]などはかなり相性が悪い。~

**その他 [#etc]
-コナミのゲーム作品において―~
前からあった[[デッキ]]だが「[[遊戯王デュエルモンスターズ ナイトメア トラバドール:http://www.konami.jp/gs/game/yugioh_nt/]]」においてポイント稼ぎのために流行。~
このときにはまさに[[オーバーキル]]が目的であったため、[[壁]]を5体並べて[[《アステカの石像》]][[《クロスカウンター》]][[《結束 UNITY》]][[《収縮》]]の併用が基本だった。~
「OCGでは否定されている」と上記したが、このゲームでは2倍4倍と[[ダメージ]]が増えたのである。~
ボーナスを稼ぐため[[《友情 YU−JYO》]]を入れたりもした。~
また、[[《断層地帯》]]と[[《守護神エクゾード》]]の作戦は「[[遊戯王デュエルモンスターズ エキスパート2006:http://www.konami.jp/gs/game/yugioh_ex2006/]]」にて[[《守護神エクゾード》]]が使う[[デッキ]]である。~
おまけに[[《結束 UNITY》]][[《モンスターBOX》]][[《立ちはだかる強敵》]]の[[コンボ]]まで披露してくる、一撃死が怖い対戦[[相手]]である。
[[NIGHTMARE TROUBADOUR>ゲーム付属カード#NT]]では、ポイント稼ぎのために流行。~
この時にはまさに[[オーバーキル]]が目的であったため、[[壁]]を5体並べて[[《アステカの石像》]]・[[《クロスカウンター》]]・[[《結束 UNITY》]]・[[《収縮》]]の併用が基本だった。~
[[OCG]]では不可能であるが、このゲームでは2倍4倍と[[ダメージ]]が増えたのである。~
ボーナスポイントを稼ぐため[[《友情 YU−JYO》]]を入れたりもした。~
また、[[《断層地帯》]]と[[《守護神エクゾード》]]の戦法は[[エキスパート2006>ゲーム付属カード#EX2006]]にて[[《守護神エクゾード》]]が使う[[デッキ]]である。~
おまけに[[《結束 UNITY》]]・[[《モンスターBOX》]]・[[《立ちはだかる強敵》]]の[[コンボ]]まで披露してくる、[[一撃死>1ターンキル]]が怖い対戦[[相手]]である。~

**代表的なカード [#hd830529]
-[[《アステカの石像》]]
-[[《クロスカウンター》]]
-[[《結束 UNITY》]]
-[[《収縮》]]
-[[《銀幕の鏡壁》]]
-[[《モンスターBOX》]]
-[[《立ちはだかる強敵》]]
-[[《バトルマニア》]]

**関連リンク [#ya9680e5]
**関連リンク [#link]
-[[【ウォールバーン】]]
-[[【岩石族】]]

-[[デッキ集]]